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今回は、ユニ・チャーム株式会社の評判について調べてみました。
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Contents
どんな会社?ユニ・チャーム株式会社を知ろう!
ユニ・チャーム株式会社は、愛媛県四国中央市に本店を構える衛生用品メーカーです。1961年2月10日に、前身となる大成化工株式会社を創業しました。資本金は159億9200万円です。
その後、1976年8月に東証一部に上場しました。従業員数は単独で1398名、グループ連結では1万5757名(2017年3月時点)、平均年齢は41.7歳、平均年収は739万円~864万円です。
ユニ・チャームの沿革をみてみましょう。創業当初は建材メーカーでした。しかし、1974年に業態を変更し、生理用品開発をはじめました。
その後のユニ・チャームの歴史は、生理用品や衛生用品の歴史と言っても過言ではありません1963年に「ユニナップさわやか」を販売開始、1974年にはタンポン製造と化粧パブを販売開始、1971年には主力商品となるベビー用おむつ「ムーニー」を発表しました。
直近の活動内容としてサウジアラビアやブラジルなど中東や南米への進出を進めています。
ユニ・チャーム株式会社の強みを知ろう
ユニ・チャームは、生理用ナプキンや赤ちゃん用おむつ、高齢者化社会に対応した大人用おむつなどの販売に加えて、高級化粧品や犬猫用のペットフードも開発しています。
ユニ・チャームの強みとなっているのが市場シェア率でしょう。生理用ナプキンや赤ちゃん用おむつ、大人用おむつに関しては業界の先頭を走るリーディングカンパニーであるため、いずれも業界のトップシェアを誇ります。
1980年代後半から中国やタイに進出したのを皮切りに東南アジアや中国など海外展開にも積極的です。成熟市場であるベビー用品に加えて、成長しつつある介護用の大人おむつ分野や女性化粧品分野を開拓する他、最近ではペット商品にも力を入れています。
ユニ・チャーム株式会社の評判を知ろう!採用編!
ユニ・チャームに関する採用系の口コミや評判はたくさんあるので、ポジティブネガティブに関係なく紹介します。
まず、気になる給与水準は、業界最大手だけあって他メーカーよりも高いようです。採用系サイトでは「39歳で額面年収800万円、家賃補助などの福利厚生も充実しているが縮小傾向」や「成果によっては給与や賞与に反映される」、「ある程度の階級からは年俸制」、「毎月の給与はそこそこで、賞与は高い」といった声がありました。給与は社内等級との連動性が高く、等級と給与が比例します。一方で、年功序列の傾向も見受けられます。また給与変動は小さく、業績に応じてボーナス還元する傾向です。
福利厚生を調べると「住宅取得を進めている」や「住宅手当が充実しており、都内であれば高層マンションに住めるレベル」という声も見つかりました。一方で「結婚したり、転勤でないと住宅手当はもらえない」という声もあります。ユニ・チャームは、会社の方針として住宅取得を社員に働きかけているため、手当にも反映されており、家族を持つ社員は恩恵を受けやすいです。
残業や労働面では「残業数が多いと医師の面談が強制的に入る」や「出張して面談を受けた同期がいた」「残業削減や業務効率化は部署ごとに違う」「休日出勤や残業が多い」という声もあり、部署によってまちまちです。残業時間削減に熱心な部署とそうでない部署で差があるといえるでしょう。
気になる有給休暇の取得に関しては「自分のスケジュール調整ができれば取得できる」や「融通がきく」などの一方で、ネガティブな情報として「サービス残業もある」、「有給休暇を取る際には1ヶ月前に書面での提出が必要なので消化しにくい」、「代休消化がメイン」という声もありました。またユニ・チャームでは有給休暇以外に定められた期間にリフレッシュ休暇を取得できます。その他の福利厚生としては「会社から補助の出るサッカーや野球、スキー、ゴルフコンペなどのサークルや部活がある」そうです。社員同士の交流をしたい方にも向いています。
キャリア対策に関しては「階層別の研修制度があり、商談提案の手法や分析を学べるのでスキルアップにつながる」や「討議する機会が多いのでプレゼンに役立つ」「通信教育費補助もある」といったポジティブな評価が多くなっています。
ユニ・チャームの採用面での口コミや評判をまとめると、「労働時間が長めで休日出勤することもある」「給与は安定しているがそこそこでボーナスが高い」「世帯持ち社員への住宅手当が充実している」という特徴が見えてきました。
ユニ・チャーム株式会社の評判を知ろう!商品・サービス編!
ユニ・チャームの商品やサービスと言えば、生理用品やベビー用品やコスメなどが代表的です。商品について、どのような口コミや評判があるのでしょうか、チェックしてみましょう。
最も大きな市場シェアを占めるのはベビー用品です。タレントの釈由美子さんもユニ・チャームのベビー用品を使用していることがわかりました。「新生児期にムーニー」を使っていたとブログで紹介するなど、赤ちゃん用おむつの定番であることがわかります。著名人にも愛用する人が多いようです。
他にも、ユニ・チャームといえば、定番なのが女性用生理用品です。『ソフィはだおもい』は敏感肌の方にも使えると評判です。その理由は、吸収力の高さです。「以前使っていたナプキンよりも数十円高いけど、手放せない」「ほんとに吸収力が高く、肌の接地面がとてもさらさら」「夜でも漏れる心配なく安心して眠れる」という意見がありました。
このような使い勝手の良い商品やサービスが、ユニ・チャームの強みと言えるでしょう。
著者の視点
ユニ・チャームは、衛生用品大手メーカーです。生理用品や赤ちゃん用おむつの開発が知られており、現在では日本国内だけでなく、東南アジアや中国、中東市場へも積極的に事業を展開しています。
採用面における口コミや評判を見ると、「休日出勤や残業が多め」「毎年の給与変動は小さいが賞与が高い」「社内階級に応じて給与が決まる」「有給休暇の取得は代休消化がメイン」「世帯向けの住宅手当が充実している」という声が目立ちました。
商品やサービスに関する評価は、極めて高評価になっています。吸収性の高いおむつや生理用品は特に人気です。良心的な価格設定で、且つ機能性の高い商品が多く、幅広い消費者に働きかけていることがわかりました。
またユニ・チャームといえば生理用品や赤ちゃん用品というイメージがありますが、他にも風邪予防に使われる立体マスクやシルコットやウェーブなどのウェットティッシュやシートも販売するなど、衛生用品全般で多彩な商品展開で知られています。
またユニ・チャームは、急成長している介護用品ライフリーが介護や医療現場で重宝されている他、イヌや猫などのペットフード、排泄や清潔ケア用品の開発販売にも力を入れています。
これからもユニ・チャームの新たなニーズの獲得に向けた積極的な展開が注目されます。