クセになるなめらかな書き心地 三菱鉛筆の企業努力とは?

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企業の評判DBをご覧いただき、ありがとうございます!編集部のしまじろうです。今回の「企業の評判DB」は、三菱鉛筆株式会社をピックアップしてみました。

企業の評判DBとは?

企業の中で働いている「人」を「企業人」と定義しています。社長や役員はもちろんのこと、役職がない方まで幅広く「企業人」にフォーカスして評判DBを作る企画です。

三菱鉛筆株式会社は、日本の文房具製造者のひとつです。三菱グループ傘下の会社と間違われがちですが、三菱グループとは無関係の会社です。

では早速、三菱鉛筆株式会社の沿革や歴史をみていきましょう。

 

歴史・沿革

三菱鉛筆株式会社は、筆記用具を製造、販売しているメーカーです。まずは、会社概要を確認してみましょう。以下は公式ホームページから引用しています。

会社概要
  • 名称 三菱鉛筆株式会社
  • 所在地 東京都品川区大井一丁目28番1号・住友不動産大井町駅前ビル6階/14階
  • 代表者 数原 英一郎
  • 設立 1887(明治20)年

三菱鉛筆は、120年以上の長い歴史がある会社です。創業者である眞崎仁六が、前身の会社である「眞崎鉛筆製造所」を東京市四谷区に創業したことが始まりです。最新は筆記用具だけでなく、化粧品の分野にも事業を拡大しせいこうを収めています。化粧品事業でも、今までの筆記用具の技術を応用しているのです。

 

人気商品は?強みについて

三菱鉛筆の事業内容は、鉛筆やボールペンをはじめとした各種筆記用具の開発が主となっています。

特に主力商品である鉛筆に関しては、50年以上のロングセラー商品もあります。三菱鉛筆の鉛筆は、誰もが学生時代に一度は手に持って使ったことがあるといってもよいのではないでしょうか。1958年に発売した高級鉛筆「uni(ユニ)」はロングセラーとなっています。鉛筆だけではなく、ボールペンでも日本国内のみならず、世界中で圧倒的なシェアを誇っている商品があります。

近年の人気商品のひとつに、「消せるボールペン『ユニボール R:E』」が挙げられます。「熱消去性インク」を搭載した消せるボールペンは、ボールペンについているゴムでこすると字が消えるのです。消せるボールペンという商品自体は、三菱鉛筆に限らず、あらゆる筆記用具販売会社から発売されています。三菱鉛筆は、ディズニーやピクサーのような人気キャラクターがデザインされた消せるボールペンを販売されています。

三菱鉛筆の筆記用具は、たくさんの人に愛用されています。それは三菱鉛筆の商品の性能が高い何よりの証拠です。長年みんなに愛されている信頼、そして信頼を生み出すための技術力や販売力が三菱鉛筆の強みです。

 

社員からの評価は?

次に三菱鉛筆で実際に働いている人の評判をみていきましょう。三菱鉛筆の社員たちは、自社にどのような評価をしているのでしょうか。

何よりも三菱鉛筆というネームバリューはとても強力です。新入社員でも日本一の筆記用具メーカーとして商品を宣伝することが出来るので相手先からの信頼は絶大で、新規契約も取りやすいです。

仕事を交渉する営業職の場合は特に自分の会社が有名だと話をとても進めやすくなります。実際に三菱鉛筆で働いている人もそのことを強く実感しているようです。

新商品を開発する際はいろいろな社員のアイデアを幅広く聞いてくれます。それ以外の時はあまりアイデアを受け入れて入れるような雰囲気ではないので、新しい商品開発をしたいという人は提案するタイミングが重要かもしれません。

三菱鉛筆は有名企業ですが、新規開発無くしては会社の維持、成長はあり得ません。ですから新規開発をする際には社員へアイデアを要望するものの、それ以外の時は安定した製造を目指しているようです。アイデアが思い浮かんでもメモなどに記録しておき、新商品を開発しそうな雰囲気の時に提案する方がよさそうです。

入社してすぐは3か月ほどの研修期間があり、先輩社員が横について指導してくれますが、それ以降は基本的に研修をする制度はありません。ですから自分の目で仕事の方法を見て自主的に学ぶことが求められます。

会社の教育に関しては会社側が斡旋するのではなく、自主性に任せているようです。仕事を自分のものにするためには先輩社員とのコミュニケーションをしっかりとることが大切なのかもしれませんね。

社長が見栄っ張りな性格なのか、同業他会社と比べて給料は良い方だと思います。

給料が良いというのはやはり働いている社員にとっては何よりのモチベーションになるのではないでしょうか。

社内行事として、年一回の旅行や忘年会など最低限のことはおこなっているものの、そこまで積極的というわけではありません。また、社内行事への参加は強制ではなく自由なので、参加する割合は少ないです。特に契約社員の人は誰も参加していません。

色々な会社で独自の社内行事を開催しているところがありますが、三菱鉛筆の場合はごく基本的な会社行事のみ開催しているようです。さらに自由参加なので、参加している人も少ないという意見です。とはいえ、社内行事が苦手だという人も居るので、自由参加なのはありがたいという人も居るのかもしれません。

意思疎通がしっかりしていないことが多くて、こちらが伝えたことが末端にまでいきわたっていない事がたまにあります。

伝達は会社を経営する上での基本ですが、たまにしっかりと伝達がなされていないときがあるようです。

 

商品の評判は?

実際に三菱鉛筆の商品を使用した人からは、どんな口コミが投稿されているのでしょうか。

長年三菱鉛筆のボールペンを愛用しています。ボールペンは様々なメーカーから販売されていますが、メーカーによって同じ太さの表記でも微妙に変わってきます。人それぞれ好みがあるかもしれませんが、私は三菱鉛筆のこの商品の太さが一番マッチしています。また、インクの量も適度なので、乾くまでが早いですし、かすれたりにじんだりするようなこともありません。特に赤い色のボールペンは文字を書くというよりも線を引くために使うことが多いのですが、かすれずに一発で引けるのでストレスを感じません。

確かにボールペンの太さはメーカーによって様々ですから、購入前に一度試し書きをする人は多いのではないでしょうか。試し書きをすればインクの量などもすぐにわかります。すぐに乾く上に、かすれたりにじんだりしない三菱鉛筆のボールペンはとても高性能だという事がよくわかります。

ちょっと高かったのですが、子どもの進級祝いにこの色鉛筆を買いました。ケースの蓋がマグネットになっているので、子どもにも開け閉めがとてもしやすそうなのがとても良かったです。鉛筆自体は真ん中にロゴが入っているだけのシンプルなものなので、子どもの時だけではなく大人になってからも問題なく使えます。そしてこちらの色鉛筆にした最大の理由がたいていのお店でばら売りされていることです。何本か無くなったり小さくなったりしても簡単に補充することが出来ます。

蓋がマグネットになっているというのは子供が使うことを考えて、とても細かい配慮がなされているのだなと感じます。実際にほかの口コミでもこの二を評価している人が多いです。そしてばら売りで購入しやすいというのは続けて使う上でとても大きなメリットです。三菱鉛筆のシェアの広さがうかがえます。

1ミリのホワイトのペンを購入しました。私の筆圧が高いのもあるかもしれませんが、ほかの1ミリの商品に比べてインクの量が多いと感じます。ですから乾くまでに少し時間がかかります。乾くまでの所要時間はだいたい10秒くらいといったところです。ボールペンとしてではなく、修正ペン代わりに使うのがいいのかもしれません。

太さによってはインクの出る量が多いと感じる人も居るようです。筆圧も人によってバラバラなので、特に芯が太い商品に関しては評価が分かれるのかもしれません。

とはいえ、全体的に否定的な口コミがとても少ないように感じました。三菱鉛筆の商品を購入した多くの人は、商品に満足しているようです。

 

総括

三菱鉛筆で働いている人たちからは、「三菱鉛筆というネームバリューの強さを実感する」という声が多かったです。ネームバリューがある会社は絶大な信頼を持っていますから、一緒に仕事をしたいという企業もたくさんあるでしょう。

そして給料も同業社の中では比較的高いようです。ただし、社内行事が限られたものであることや、研修が入社して3か月間のみという点には否定的な意見もみられました。社員同士のコミュニケーションはそれほど活発ではないような印象を受けました。

実際に商品を使用している人からは、「ボールペンが書きやすくて太さもちょうどいい」などというように、商品の性能の高さを高評価している人が多いです。三菱鉛筆は現状に満足せず、常に商品の改善に努めています。その改善し続ける姿勢がこのような愛される商品を生み出しているのでしょう

また、ある色鉛筆に関しては、「ケースの蓋がマグネットタイプだったこと」に対して、高い評価をしている人が多かったです。使う人のことを第一に考えて、鉛筆だけではなく、ケースにまで手を抜かずに研究や開発をしていることが実証されているのではないでしょうか。一方で、筆圧は人によって差があるので、使用した人の中にはインクが出過ぎるという意見も少し見受けられました。

購入者全員に愛される商品を作るというのは大変難しいことですが、三菱鉛筆の場合、8割~9割の購入者が満足しているという風に感じました。