「明日の空へ、日本の翼。」未来へ羽ばたく日本航空

《この記事については、アフィリエイト・取材費の提供等を目的として掲載をしています》


本日は日本航空株式会社(通称:JAL)について取り上げたいと思います。日本で最も長い国内線と国際線の歴史を持つ航空会社です。「明日の空へ、日本の翼」をコーポレートスローガンに掲げ、世界的にも最高評価を得ている航空会社です。JALの歴史や沿革などをまとめました。

歴史

JALは知名度が非常に高く、多くの方が日本の航空会社と聞いてすぐに思い浮かぶ会社のひとつです。1951年に国内線の運航を開始した航空会社で長い歴史を持ちます。2017年時点での保有機材は合計170機で、今後は最新型のA350型機を導入する予定です。設立当時の従業員数は39名で最初は国内線のみの運行でしたが、1953年11月に日本の航空会社としては初の国際線の運航を開始しました。現在では多くの国内線・国際線を運航していて、国内外に多くの支店を開設しています。

事業内容

日本航空の主な事業内容は、定期航空運送事業・不定期航空運送事業と航空機使用事業です。定期航空運送事業として、国内外で多くの定期路線を就航しています。定期運行以外にも多くのチャーター便の運航を行っています。JALの最大の強みは、サービスの質が非常に高いことです。2017年度のJCSI調査の国際航空部門では「顧客満足」と「ロイヤルティ(再利用意向)」でJALが第1位を獲得しました。イギリス・スカイトラックスによる航空会社の格付けで、実質最高評価の「ザ・ワールド・ファイブ・スター・エアラインズ」の認定を得ています。JALのサービスの品質が高いことは世界的に有名です。JALは会社の歴史が長く、他社と比較すると顧客サービスの面で多くのノウハウを持っています。

福利厚生

JALで勤務しているまたはかつて勤務していた社員の口コミ・評判をいくつかご紹介します。

●社員本人と家族の私用搭乗制度があり国内・海外を問わず家族と出かけやすいです。保養提携施設があり、休日に出かけやすいです。

●基本給があり、ある程度は安定していると思います。社会保険や福利厚生はしっかりしており扶養手当てもあります。

●仕事にやりがいを感じることができる。

●コミュニケーション能力、考える力、柔軟性がとくに向上したと感じます。スキル面においては、ファーストエイド、サービスについて大きく成長できたと感じます。

●JALはボランティア活動にも力を入れています。地震の際にも救援物資をいち早く届けるよう努めるなど人の役に立っていると思います。

●人が足りなくて有給はほんとに取れません。結婚式だろうがなんだろうが、取れないものは取れません。それでも年休は消化しろと言われるので、希望日ではなく空いている日に有給を取らされることもあります。

●新人教育はかなり厳しい。

●会社の業績が賞与にほとんど反映されていない。

●全社員を正社員にするなど給与形態の見直しをしていることはつたわっているが、体力的・時間的・精神的な過酷さに対しての給与としては低すぎると思う。

JALで働く従業員のコメントを見ると、福利厚生面でポジティブな意見が目立ちます。JALは大手企業なので福利厚生制度が充実していて、収入が安定している点が大きなメリットです。福利厚生面に加えて仕事にやりがいを感じる、という内容の評価も多く見られます。JALはサービスの品質が非常に高く、利用したお客様から感謝の声をかけられることも少なくないようです。

大規模な地震が起こった際に救援物資やボランティア活動を行う人を無料で輸送する活動を積極的に行っていて、やりがいや社会貢献を実感することができる会社であることが分かります。

不満に感じられる点として人手不足で希望する日に有給休暇が取りにくい、会社の業績が賞与に反映されない、などの意見も見られました。近年は日本の多くの企業で人手不足が問題になっていますが、JALも例外ではないようです。

新人教育やスキルアップに関するコメントも見られます。質の高いサービスを提供するために、人材育成に力を入れている企業であることが分かります。最近は格安航空会社(LCC)との競合が激しくなっているため、会社の強みである質の高いサービスに非常に力を入れている様子が分かります。

利用者の声

利用者の目線で評価したJALの評判をご紹介します。

●ほんとに対応が素敵でした。仕事にプライドを持っていらっしゃるんだなととても感じました。

●JALマイレージで特典航空券を予約したが、ほとんど予約がとれず、他のエアーラインの方が予約がとりやすいです。

●若い融通の利かない、マニュアル通り一遍の対応しかできないCAと違い。経験に裏付けされる、個の対応をしてくれて40歳以上のCAがいると落ち着きます。

●国内出張で行きはJALでANAを利用しました。JALの客室乗務員の方はフレンドリーな対応でしたが、ANAの方はマニュアルを読んでいるような印象を受けました。

●追加料金を支払ってクラスJのシートを利用しました。シートピッチが広く、追加料金の割にコスパが高いと感じました。

●羽田着便が遅れ、私の搭乗するロンドン便は出発がかなり遅れ、ローマまで行く予定がロンドン泊まり、翌日無事ローマ到着・往路もプレエコでした。

●機内食は味付けも良くて美味しかったです。最近だと一番美味しかったかもしれません。安心なのでまた香港に行くときは乗りたいです。

●子連れでしたので、安心感を求めてJALにしました。空港では、子連れ用のカウンターでした。搭乗口では、ビジネスクラス用のエリアに通され、すごく優遇されている感じがしました。

●成田からホノルル空港の往復をビジネスクラスへアップグレードして利用しました。シートはさすがのJAL。横幅もフルフラットシートも快適でした。他社に乗った後だとJALシートの素晴らしさを改めて感じます。

国内線のクラスJを高く評価するコメントがたくさんありました。料金の割にシートの快適性が高いので、普通席よりもクラスJの方が先に埋まってしまう場合もあるほどです。

海外旅行に行くと他の国の航空会社とのサービスの違いを感じることがあります。国際線で乗り継ぎ便を利用する場合には到着が遅れて乗り継ぎができなくなるトラブルが発生することがあります。JALはトラブルが発生した時の対応が優れているという口コミが多く見られました。サービスの質についても海外の航空会社よりも安心感がある、というコメントが多かったです。

ネガティブな評価としては、マイレージで特典航空券の予約が取りにくい、という意見が見られました。繁忙期になるとインターネットでマイレージで航空券を予約しようとすると一杯になっている事が多いので、電話で予約をした方が取りやすいという口コミ情報がありました。

総括

JALを実際に利用した人の口コミをみてみると、サービスの質や利便性を高く評価する意見が目立ちました。国内線についてのコメントでは、クラスJが非常に高く評価が目立ちます。掲示板サイトでも、クラスJは料金の割にコストパフォーマンスが高いと話題になっているほどです。国際線を利用した人の評判を見ると、他社と比較してJALのサービスは安心感や安定性が高いというコメントが多く見られました。JALで仕事をしている従業員と利用者の口コミから、会社の強みであるサービス面で特に力を入れている様子が伝わってきます。近年は格安航空会社との競合が激しくなったこともあり、価格ではなくてサービスの質や総合的なコストパフォーマンスを向上させることに力を入れている様子が分かります。昔は就航路線や便数が限られていたので、国際線を利用する際に航空会社を選ぶことができませんでした。これに対して現在は同じ路線・目的地であっても、利用者は複数の航空会社の中から自由に選択することができます。JALは安心して海外旅行に行くことができる航空会社として、多くの日本人旅行者から高く評価されている航空会社であることが分かりました。