『モンハン』が世界で1,000万本を突破!株式会社カプコンの遊文化

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こんにちは!企業の評判DBをご覧いただき、ありがとうございます!編集部のしまじろうです!

今回は、株式会社カプコンの評判について調べてみました。

■企業の評判DBとは?

企業の評判をデータベース化して、経済活動を活性化させる!」をビジョンとして、企業の情報をデータベース化するプロジェクトです。

株式会社カプコンは、日本有数のゲームメーカーです。『モンスターハンター』や『ストリートファイター』、『バイオハザード』など、人気なコンテンツが多数揃っています。

『モンスターハンター』は全世界で1,000万本を売り上げる大ヒット商品です。

 

どんな会社!?株式会社カプコンを知ろう!

株式会社カプコンは、1979年設立、1983年創業の比較的新しい会社になります。約30年の歴史があります。

本社は大阪府大阪市に位置しており、事業規模の割に日本に存在するグループ会社は少ないです。ヨーロッパやアメリカ、アジア、東南アジアといった主要な世界各国に支社を持っています。戦略的なグループ経営により安定した業績を保っています。支社それぞれ決定権を持たせているのでチャンスを逃さない体制が整っています。

直近の活動としては急速に拡大するスマートフォンの波に乗ってカプコンの人気シリーズをたくさん遊べるように力を入れています。

 

競合他社との違い・強みは?

株式会社カプコンの事業内容は、主に家庭用テレビゲームソフトの開発です。

『ストリートファイター』や『逆転裁判』、『モンスターハンター』に『戦国BASARA』といった人気シリーズが好評を博しており、その人気が途切れることはありません。子供だけでなく、大人も楽しめるようなソフトが揃っています。

最近の活動内容としては、オンラインゲームやモバイルコンテンツに力を入れています。特に海外のユーザーに目を向けた企業戦略をとっているのが強みです。現地のスタッフを雇うことにより、全く違った視点でゲーム開発が出来るのでこれまで見たことの無い斬新な内容を生み出すことが出来る環境が整っています。

 

採用に関する評価はいかに?

次に株式会社カプコンの採用系に関する口コミをご紹介します。良いものと悪いものそれぞれみてみましょう。

良い口コミに関して、最初から最後まで就活生の面倒を気にかけてくれるということです。「就活生に手厚い」という意見はたくさん見受けられました。

カプコンを目指す就活生は、カプコンを第一志望か第二志望など本命に近い所に置いている人が多いため、当然期待も大きいです。中には残念ながら不採用になった人も大勢いますが、不採用だった学生も高評価をつけていましたから、「就活生に手厚い」という評価は本物といってよいでしょう。

受かった就活生に対してのアプローチはもちろんのこと、残念ながら落ちてしまった就活生に対しても必ず連絡のメッセージを送ります。受かった就活生にはすぐにメッセージが届くと言うのが通常の会社ですが、カプコンは落ちてしまった就活生にも同様か少し遅いくらいの早さで連絡します。これにより、早く次の就職活動に専念できるように後押ししているのです。

また、「面接と筆記の試験のバランスが程よい」という意見がありました。これは会社によってどちらに重きを置くか判断が大きく分かれますが、ゲーム会社にとって最も大切な視点は、クリエイティブセンスです。普通の人が思いつかない斬新な発想をいかに多く形にできるかにかかっています。筆記を重要視していると、いざというときの行動が疎かになり、他社に先を越されてしまいます。

一方で、面接を重要視すると、行動は出来ても考えることが疎かになってしまい、先を見通す力が半減します。新規採用するのであれば、「今の会社にはいない新しい風をふかしてくれる社員」をできるだけ多く採用する事が至上命題です。カプコンは会社一丸となって就職試験に力を入れているので、筆記と面接どちらも同様の力を入れられるのです。

しかしながら、デメリットとして「時間帯が読めない」というコメントがありました。ゲーム会社なので、職種によって様々な時間帯での出勤になります。「いつ呼び出されても出勤できる柔軟さ」を会社に入る前に感覚的に身につけておくことは、重要です。カプコンがさらなる成長を遂げるためには、人並みに頑張っているようでは足りません。いかにして他の就活生より秀でているポイントを生み出すかが重要になります。

「カプコンは就活生を試している」といっても過言ではありません。不規則な生活にならないように十分睡眠を取って、他の時間を極力削ることで、カプコンにどうしても受かりたいという熱意を採用係に届けることが重要です。たとえカプコンを不採用になってもそれはどこかで必ず活かせます。

 

商品に関する評価はいかに?

株式会社カプコンの商品・サービス系に関する口コミ・評判を検証してみたいと思います。

ゲームは、総合的なクオリティが非常に高いです。最近ではより立体的に見えるような3D、4Dに力を入れるゲーム会社が多いのですが、ポリゴン化すれば良いものではなく、時間をかけてキャラをより立体的に作り込まないと非常にチープなものになってしまいます。

カプコンは一つのソフトを作るのに、かなりの年月を費やしてリリースへと持ち込みます。たとえシリーズものといえども、かなりの年月を費やします。もちろんすべてのソフトが大ヒットとなるわけではありませんが、それでも大失敗がないので、会社として安定した業績を保っているのです。

また、操作や内容が分かりにくいソフトに関しては、初心者でも理解しやすいように体験版を導入しているのもカプコンの特徴です。これはよほどの自信と余裕がないと実行しにくい取り組みなので、斬新なアイディアといえます。ゲームのパッケージやCMだけでは、そのゲームを始めてやる人にとっては不十分です。

どのような内容かは、実際にやってみなければわかりません。カプコンの公式サイトでは、体験版をみることができるので購入前からどんな商品かイメージがつきやすいのです。

例えば、『逆転裁判』は、実際のシナリオをわかりやすい説明付きで体験できます。パソコンで体験しにくい『ストリートファイター』などは、大きな大会を開いてその動画をユーチューブなどで流すことで、実際にプレイしているかのような躍動感を味わえます。カプコンのソフトは、躍動感のあるアクション性を表現することが強いので、この点を上手くPR出来ています。

一方でデメリットですが、海外に支社がある強みが半分程度しか活かせていないという意見が見受けられました。これは外国人のスタッフが作ったゲームの逆輸入製品を日本に持ち込むことです。確かに簡単なことではないですが、日本の会社にプレゼンテーションすることは可能です。

カプコンの中で賞を設けて、賞品なり賞金なりでスタッフの意欲をかき立てます。良いものを作るには多大なるモチベーションが必要になるので、経費をかけても良いでしょう。内部で競争して勝ち取った権利を、外の世界に向けてゲームという形で解き放ちます。優秀賞を取った作品を社員全員でバックアップすることで、新たなるヒットシリーズを生み出せる可能性が高まります。

このように、カプコンの本社と支社が世界中に存在する強みを活かした企業運営をすると、さらなる成長が見込めます。単なるゲーム会社から総合エンターテイメント会社へと成長を遂げる可能性を秘めています。

 

総括

商品に関する評価は非常に高く、良いコメントが8割を占めていました。ゲーム会社である以上、面白くなければ会社としての発展は望めません。

もちろん30年もの歴史のあるカプコンなら、シリーズものを定期的にリリースすれば、苦労なく一定の利益を得られます。しかし、それでは会社としての成長は止まってしまい、ユーザーとのコミュニケーションが途切れてしまいます。

消費者のニーズは絶えず変化しますから、カプコンも新しい分野を開拓していくべきです。ゼロから商品を作り出すのは非常に困難で、莫大な費用がかかりますが、カプコンにはこれまで蓄積したゲーム会社としての歴史があります。

数多くヒットした商品に共通する事項を分析すれば、自ずとユーザーが求めるものにたどりつきます。あとはチーム作りです。過度に仲良くする必要はありませんが、仲間と切磋琢磨し協力しあって、優良コンテンツを世に送り出さないといけません。カプコンでは、社内でコンテストを設けており、優勝した企画は社員全員でバックアップをします。

また、カプコンは採用に非常に力を入れており、他人の幸せについて本気で考えられる人を積極的に採用することで、新たな風を吹かそうとしています。ヒット商品の開発は決して楽な道ではありませんが、こうした良い人材の採用が世界規模で波及する熱風となることでしょう。