BeerandTech(ビアアンドテック)の植物EC「HitoHana」の評判は?

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企業の評判DBをご覧いただき、ありがとうございます!編集部のしまじろうです。
今回は、株式会社ビアアンドテックの評判について調べてみました。

 

■評判の機会を作ろうPJとは?

まだまだ規模が小さく、サービス・商品・採用系の評判が存在していない(又は少ない)企業をピックアップして、今後の「評判」の増加に貢献しようというプロジェクトである。

 

本題に入る前の「問いかけ」はこちら。

 

「あなたの家に植物はありますか?」

 

全然興味ないよって人もいると思います。ただ、以外にちょこっとしたものも含めると家に何かしらの植物があるって人は多いのではないでしょうか?

そして、追加で「その植物どこで購入していますか?」と聞いてみたいです。と言いますのも、このBeerandTechは植物の通販サービスを展開しているからです。

通販の中でも「植物」に特化しているといいう部分がポイントです。

サービス名は「HitoHana(ひとはな)」となっていて、植物はもちろんのこと、花瓶や鉢カバーまで取り扱っているユニークなサイトです。

BeerandTech(ビアアンドテック)の評判はもちろんのこと、「HitoHana(ひとはな)」の強み、今後の展開まで、幅広く評判を掘り下げていきます!

 

どんな会社?BeerandTech(ビアアンドテック)を知ろう!

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花卉業界の未来を作る

BeerandTechのビジョンは「ビジネスとテクノロジーの力で、古い産業の未来をつくるために設立されました。」となっています。

「古い産業」ってなんだろう?と気になるところですが、今のところ花卉業界のことを指しているようです。

以前、雑誌やテレビで見たことがあるのですが、花卉業界はまだまだ古い体質が残っている部分が多く、新しいことにチャレンジしている企業が少ないと聞いたことあります。

 

飲食店の予約サイト「スマート予約」から出発?

珍しい経歴を持っているので、少し紹介しておきます。創業当時は、花卉業界とは全く関連性のない飲食店の予約サービスを運営していたのです。その名も「スマート予約」

機能等は端折りますが、話題性もありそこそこ利用者もいたようです。ただ、紆余曲折があり、サービスを続ける意義が見いだせなくなったようです。

そして、一からビジネスを考えていたところ、花卉業界に目をつけたという経緯となっています。

 

流通革命を起こす

代表の森田憲久さんの実家は花の生産者だったことがきっかけで、既存の流通経路に疑問を感じて今の事業を立ち上げています。一次産業は最近、この「流通」の見直しが進んでいる傾向があります。

例えば、「魚」の分野では羽田市場という会社が、空港から卸を通さずに直接飲食店などに届けるというサービスで伸びています。

道の駅では、生産者が直接売り場に商品を並べて値付けまで自分達でやってしまうというブームが起きています。HitoHanaの強みもまさにこの「流通」にあります。

生産者とユーザーを直接繋げるようなスキームを組んでおり、店舗を持っていないので当然のことながら人件費や家賃が削減できますし、卸がいないので中間マージンも削減できるという仕組みになっています。

それだけ価格に転嫁できるということですね。

 

商品数に強み、業界5位に成長?

調べてみると、どうやら花卉業界で通販サイトに特化してぐいぐい成長している企業は少ないみたいです。

一般的にイメージできるお店だと、青山フラワーマーケットが一番分かりやすいでしょうか。確かにお花屋、植物屋って通販サイトあまり印象にないですね。

HitoHanaはそこをビジネスチャンスだと捉えて、SEO対策や商品バリエーションでアクセス数で既に業界top5にランクインしているということでした。すごい。これだけ若い会社が業界で上位にランクインできるってすごいことですよ。

 

評判を知ろう!

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さて、実際の口コミ・評判を調べてみたいと思います。

HitoHanaはアクセス数からも非常に多くの方が利用していることが予測できますが、ユーザーが何に魅力を感じたのか、逆に何に不満を感じたのかを見ていきましょう。

 

梱包・装飾の良い評判

HitoHanaの利用者で特に多かったのが、梱包や装飾に関する内容です。
無料で受けられるサービスも充実しているだけあって、満足している利用者が多いような印象を受けました。

いくつか実際の口コミ事例をご紹介しておきましょう。

スムースかつ迅速に商品を届けていただきました。特に、丁寧な梱包に感服しました。

 

胡蝶蘭の花も綺麗で、立札も丁寧に立てられており、大変すばらしい商品でした。

 

色目で迷った時のお任せラッピング、立派な木札の無料サービス、配送時のパッケージの引取りもしていただきました(東京都内でした)出荷時の写真まで送っていただき、見事なお花で大満足でした。

 

配送の良い評判

後ほど紹介しますが、配送に関しては改善要望が多数見られています。ただ、良い内容も多数あり、利用者によっても印象が違うようです。まずは良い評判からご紹介しましょう。2.5で改善点をご紹介します。

指定した日時に配送できるようにと、とても親身にご対応いただきました。

 

大事な取引先へ急ぎのお願いにもかかわらずスタッフさんに迅速な対応をしていただき大変助かりました。

 

配送時に時間調整してもらい、また配送時のゴミなどがないのは助かります。

 

接客の良い評判

梱包や装飾と並んで目立っていたのが、接客に関する良い評判です。「丁寧」「早い」等の言葉が多く見られており、スタッフの対応に不満を持っている方はほとんどいませんでした。

メールの行き違い等で連絡がとれなかったと書いている方もいましたが、それ以外は見られていません。

 

スタッフの方々も大変丁寧親切で、気持ちの良い買い物ができました。

 

電話対応して下さった方も感じの良い方でした。

 

確認の電話対応など、人柄も感じることも出来、安心したお取り引きが出来ました。

 

HitoHanaの特徴的な評判

評判を調べて分かったのですが、HitoHanaに良い印象を持っている一つとして、「配達前の写真」があるようです。どうやら配達前に写真を送ってくれるサービスがあるようで、これが好評でした。

ECですから、実際の商品がどのようなものかが分からないケースがほとんどだと思います。そういった不安心理を払拭してくれるサービスとなっていて、好評の声が多く見られています。

 

配達前に商品の準備が出来た段階で写真が届くためどんなものが届くのかわかるので安心できました。

 

木札や、商品頭すべて写真確認できて安心しました。

 

配送の改善点

HitoHanaの改善点として多く見られたのは「配送」です。指定の時間帯に届かない、配送業者の対応が悪かった等の口コミが見られています。

HitoHanaには直接的に関係ない内容ではありますが、利用者からするとそれも不満点になってしまっているようです。配送業者を変えたほうが良いとまで書いている人もいましたので、今後の課題点となりそうです。

 

配送業者が最悪でした。

 

時間指定通りに届かなかったことが残念でした

 

配送業者さんが8号植物が入った大きな段ボールを一人で運んだせいか、開封すると土がバラバラと飛び散り、それだけは不満。

 

評判を一刀両断!あなたは信じる信じない?

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さて、この企画では、上記で記載した評判情報を客観的な視点から一刀両断しようというものです。

 

梱包・装飾・無料サービスについて

梱包や装飾については、概ね信頼が持てる内容なのではないかと思います。

全てに共通した内容が書かれているという点と、商品以外のラッピングやカード等に力を入れているという点から、梱包系の評判が出てくるのは納得できました。

 

サイトの使い勝手は?

あまりサイト自体の使い勝手に言及している内容がありませんでしたので、私のほうで客観的な視点からコメントを入れておきたいと思います。

私がサイトを見ていた感じですと、鉢の大きさは分かったものの、全体としての大きさが分からいのが残念だなと感じました。私の見落としかもしれませんが、もう少し目立つところに全体の大きさが書いてあっても良いかなと思います。

楽天で家具等を買い物をする時は、必ず目立つところにサイズの記載があります。

あと、サラリーマンやOLの視点から見てみると、やはり胡蝶蘭のニーズが高いのかなと思います。本社の移転なんかには胡蝶蘭を送りますよね。サイト内には「お祝いの胡蝶蘭」という項目があり、用途別に細かくカテゴリが別れています。これは分かりやすくて良いです。

 

サイト内評価の充実

少し注目して掘り下げてみたいのが、サイト何の「お客様の声」という部分です。「★」の記載がありますが、パッと見ただけだと「誰がどのように評価したのか」が少し分かりづらいのかなと感じました。

目立つところに「お客様の評価の平均点」とかを入れておくと良いかなと。

 

配送の評判について考えてみる

配送について改善点が多く見られましたが、まずはHitoHanaとは別の会社が配送を請け負っている可能性が高いという点は認識しておくべきだと思います。

私自身の感想ですが、配送に関するクレームは、HitoHanaと配送業者の両方に言ったほうが良いと思います。

ネットの評判だと、配送がきちんと時間帯通りにきたという方も多いという点は認識しておくべきでしょうね。悪い情報ばかりが目立ちますが、良い情報は特にネット上に書き込もうとも思わないですからね。

一部の悪い情報が目立っている状況であるというのも知っておきましょう。

あとは、不満を持っている方の配送の時間帯や連絡の仕方などなどの経緯や背景情報がないと判断ができないとも思います。例えば、配送業者が届けてくれているのに受け取れず再配達になってしまって遅延した等。

そもそも、その方が受け取れる段通りをとっているかどうかも少し見ておかないといけませんね。

 

植物EC市場について議論してみてみた

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この企画は、調査した「評判」をベースにして、会社のこと・商品のこと・サービスのこと等、あらゆるトピックについて自由に議論してみようという企画です。

 

植物ECの市場は伸びるか

この項目では、編集部のにっしーとの議論をそのまま掲載したいと思います。

しまじろう
突然だけど、植物ECって伸びると思う?
にっしー
植物?お花ですか?
しまじろう
お花というより、パキラとか観葉植物とか、胡蝶蘭とか、植物って感じのやつ
にっしー
あーそっち系ですね。一応、うちにも百均で買った小さなサボテンがありますが、そういった簡易的な植物を置いている人なら多そうですよね
しまじろう
確かに。最近、イケアや百均なんかでも植物ってやたら低価格で大量に置いてあるよね。伸びてるのかね?
にっしー
どうなんでしょうね。伸びているかは分からないですが、「エコ」的な雰囲気は高まってきていますよね。需要は増えている感じします
しまじろう
おー確かに。その視点はなかった。オフィスビルの壁に緑を設置したり、オフィスにも緑を取り入れたりする企業が増えているってのは聞いたことあるね。なるほどー。そういった観点の需要もあるね。
にっしー
ちなみに、今回の植物ECのサイトは個人のお客さんがほんとんどなんですかね?
しまじろう
そうみたいだね。個人と言っても実際には会社絡みで使用している人もいるかも。
にっしー
前にカンブリア宮殿で日比谷花壇が出てましたけど、お花業界はまだまだ改革が進んでいないみたいなこと言ってましたよね
しまじろう
それね。たぶん通販市場も伸び代まだまだあると思うよ。利用者からすれば、通販で購入することで中間マージンを省けるから安く買えるわけだよね。卸は戦々恐々としているかもしれないけど、世の中のトレンドとして中間マージンをできるだけ省くという流れは止めることはできないよね
にっしー
そうですね。インターネットで買い物をするのが当たり前の時代ですからね~。生産者と商品者がダイレクトで繋がる機会がすぐにできちゃいますね

 

評判会議の議論まとめ

今回は、「植物EC」という市場について議論してみました。

考えてみると「エコ」というワードは今後も継続的に需要が増えてくると思いますので、エコの観点で見ると、植物ECのニーズはこれから増えてくるのかもしれないと感じました。

つまり、植物にコストをかける企業が増えてくるのではないかと。働き方改革が推進されていますが、もちろんオフィス環境は重要なわけです。

「オフィス環境どうすれば良くなるの?」と議論になった時に、「まず植物をもっと配置してリラックスできる空間にしようよ」とか「植物少なくね?」みたいな意見が出てきそうですよね。

 

企業情報まとめ

BeerandTech

簡単に会社概要をまとめておきます。

社名株式会社Beer and Tech
所在地埼玉オフィス:〒331-0054 埼玉県さいたま市西区 島根802-2

東京オフィス:〒151-0053 渋谷区代々木1-29-5 YKビル4階Connecting The Dots
代表者森田憲久
運営サイトHitoHana
HitoHana for Business​
Hito Hana Note(ひとはなノート)
ビジョンビジネスとテクノロジーの力で、
古い産業の未来をつくるために設立されました。

 

著者の視点

BeerandTech

さて、ここまで株式会社BeerandTechを調べて様々な角度から分析してみましたが、いかがでしたでしょうか。個人的には、花卉業界に大きな変革を起こす可能性がある企業だと感じました。

商品数が多いことがセールスポイントになっているみたいですが、例えば、「お花」の取り扱いはまだまだないので、ここを拡充していくのであればもっと需要を見込めるはずです。

それこそ、日比谷花壇と青山フラワーマーケットのような花卉業界の大手が持っているシェアを取りにいけるポテンシャルがあると思います。

大手は、生活の中に植物やお花を取り入れるような市場のパイを広げる活動も行っている印象です。市場のパイを広げるという観点だと、インターネットは地域が関係ないはずですので、全国のニーズに対応可能ですし、「海外」という視点もありますよね。

インターネットという視点で見れば、既に大手のECが取り扱っている商品も多いはずです。

例えば、私が友達に引越し祝いで植物をプレゼントする時は、まずは楽天かAmazonで調べるかもしれません。利用者へどう認知させていくのか、今後のマーケティング戦略も非常に重要です。

いずれにせよ、今後の展開に期待が持てる企業だと思います。花卉業界にどのような「変革」をもたらすのか、楽しみです。