こんにちは!本日は、関西電力株式会社について取り上げます。関西電力株式会社と言えば、言わずもがな、近畿地方(近畿地方2府4県+福井県)を営業地域とする電力会社です。関西電力の事業内容や職場環境についてまとめました。
会社概要
まずは、関西電力の会社概要や歴史・沿革について確認しましょう。関西電力は太平洋戦争後の1951年に設立されました。戦後の電気事業を再編し関西方面への安定した電力供給をするために、戦時中に発足した「関西配電」と「日本発送電」を再編して関西電力が設立されました。
電力は人々の生活になくてはならないものであり、関西電力は設立後ずっと安定的に成長を続けています。現在では関西財界を牽引する主要企業の一つとなっています。
関西電力の近年の活動内容として注目されるのは、ガス事業への参入です。電力だけではなく、総合的なエネルギー供給事業としての地位を確立させることを目指しています。
事業内容
関西電力の事業内容は関西方面への電力供給です。電気は私たちが生活するうえで欠かせないものですから、ある意味関西電力ほど関西に住んでいる人にとって身近な存在である会社は存在しないのではないでしょうか。
電力の自由化に伴い、関西電力を取り巻く環境は大きく様変わりしました。かつては関西圏の電力を全て担ってきた関西電力ですが、自由強化によって関西方面にも新規参入する企業が多くなっています。
しかし、関西電力には長年関西で電力を供給し続けてきた実績と、ほかの新規参入企業では決して築くことのできないネットワークがあります。長年関西で電力を供給し続けてきたという経験は何よりの強みです。
実際に働く人の声
関西電力で実際に勤務している人は自社のことをどのように評価しているのでしょうか。口コミをチェックしてみましょう。
・会社内では頻繁に勉強会が開かれています。業務の内容に関することはもちろんですが、それ以外の様々な分野でもセミナーやスクールを開催しています。社員一人一人の教養を高めるための取り組みがしっかりとおこなわれていることを強く感じます。
前述したように、電気事業を取り巻く環境は電力自由化によって一変しました。関西電力は誰もがその名前を知る大企業ではありますが、成長をしないままではいずれ新規参入する企業にお客さんを奪われます。生き残るためには社員一人一人のスキルアップが大事だとしっかりと会社が認識しているからこそ、頻繁に勉強会が開催されているのではないでしょうか。
・ノー残業デーだけではなく、プレミアムフライデーも導入しているので毎月の最終金曜日には通常よりも早く退社できます。平日に寄り道できる機会はそうそうないので、プレミアムフライデーの時はついつい用事がなくても繁華街へと繰り出してしまいます。もちろん、それらを実施するために業務の効率化を積極的におこなっています。具体的な効率化としては業務連絡の方法を従来までの紙媒体から電子媒体に変化させたことでスピーディーに情報伝達がおこなえるようになりました。
去年から導入する企業が出てきて話題となっているプレミアムフライデーですが、さすが関西電力は大企業だけあって、すでに導入済みのようです。平日に時間に余裕が出来るとついつい寄り道したくなる気持ちもとてもよくわかります。そして、それらを実現させるためにしっかりと業務の効率化を図り、社員への負担が大きくならないように配慮されています。
・なんとなくですが、社内の雰囲気が暗いようにかんじます。私語を離さないという点では良いのかもしれませんが、みんな仕事だけを黙々とこなしている感じです。また、社内行事を最近全く行わなくなったので社員同士の交流の機会がほとんどないのも気になる点です。慰安旅行くらいは復活させてほしいですが、経費削減を推し進めているので難しそうです。
よく言えばまじめに仕事をする人が多いのかもしれませんが、楽しく和気あいあいと仕事をするという雰囲気ではないようです。また、近年は燃料費が高騰しているため経費削減に努めているからか、車に行事がほとんど無くなってしまっているようです。
サービスへの評価
では、実際に関西電力から電力を供給してもらっている人、また他社への乗り換えを決めた人の意見を見てみましょう。
・電力自由化にはなりましたが、私は未だに関西電力を使い続けていますし、これからも変えることはないと思います。知り合いからはどうして変えないのかと言われますが、私からすればどうしてみんな帰るんだろうという気持ちでいっぱいです。電力は使用した値段よりMおいかに安定し、そしてトラブル時に素早く対処できるかが常用だと私は考えています。関西電力は長年関西に電力W供給し続けてきている実績と、様々なトラブルに対応してきた実績があります。安定性という面から考えれば関西電力から乗り換えるという選択肢は私の中ではありません。
企業の強みでも開設した通り、関西電力の最大の強みは50年以上にわたって関西に電力を供給し続けてきた実績です。その間には様々なトラブルを経験してきました。経験してきたトラブルの中には1997年に発生した阪神淡路大震災もあります。あれほどの大地震を経験することはそうそうありません。関西電力は緊急時に対する対処面でも他の競合他社の追随を許さないでしょう。
・いろいろと他の電力会社も検討したのですが、結局関西電力から変えませんでした。理由としては手続きの際にそろえなければいけない書類が多くて面倒だと感じたからです。ただし、書類を多くそろえる必要が無ければ乗り換えを検討したかもしれません。
電力自由化が始まってはいますが、まだまだ乗り換えの方法はスマートになっていないのが現状で、書類をいろいろとそろえなければいけません。その面倒さから、関西電力のままにしているという人もかなり多いです。
・いろいろと検討した結果、関西電力よりも安い電力会社があったので乗り換えることにしました。実際に乗り換えた結果、月あたり2000円以上も安くなりました。年間に換算すれば24000円は安くなるのでかなり大きいです。手続き方法もそれほど複雑ではなく、すぐに乗り換えることが出来ました。比較してみて改めて分かったのですが、関西電力ははっきり言って電気代が高めです。電力自由化になって何の対策もとらないでいると、どんどんお客さんを取られるのではないでしょうか。
実際に乗り換えをした人の意見です。今ではインターネットで電気代を簡単に比較検討できるようになっていて、比較したところ関西電力は高めの料金設定だったようです。これから競争はますます激化するので、何らかの対策は必要かもしれませんね。
総括
関西電力の口コミや評判をまとめると、実際に勤務している人からは社内での教育環境が充実していることを高評価している人が多かったです。事業内容だけではなく、様々な分野で勉強会を開催しているらしく、社員一人一人がスキルアップできる環境が自然に整えられていることがよくわかります。
そしてプレミアムフライデーもすでに導入していて、毎月最終金曜日は通常よりも早く退社することができ、楽しんでいる人が多いようです。それを実現させるために業務の効率化も常に考慮しています。
一方、会社内の雰囲気は明るいとは言えないようです、みんな黙々と仕事するようですし、現在開催電力では社内行事がないため、社員同士で交流する機会がほぼありません。
そして、実際に関西電力から電力を供給してもらっている人からは、関西電力の長年関西で電力を供給し続けてきたキャリアとトラブル時の対応の迅速さで引き続き利用している人が多いです。
しかし一方で、関西電力の料金は比較すると高めであることから、ほかの競合会社へと乗り換えをした人や乗り換えを検討している人がいるのも事実です。顧客を維持するためには現状で満足することなく、何らかの対策をとる必要があると思われます。