創業100年を超える!角弘という老舗企業

皆さんは、創業から100年以上を経ている、角弘(カクヒロ)という企業をご存知ですか?

今回は、青森県に本社を構えるこちらの企業について詳細をまとめていきます。

角弘(カクヒロ)の会社概要

まずは、角弘(カクヒロ)の会社概要から見ていきましょう。

【角弘(カクヒロ)の基本情報】

角弘は、明治16年8月16日に設立された老舗企業です。

取り扱っている商品は、鉄鋼や土木、建設資材、セメント、機械工具、工事用建材、ガラスサッシ、住宅設備機器、生活用品、リフォーム、オートリース、電子機器、保険、太陽光発電、プロテオグリカンなどとなっています。

 

営業所は、東北地方が中心です。

事業拠点が25ヶ所、石油サービスステーションが16ヶ所、専門店が10ヶ所、プロテオグリカンの研究所が1ヶ所あります。

従業員数は現在約330名が在籍しています。

 

【角弘(カクヒロ)の経営理念】

 

角弘(カクヒロ)の経営理念は、「よい商品を、より安く」というものです。

 

これは、長きに渡って変化に対応してきた角弘だからこその経営理念だと言えます。

建設関係の商品から日々の暮らしまで幅広いサポートを行っている角広ならではでもありますが、この経営理念があったからこそ地域や社会のニーズに応えられていたのではないかと考えられるでしょう。

 

この経営理念は、時代が大きく変化した今でも変わっていません。

時代の変化によって、地域や社会が望むニーズも変わっていきますが、それにしっかりと対応できるような取り組みを行っているという点も角弘の魅力です。

 

また、謙虚な姿勢を持ち続け、社内で協力し、創意工夫を重ねることで、「人にやさしく暮らしに深く」の精神を忘れない事業を行っているのも角弘の大きな魅力の1つだと言えるでしょう。

 

そしてこれからも、そのような考えを持ち続けた事業展開をしていくことが期待されています。

 

 

【美容面でも様々な商品を提案している角弘】

 

あまりイメージができないかもしれませんが、角弘はフェイスパックやリンゴ酢なども取り扱っています。

 

これらの商品は、プロテオグリカン配合商品専門店であるアレッラPG大館店、アレッラPG能代店、アレッラPG秋田店、アレッラPG問屋町ストア店、アレッラPG弘前店、アレッラPG五所川原店、アレッラPGむつ店、アレッラPG十和田店、アレッラPG青森店で販売されているので、気になるという方はチェックしてみると良いでしょう。

 

テスターも用意されているため、使用感などを試してみたいという方にもおすすめです。

 

角弘は、東北地方を中心に多くの営業を構えています。

明治時代から続く老舗企業でもあるため、東北地方でのは信頼されている企業の1つとなっています。

 

商品のラインナップも非常に豊富で、様々なニーズに応えられるような仕組みも整っていることから、「よい商品を、より安く」、「人にやさしく暮らしに深く」という思いを今に受け継いでいることも分かるでしょう。

 

また、地域社会に寄り添った事業展開を今でも意識していると言えます。

角弘は幅広い事業を展開しているため、どのような会社なのかいまいち分からなかったという方にも、提供しているサービスや行っている事業を紹介していく中で、理解していただけたのではないでしょうか?

 

角弘(カクヒロ)の歴史

 

続いては、角弘(カクヒロ)の歩みについて、歴史を振り返りながら見ていくことにしましょう。

 

【設立は明治時代】

明治政府の財政政策「松方デフレ」の影響で全国的に農民が困窮し負債で苦しんでいた1883年。旧津軽藩家老の大道寺族之助繁禎は他国から粗悪な農機具を高く購入していた農家に「よい商品を、より安く」提供したいと地域の民間人15名の共同出資を募り、弘前農具会社を設立しました。

 

第59国立銀行を創立した大道寺族之助繁禎を筆頭にしていたのですが、15名の民間個人資本による会社の発足は地方では珍しいものだったと言われています。

 

設立当初は、鋼鉄や農具、鋳物などを中心とした農具関連の商品を取り扱っていました。

この頃から、「よい商品を、より安く」という理念は変わっておらず、今に続いています。

 

【角弘の沿革】

 

では、そんな角弘の沿革についても詳しく見ていくことにしましょう。

 

・明治

明治16年8月16日、津軽藩の家老であった大道寺繁禎を中心に弘前農具会社を設立します。

明治31年には、株式会社に組織変更し、弘前農具株式会社となります。

明治40年に、青森氏に青森支店を開設し、事業所が各地に増えていくきっかけとなりました。

 

・大正

大正11年に、会社名を株式会社角弘銅鉄店へと改称し、青森支店を鉄筋コンクリートで新築します。

 

鉄筋コンクリートの建物は、青森市内で初めてでした。

大正14年には、大館出張所と五所川原出張所を開設します。

そして翌15年に、ニューヨーク・スタンダード・ヴァキューム石油会社の代理店になります。

 

・昭和

昭和2年に、フォード自動車会社の副代理店に認定され、弘前市山下町出張所を開設しました。

その後昭和5年になるとフォード自動車会社の青森県下特約店になり、自動車販売部を青森市浦町に開設します。

 

昭和7年には、本店の店舗を改築します。

また、同年には東北で2番目となる石油サービスステーションを弘前市代官町に開設する運びとなりました。

 

翌8年には、設立50周年式典が挙行されます。

また、津軽急行自動車(株)を設立したのもこの年です。

 

昭和21年には青森日産自動車販売(株)も設立しています。

昭和36年に会社名を株式会社角弘に変更し、青森市に本店を移転しました。

 

その後、毎年のように出張所や石油サービスステーションなどを各地に開設していきます。

また、株式会社角弘に変更したことをきっかけに、関連会社も増えていったのです。

 

・平成

平成に入ってからも、支店や関連会社をいくつも設立しています。

 

平成13年には、あずまシティー浜館宅地分譲プロジェクトもスタートしています。

平成17年には、初めてのセルフスタンドであるエクスプレス南大町SSを弘前市に開設します。

 

これは、ガソリンスタンド業界に大きな影響を与えたと言っても過言ではないでしょう。

平成19年にプロテオグリカン研究所を開設し、プロテオグリカンに関する研究もスタートしました。

そして、平成30年には創立135周年を記念するイベントなどが行われました。

 

角弘(カクヒロ)は、このような歴史を歩んできました。

現在のように様々な事業を行えているのは、これまでの歩みがあったからこそだということが沿革から見て取れるでしょう。

 

角弘(カクヒロ)の事業内容

 

続いて角弘の事業内容についてご紹介していきましょう。

 

【角弘(カクヒロ)の事業内容】

 

角弘の事業内容としては、建設資材や土木資材、住宅建材の卸売だけでなく、生活用品や燃料、保険、リースなども手掛けています。

 

他にも、農業資材の販売や諸建設専門工事請負、ガソリンスタンド経営、燃料卸小売、プロテオグリカン製造販売、カルリン製造販売などその事業は多岐に渡っているのです。

 

角弘は以前から、「建設から暮らしまで」をキャッチコピーとし、生活をより快適にすることをモットーにしてきました。

 

総合商社だからこそできる企画力を存分に発揮し、トータル的に営業サポートできるような事業内容となっています。

 

 

【元々は農具及び一般金物の販売から事業がスタートした角弘】

 

現在の角弘は様々な事業を展開していますが、創業当時は農具及び一般金物の販売を目的としてスタートしていました。

 

歴史を辿ってみると現在まで多くの苦難を乗り越えて、より暮らしが快適になるように工夫しながら事業展開を行ってきたことが分かります。

 

現在、角弘は青森地区5ケ所、弘前地区7ケ所、五所川原地区4ケ所でガソリンスタンドの経営、それぞれの母店となる燃料センターではLPGを含め燃料卸小売まで行っています。

 

全部で16ヶ所にある角弘が経営するガソリンスタンドには、角弘の製造しているプロテオグリカンを配合した化粧品を合わせて販売しているそうです。

 

驚くべきは、このガソリンスタンドに男女別に使用できるシャワー付きのトイレを完備している点でしょう。

快適な空間を提供したいという思いから、ガソリンスタンドにもシャワー付きトイレを完備するなどの配慮を心掛けていることが分かります。

 

また、ニコニコレンタカーの青森三内店・青森荒川店・弘前堅田店でレンタカーサービスにまで事業を展開しています。

他にも、角弘の事業内容にあるプロテオグリカンを販売しているプロテオグリカン配合商品専門店も多数出店してきているのです。

 

多岐に渡る事業を進めながらも「人にやさしく暮らしに深く」が根付いているため、暮らしに寄り添う商品を提供するために事業を展開していると言えるでしょう。

 

【カクヒログループを構成している角弘】

 

角弘は、鉄鋼や建材を取り扱っている商社として東北地方の5県に渡り拠点を置いています。

青森県内にはガソリンスタンドや化粧品・健康食品を販売する店舗も出店しています。

 

カクヒログループは、青森県内にあるITから建設まであらゆる事業を展開している企業9社で構成されています。

 

カクヒログループの年商は700億円以上ともされており、青森県下で一大企業集団としてその名は知れ渡っています。

 

カクヒログループの概要としては、情報処理関連では(株)青森電子計算センター、(株)ビジネスサービス、(株)青森共同計算センターがあります。

 

建築資材・製造加工関連の企業としては、角弘エスアンドエー(株)、角弘生コンクリート(株)、畑中産業(株)が名を連ねます。

店舗・住宅設計施工・リフォーム関連企業には、弘前工業(株)、(株)カクヒロ船場、建設資材販売関連企業には八弘産業(株)、これらの会社を組合員とした協同組合カクヒログループがあります。

 

9社もの企業がカクヒログループとしてまとまっています。

それぞれ行っている事業は異なりますが、角弘の事業展開を広げるものになっているのではないでしょうか?

 

多岐に渡る事業内容は、様々な企業が力を合わせながら支え展開しているのでしょう。

 

角弘(カクヒロ)が描く企業の将来像

 

角弘(カクヒロ)の歴史や事業内容から、現在に至るまで時代の変容に対応した経営戦略を取りながら、様々な事業を展開して発展してきました。

 

創業するきっかけとなったのは、西南戦争でのインフレ問題です。

全国で農家が粗悪な農機具に高い値段を付けられ、困窮しながらも購入せざるを得ない状況でした。

 

地元の農家に「よい商品を、より安く」農機具を提供したいという思いから、地域で出資者を募り「弘前農具会社」を設立したところから始まっています。

 

その創業当時の「よい商品を、より安く」という思いは現在もそのまま受け継がれており、角弘の企業理念にもなっています。

 

創業から136年経過していますが、今もなお企業理念を変わらずに発展し続けている企業は多くはないでしょう。

 

現在は、農機具や一般金物の販売以外にも、鉄鋼・建材の販売、ガソリンスタンドの経営、化粧品・健康食品の販売などの事業展開を見せています。

カクヒログループも建設からIT分野まで幅広い企業9社から構成されており、これからのさらなる角弘の発展を期待することができるでしょう。

 

角弘の会長である小田桐氏は、「100年先、さらにその先まで生き抜く体力を持ちたい。そのためにも新規事業に挑戦する」と述べています。

 

新規事業に挑戦していくことで、100年先、さらにその先の未来に向かって前進していることにつながっているのだと考えていることが分かります。

 

新しい事業に挑戦をしていくことで、より時代の流れに合わせた事業展開ができるのでしょう。

現会長の小田桐氏が社長就任後の翌年に、プロテオグリカン研究所というプロテオグリカンを抽出するための施設を開設しました。

 

それまでは、プロテオグリカンの製造販売は行っていなかったのですが、新しい挑戦として化粧品業界でヒアルロン酸・コンドロイチン酸と並ぶほどの健康素材であるプロテオグリカンに目をつけました。

 

抽出技術を開発できた当時は、1グラム3000万円とも言われていたほど希少なものでしたが、量産化に成功し、あらゆる化粧品・健康食品メーカーに卸売したり、自社でも化粧品や健康食品を製造販売するまでに至っています。

 

今や、地元局で流れている角弘のCMソングは、有名で耳にも馴染みやすく子どもからも人気が高いCMとなっています。

 

地域に根差した事業展開をしてきた角弘は、2017年に経済産業省から「地域未来牽引企業」としても選定されました。

 

時代の変化に柔軟に対応しながら、地域経済の発展と青森経済界を牽引している角弘は、これからもさらに新たな事業に挑戦しながら、進化の歩みを進めていくことが考えられます。

 

角弘の描く将来像は、これからもどんどん新規事業を展開しながら発展し、より暮らしに寄り添う企業となり続けることだと言えるでしょう。