企業の評判DBをご覧いただき、ありがとうございます!編集部のしまじろうです。
今回は、「企業人の評判DB」特集です。株式会社アルテカの代表野村紘一氏の評判について調べてみました。
■企業人の評判DBとは?
企業の中で働いている「人」を「企業人」と定義しています。社長や役員はもちろんのこと、役職がない方まで幅広く「企業人」にフォーカスして評判DBを作る企画です。
本題に入る前の「問いかけ」はこちら。
「日本初の億ションを作った人って知っていますか?」
今では普通に都内で見かける「億ション」ですが、いつ頃から「億ション」が販売されるようになったのでしょうか。三菱なのか三井か、はたまた住友不動産なのか…、どこが最初に始めたのでしょうか?
実は野村紘一氏なのです。日本初の億ションは野村紘一氏が考案して開発から企画までを手がけて世に送り出した商品となっています。他社とは違った視点で不動産業界に新しい風を吹き込んできた野村紘一氏を掘り下げていきたいと思います。
Contents
どんな人?野村紘一を知ろう!!
経歴、年齢など
少し調べてみたのですが、年齢は不明でした。。現在の年齢についての正確な情報は出ていないようですね。
代表を務める株式会社アルテカは創業から43年ということですから、26~29歳あたりで創業したのだと思われます。
肩書としては、株式会社アルテカの代表ですが、ノースアジア大客員教授や日大理事も歴任されていて、幅広い人脈をお持ちであることが分かります。
ちなみに出身は長野県で、大学では法学部で法律の勉強をされてたそうです。
「生活総合産業」とは?
野村紘一氏が目指しているのは「生活総合産業」とのことですが、どのような会社をイメージしているのでしょうか。
事業内容を見てみると分かりやすいかと思います。不動産の開発から企画、インテリア関連、内装、メンテナンスなどなど、不動産に関連するサービスは一通り手がけています。
業界の中でも、自社でこれだけ幅広いサービスを取り扱っている企業は稀であり、単にマンションを供給するだけではなく、不動産という分野において総合商社のような役割を担っていく意図が感じられます。
そして、コンシェルジュサービスや海外進出なども進めており、ハード面からソフト面へと、日本から海外へと、業務内容や業務の幅を広げている印象も持ちます。野村紘一氏がHPの代表挨拶でこんなことを記載しています。
住まいに対する安心感や生活環境、少子・高齢化対策などの問題にも取り組み、美容や健康の衣・食にも対応する
衣食住の中の「衣」「食」の観点からも生活を支えていくようなビジョンを持っているのかもしれません。現在は、青山や表参道を中心に不動産事業を手がけていて、このエリアに強みをもっています。
現状の顧客に対して、新しく「衣」「食」のサービスを提供して更に付加価値を高めていくとか、そういった可能性は考えられると思います。
評判を知ろう!
さて、実際の口コミ・評判を調べてみたいと思います。
少し調べてみましたが、あまりメディアには露出していませんでしたので、口コミもそこまで多くはないようです。
採用面の評判
元従業員や現従業員が記載している内容がありましたので、こちらを引用して記載しておきます。主に野村紘一氏を対象にした口コミを引用してみました。
直属の上司は社長で、良く話を聞いてくれます。
【経営陣や社長との距離】すぐ上の上司が経営者です。
【教育風土について】一度制作物を作らないと示唆できない風土で有り、社長一括です。
目立つのは、レポートラインや組織構造についての口コミです。社長との距離が近いという内容がちらほらあり、上司が社長という口コミもありました。
社長直下で動いている部署があるのでしょうね。オーナー社長ですから、オーナーである野村紘一氏の方針や考え方がアルテカの成長を支えてきたと言っても過言ではありません。
その野村紘一氏の直属で仕事ができるというのは一つの魅力でしょう。
評判の考察
上記に口コミをピックアップしましたが、一方で今後の組織運営においての課題も見えてきたような気がします。
売上が121億、従業員も180名とベンチャーから中堅へと進化して、今後も積極的に採用活動を行い、規模を拡大していくPhaseに入っているのだと思います。
「制作物」についての口コミがありましたが、規模がそこまで大きくない会社だと珍しくないことであり、むしろ社長が実物を確認するのは真っ当だと言えると思います。
ただ、更に進化をしていくためには、うまく仕組み化して社長が見なくても業務の質が担保されるような取り組みが必要になるかもしれません。そういった意味だと、IT分野への投資を進めていく必要もありそうです。
採用にも力を入れているところを見ると、ある程度の効率化と、教育という観点でもテコ入れが必要になるかもしれませんね。
評判会議をしてみた
この企画は、調査した「評判」をベースにして、会社のこと・商品のこと・サービスのこと等、あらゆるトピックについて自由に議論してみようという企画です。
この項目では、編集部のにっしーとの議論をそのまま掲載したいと思います。
シニア向けの利便性が高いマンション
会議のまとめ
内容を少しまとめておきます。野村紘一氏は今まで数多くの日本初を生み出してきただけに、今後もユニークな取り組みには期待したいところです。
シニア向けのマンションが話題にあがりましたが、ターゲット層から見ても、シニアへの取り組みは相性が良いかもしれません。衣食住の生活総合産業になるというビジョンにも一致していますし、今後の取り組みに期待したいです。
企業人の情報まとめ
簡単にですが、野村紘一氏の情報をまとめておきます。
名前 | 野村紘一 |
社名 | 株式会社アルテカ |
出身 | 長野県出身 |
経歴 | ノースアジア大客員教授や日大理事を歴任 |
実績 | 日本初の億ションを販売、日本初の等価交換方式を採用など |
著者の視点
さて、野村紘一氏の経歴から実績、ビジョンまで幅広く見てきましたが、いかがでしたでしょうか。
創業1年目から黒字を達成して無借金経営を続けているということですから、経営者として成功している一人と言って良いと思います。
私も調べるまでは知りませんでしたが、日本初の億ションや等価交換方式など、他社の1歩先をいくような考え方とサービスで不動産業界を切り開いてきた方だということが分かりました。
会社は毎年新卒採用を行っています。おそらく野村紘一氏の考えとしても、新卒からしっかりと自社で教育をして若い社員を育てていくという思いがあるのだと思います。
働き方の面では、採用系の口コミにもありましたが、更に売上や従業員を拡大していくにあたって、「野村紘一」という人間がいなくても回るような仕組みや体制を作れるか、又は更にそのレベルを上げられるかという点が取り組み課題になってきそうです。
女性が多いという特徴もありますので、女性が働きやすい環境作りやユニークな制度づくりにも期待したいですね。
事業面では、海外にも進出しており、グローバルな視点で事業を広げていくことにも期待したいところです。
現状はハワイに進出をしていて現地法人も持っています。ハワイと言えば、日本人の環境客が圧倒的に多く、不動産を購入する人も多いみたいです。最近では、プチ移住なんてのも増えてきて、数ヶ月間部屋を借りて生活する人もいるみたいですね。
こういった商機を早め早めにみつけて、日本で培った技術をアジアの新興国などに持ち込んで、事業を広げていけれると面白いかなと思っています。
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