鷲津メッキ工業所の社員からの評判は?採用情報なども紹介!

《この記事については、アフィリエイト・取材費の提供等を目的として掲載をしています》


有限会社鷲津メッキ工業所は、1961年に創業されたメッキ加工の会社です。60年以上メッキ一筋で事業を続け、自動車業界の発展を支えています。
近隣の住宅や自然環境のことを考え、工場の移転などを行いながら事業を続けてきた鷲津メッキは、どのような歴史を歩んできたのでしょうか。また、社員からの評判はどのようなものになっているのでしょうか。
採用情報と共にご紹介していきたいと思います。

有限会社鷲津メッキ工業所とは

鷲津メッキ工業所は、創業から60年以上自動車部品のメッキ加工を行っています。創業当時は東海道鷲津駅の近くで営業していましたが、その後現在の住所に工場を移転しています。
メッキ技術には強いこだわりを持ち、4名の1級メッキ技能士が高品質で高い信頼性のある製造を支えています。
周辺の環境にも配慮した事業を長く続け、若い世代の方への技術の継承にも力を入れているようです。

会社概要
会社名 有限会社 鷲津メッキ工業所

所在地 静岡県湖西市新居町内山1214-2

電話 053-595-3456

創業 1961年12月

資本金 500万円

従業員 正規社員 49名、非正規社員 約32名

事業内容 自動車金属部品の各種メッキ処理

製品
亜鉛メッキ、錫メッキ、ニッケルメッキ、無電解ニッケルメッキ、亜鉛鉄合金メッキ、 亜鉛ニッケル合金メッキなどのメッキ品

設備
静止亜鉛ライン、バレル亜鉛ライン、無電解ニッケルライン、バレルニッケルライン、バレルスズライン 複合ライン、静止亜鉛ニッケル(高Ni)ライン、クロム酸・黒染めライン、静止Snライン(新設)

鷲津メッキ工業所の歩み

鷲津メッキ工業所の移転のきっかけは、周辺地域に住民が増えたことにもありました。また、受注が増えて環境への対応や自動化を進める必要も出てきたため、緑豊かな現在地に新工場を建設しています。

また、工場からほど近い浜名湖の自然環境を守るため、最新のテクノロジーを駆使した設備を置いて有害物質を取り除き排水するなど、環境保全にも努めています。

沿革
1961年 (昭和36年)
鷲津メッキ工業所 創設

1968年 (昭和43年)
工場移転 (鷲津)

1970年 (昭和45年)
浜名湖電装(株)様と取引開始

2002年 (平成14年)
ISO9001 認証取得

2010年 (平成22年)
工場移転 (現在地)

2011年 (平成23年)
ISO14001 認証取得

社員からの評判は?口コミ紹介

鷲津メッキ工業所の公式ホームページにある社員の口コミをご紹介します。

2016年入社の女性社員 製造グループ

入社3年目で製造を担当しています。
最初は何もわからず配属されましたが先輩たちに一から教えてもらい、入社当初に比べて教えてもらったことが言われなくてもできるようになったと思っています。

仕事は自動車部品にメッキ処理をする仕事です。色々な形状に加工された製品を一個一個製品同士が当たって傷にならないように気を付けながら治具にかけて自動装置でメッキ処理をします。
メッキ処理前後に製品の素材不良やメッキ不良が無いか?などをチェックして良品だけを出荷します。

最初は初めて経験する事だらけで自分にもできるのか不安でしたが、経験とともに作業や検査の能力が向上し作業がスムーズにできるようになりました。
メッキ前は金属の色だったものがメッキ処理をすることで光沢が生まれ、世界中で走っている自動車の一部になっていることを考えると誇りに思えます。

鷲津メッキでは女性も多く活躍されています。入社3年目の女性社員の方は、初めての経験ばかりだったものの経験と共に作業がスムーズにできるようになったそうです。
自分の仕事が世界中を走る車の一部になっていることを誇りに思えるのは、やりがいにもつながるのではないでしょうか。
仕事内容は先輩に一から丁寧に教えてもらえるため、安心してスキルを身につけられると思います。

2021年入社の男性 製造グループ

製造グループに所属しており、治具掛け、治具外し作業を担当しています。
最初は先輩たちについていくのが精いっぱいで必死に作業していましたが、先輩たちの丁寧な指導で、今では自分から率先していろいろなことが出来るようになりました。
今後は、資格を取得したり、いろんなことにチャレンジしたいと考えています。

最初は先輩についていくのがやっとだったというお話ですが、丁寧な指導のおかげでできることがどんどん増えていったそうです。
ただ教えてもらえるだけでなく「丁寧に」という部分が重要だと思います。その丁寧さを後輩に教えることができるので、良い循環が生み出せると思いました。
資格取得も目指すことができる環境なので、会社と共に自己の成長にもつなげられる環境となっています。

メッキ加工の技術について

メッキは金属の表面を加工する技術のことですが、その歴史は古代メソポタミア文明までさかのぼります。およそ3500年前です。
かつてメソポタミアでは耐食性や装飾性を上げるため、鉄器や装飾品に錫メッキが施されていました。錫は沸点が低く、溶かした錫を塗ることでメッキ加工ができたのです。

日本にメッキ技術が伝来したのは、仏教の伝来と同時期といわれています。およそ550年ごろです。中東からシルクロードを渡り、中国などを通してメッキ技術が伝わりました。実際に、奈良時代に建てられた大仏などにもメッキ加工が施されています。

長い間置換メッキという技術で行われてきましたが、1800年代にイタリアで電気メッキが開発されました。日本では江戸時代末期にオランダから電気メッキが伝来し、1855年に薩摩藩の島津斉彬によって初めての電気メッキでのメッキ加工が行われています。
近代に入ると、ニッケルメッキの工業化に成功したことで、日本の電気メッキ工業が盛んに行われるようになりました。これが現在のメッキ業界へとつながっています。

メッキ加工は、鷲津メッキ工業所が主に扱う自動車部品だけではなく、様々な機械の部品で行われており、機械の部品になくてはならない技術です。
何千年と受け継がれ、進化してきた技術がいま私たちの目の前にあるものだと思うと、歴史の流れを感じます。

まとめ

今回はメッキ加工を扱う有限会社鷲津メッキ工業所をご紹介しました。
60年以上にわたりメッキ一筋で自動車業界の発展を支えている鷲津メッキ工業所は、工場の移転などを経て現在の静岡県湖西市に本社を構えています。

メッキ加工については4名の1級メッキ技能士によって、高品質で高い信頼性のある製造が支えられています。
鷲津メッキ工業所の社員の方の口コミを見ると、先輩方から丁寧に仕事を教えてもらえるという内容が見られました。
何もわからずメッキ加工を始めた方も、一から教えてもらったことで今では言われなくてもできるようになったそうです。

また、経験と共に作業や検査の能力が向上しスムーズにできるようになった、という声もありました。
丁寧に教えてもらうことでそれが身につき、また後輩へも教えることができるようになるという良い循環が生まれているのではないでしょうか。

また、自分がメッキ加工した部品が自動車の一部となり世界を走っているのだと考えると、誇りをもって仕事ができる、ということがやりがいに繋がっているそうです。
3000年以上の歴史を持つメッキ加工は、その時代の技術と組み合わせることで形を変えて現在まで残り続けました。
今も多くの工場でメッキ加工の職人の技により生み出されています。

人の役に立つものを作りたい、メッキ加工の技術をもっと詳しく知りたいという方は、鷲津メッキ工業所への応募を検討することをおすすめします。