アスラポート・ダイニンググループの評判は?株主優待も充実?成長企業を特集!

アスラポート・ダイニンググループ
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企業の評判DBをご覧いただき、ありがとうございます!編集部のしまじろうです。

今回は、アスラポート・ダイニンググループの評判について調べてみました。

 

■評判の評判DBとは?

「企業の評判をデータベース化して、経済活動を活性化させる!」をビジョンとして、企業の情報をデータベース化するプロジェクトです。

 

本題に入る前の「問いかけ」はこちら。

 

「牛角に行ったことありますか?」

 

今回のアスラポート・ダイニンググループに関しては、飲食店や流通、生産と「飲食」に関わる事業を幅広く展開している企業です。

牛角、とりでん、とり鉄など、おなじみのお店だと思いますが、運営元は様々です。

FCとして、様々な企業が運営しており、アスラポート・ダイニンググループもその一つです。牛角についてはレインズからエリアフランチャイズ本部としての権利提供を受け、運営しています。

 

上場もしており、売上・従業員数も増加傾向の同社ですが、ユーザーの評判、従業員の評判は良いのでしょうか。
様々な角度から、評判を分析していきたいと思います。

 

アスラポート・ダイニンググループを知ろう!!

アスラポート・ダイニンググループ

 

キムカツも手がける上場企業

アスラポートダイニンググループは、2007年に設立されたグループ企業で、主に外食フランチャイズの運営や外食店舗運営、食品製造や小売、加工、卸までは手掛ける会社です。

焼肉チェーン店の牛角やミルフィーユ状のとんかつで有名なキムカツなどの外食店舗を運営している上場企業として知られています。

そんなアスラポートダイニンググループでは、信頼関係を重視しており、相互信頼を企業理念として掲げています。

消費者との信頼関係はもちろんですが、仕入先や店舗のある地域、行政機関など、様々な間柄での信頼関係を重視していることが企業理念から見えてきます。

 

ベーカリーやステーキも運営

アスラポートダイニンググループでは、先程紹介したような牛角やキムカツの他にもとりでん、リアルステーキなど、肉を中心に外食店舗を運営しています。

しかし、だからと言って肉系の外食店舗だけを運営しているわけではありません。

例えば、ベルギーで有名なベーカリーレストランである「ル・パン・コティディアン」の国内独占ストアライセンスを取得していたり、海外で本格寿司店を経営しているなど、日本だけではなく世界とのつながりも大切にしています。

また、外食店舗の運営以外にも販売事業や流通事業、生産事業にも携わっており、第一次から第二次、第三次産業に至るまでを自グループで行うことができるという特徴を持っています。

 

サービスの評判を知ろう!

アスラポート・ダイニンググループ

 

さて、実際の口コミ・評判を調べてみたいと思います。

アスラポート・ダイニンググループは売上や店舗数、業態の多さからも非常に多くの方が利用していることが予測できますが、ユーザーが何に魅力を感じたのか、逆に何に不満を感じたのかを見ていきましょう。

牛角やとりでんなどの飲食店をはじめ、食品や乳製品の製造・販売を行うアスラポートダイニンググループは、お店や商品が全国にあるので一度は利用したことがあるという方は多くみられます。

株優待では毎年ご優待カタログが届き、自社ブランドの商品や食事券との引き換えが可能で、それも個人株主に評判です。

利用者はどんな意見を持っているのか、いくつか口コミをご紹介します。

 

個人株主の口コミ

 

シャレオツな優待に目がくらみ、株主復活を果たしたアスラポート・ダイニングから、申し込んでいた商品が届きましたプレゼント。「BAGEL&BAGEL」お楽しみセットです。
ベーグル
プレーン、ヴォルケーノ、ブルーベリー、ココア&ホワイトチョコ×各2個
ブラウニー×2個
マフィン×1個
今回1000株持っているので2個選択できる!と思っていたら、買い増ししたのが権利落ち後だったので、今回は1個だけでした汗汗
株価が下がっていたので拾ったことを失念しておりました。。。てへ
じわじわと株価が上がってきているので、9月はこのまま保有したいと思っています

 

年2回から1回に株主優待の改悪になってしまった(´;д;`)エー
その代わり配当の実施をするらしいよ。

 

明太子、美味しいですか?
うちは毎回バターと冷凍パンのセットを
もらってました。
冷凍パンは食べたい時に焼けばいいので、
便利でしたよー、美味しいし(^^)
バターを買わなくていい
生活をしておりました…
年一回優待になったので、
それも終わりましたが(^^;)

 

今年は各店舗への食材の流通を意識した展開を期待したい
飛び地で店を増やしてるけどその辺りがコスト増になっていそう
現在、集中的に同じブランドの店を増やしていないが
食材の仕入れ先や各店舗への配達とか最適化されているのだろうか?
店の看板が異なっていてもある程度は流通をまとめるなどしているのだろうか

 

お食事優待券到着
オークション行きです
以前、大宮鳥造で使ったけど
糞不味かったわ
しかも店員から「優待券で利用する方初めてですから…」レジ操作分からねー
隣りのおだいどこの店員が操作してわ!
5分以上待たされてたわ
まあ、株価上げれば良いけどね

 

飲食店利用者の口コミ

 

MOMI&TOY’sのクレープ食べた!
美味かったけど、なんかラテアートが(笑)
こういうのって作る店員さんによって個性が出て面白いw

 

知人と焼肉行ってきた
久しぶりに牛角行ったけど、安定の旨さ

人によって味覚が異なるため、飲食店の味には賛否両論あるようです。

その一方、株優待では自分好みの商品が選べるので、なかなか好評ですが、年2回から1回に減った不満の声もありました。

 

採用の評判を知ろう!

アスラポート・ダイニンググループ

 

「アスラポート」という社名は日本語の「明日」とフランス語の「調和・信頼」という意味が込められています。

他社との調和を保ちながら感動のある未来を築いていきたいという由来のもと、企業全体が価値向上を目指していますが、実際に採用され働いている社員はどのような評価をしているのでしょうか?

アスラポートダイニンググループで働いている社員や、以前働いていたことのある元社員から採用に関する評価や口コミを紹介していきます。

 

労働時間や職場環境についての口コミ

一人でやる仕事量が以前より増え、勤務時間内で仕事を終えるのが困難になってきています。
また、仕事の幅が全国に渡る場合があり、転勤などの可能性は出てきます。
現場は基本月8回休みですが、店長以上は自分の力量と人員体制次第の休みとなります。

 

おなじアスラポートでも、勤務先、店舗によってばらつきがあると思う。
有休などは店舗によると思うがとりにくい。店長によっては、アルバイトでも休みづらい雰囲気のときもある。
まかないは毎食あったのでとても助かった。

 

福利厚生についての口コミ

会社は大きいのですが、部署ごとに分かれてるので、それぞれの人間関係はいいと思います。
また、福利厚生もしっかりしているので
飲食としては安定した環境が用意されています。

 

飲食なので仕方がないと思うが、社員は休みの日でもメニューを作ったり何か仕事に関することをしている人が多かった。
人によって、休みをしっかり取る人、取らない人がいた。もしかしたら上司によってかもしれない。

 

女性の働きやすさについての口コミ

育休、産休、時短制度などあり、休み中のサポートもしっかりしていると思います。
また、女性社員に対しての接し方もしっかりしており、風通しの良い環境ではあると思います。

 

現場では実施する業務内容が男性と同じなので、体の負担はあるかと思います。
また、勤務が深夜に及ぶことがあるので、不規則な生活リズムになると思いますので、自己体調管理が大切です。

 

ワークバランスについての口コミ

現場の人手が足りていないことが、週末や年末年始、ゴールデンウィークなどにあり、休みを返上して現場を助けないといけない場合があります。
また、現場では週末の休みを取りにくく、本部では平日の休みが取りにくいです。

 

本部勤続になれば、現場の勤務回数が断然減り、基本土日祝日の休みとなる為、家族との時間を大切にしたい方で、飲食に携わりたい方はオススメです。
現場から本部に上がる為のチャンスは設けられています。

 

雇用は安定しているが、離職率も高く厳しい仕事内容を課せられることもある。
また、退職金などはないので、働いている間にどれだけお金を貯めることができるかが重要になってきます。

 

大きく労働時間や職場環境、福利厚生、女性の働きやすさ、ワークライフバランスに関しての口コミに分けてご紹介しましたが、上記を見ると飲食店ということもあり、労働時間や職場環境はお店によっても違いがあることが分かります。

ただ、女性を対象とした休暇制度が充実しているため、女性の働きやすい職場であることも口コミから見えてきました。

 

株主からの評判が良い?評判まとめ

アスラポート・ダイニンググループ

 

さて、この企画では、上記で記載した評判情報を客観的な視点から一刀両断しようというものです。

 

株主が利用?

以外に多かったのが株主が優待券を利用しているケースです。皆さん、優待を有効活用されていて、それに関連する良い口コミも多く見られました。

例えば、毎年「優待カタログが届く」という内容があり、商品や食事券との引き換えが可能となっているようです。

個人株主はサービスや商品、細かい変化に敏感ですから、株主が優待をおらって利用するというサイクルができているのは良いことだと思います。

ただ、レジでの対応が若干不安視される声もありました。店舗数が増加していますので、接客のみならず、店舗オペレーションをどれだけ均一化して潰れない店舗を作っていけるかが今後の課題となりそうです。

 

総合評価

全体的な総合評価を記載しておきます。

日本全国に多くの飲食チェーン店を展開するアスラポートダイニンググループは、味や品質の良さから利用者から高く評価されていることが口コミから分かりました。

株式優待も豪華なラインナップなので、それを狙って個人株主になる利用者も多くみられます。

特にアスラポートダイニンググループの商品で、好みの商品やお店の食事券はリピートされやすいようです。優待の年回数が減った不満もありますが、豪華な優待を狙えるのは大きな企業ならではの魅力でしょう。

会社内部の口コミは大企業なので安定性があり、体制がしっかりしているなどの良い評価も多い印象です。

 

福利厚生が充実しており、子育て世代には嬉しい休暇制度も用意されています。

全国展開をしているので転勤の可能性があり、現場の人手不足で1人あたりの仕事量は多く、多忙な仕事現場だと分かります。

男女に業務内容の違いもなく、仕事内容によっては深夜の勤務になり、体調管理の厳しさを問われるでしょう。
飲食店を展開しているため、週末や大型連休は休暇が取りにくい傾向があるので、休暇制度を上手く活かせない現状も見えてきます。

多忙を極める現場ですが、待遇や福利厚生もしっかり備わっていて、大企業ならではの安定性は働く人にとっても大きな魅力的ではないでしょうか。

 

評判会議してみました

アスラポート・ダイニンググループ

 

この企画は、調査した「評判」をベースにして、会社のこと・商品のこと・サービスのこと等、あらゆるトピックについて自由に議論してみようという企画です。

この項目では、編集部のにっしーとの議論をそのまま掲載したいと思います。

 

飲食店の従業員満足度を高めるには?

しまじろう
飲食店のフランチャイズビジネスについてどう思うよ?
にっしー
そうですね~。僕の中のFCと言えば、ココイチとかが思い浮かびます。昔テレビでFCが多くて、夫婦で店舗を運営しているケースが多いと言っていました。
しまじろう
ココイチね。夫婦で切り盛りしているケースって多いみたいね。セブンイレブンだってFCはたくさんあるし、1号店も夫婦で切り盛りしていたんだよね。
にっしー
あ、そうか。コンビニもFCが多いですよね。
しまじろう
で、今回のテーマはフランチャイズビジネスではなく、飲食業界の従業員の評判を高めるためには?という部分なんだよね。飲食業界の入社3年以内の離職率って50%らしいよ。
にっしー
50%!?確か平均が30%ぐらいと聞いたことがありますので、大分高い数値ですね。
しまじろう
そうそう。飲食店って1店舗で稼げる売上や利益って限界があるから、規模を大きくしていくためには、店舗を増やしていかないといけないよね。そうすると人も必要になるから、離職率50%って結構問題だと思うんだよね。
にっしー
しかもこれから人口減少して、ますます人が採用しずらくなる。そうすると、従業員満足度を高めるのって中長期的な視点だと、すごく重要なことですよね。
しまじろう
飲食店を運営する経営者はみんな悩んでいるだろうね。どうやって優秀な人材を採用しようか、どうやって従業員満足を高めようかと。でも、この間、Amazonが無人のスーパーを始めるというニュースが出ていて、実際に開店もしているみたいなんだよね。ハウステンボスを再生させたエイチ・アイ・エスの澤田会長も「変なホテル」というロボットがメインのホテルを作ったし、店舗ビジネスってうまくやれば人件費圧縮できる可能性秘めてると思わない?
にっしー
そうですよね。例えば、お会計はロボットなのか、決済システムなのか分かりませんが、人が介在しないようにするとか、部分的にでも変えていける可能性ありそうですけどね
しまじろう
例えばだけど、電子マネーだけOKみたいなルールにしちゃうとか。実際にそういった店舗もあるらしいよ。お会計の際に時間がかからなくてスタッフは楽なのだとか。
にっしー
なるほどー!中国だとほとんどが電子マネーになっていると言うし、スタッフからすると小銭を計算する手間が省けるので良いですよね。

 

議論まとめ

少し議論をまとめておきましょう。

飲食店の従業員満足度をあげるためには、評判を良くするためには、という切り口で議論してみました。働き方の改革を論点にしましたが、まだまだできることがたくさんありそうな業界です。

人口が減少して人手不足になることは分かっていますので、今から無人店舗やお客のセルフサービスの店舗が出てきても不思議ではありません。

従業員満足度を上げるためには、従業員の働き方を改革して、プライベートに使える時間を多くしてあげることが重要だと思います。特に飲食業界だと絶対的な時間を意識することが重要そうです。

ロイヤルホストが営業時間を短縮して日中に人員を多く割いているように、少しずつ選択と集中を進めて、従業員がストレスを感じないような働き方を模索していく必要がありそうです。

 

企業情報まとめ

アスラポート・ダイニンググループ

企業情報も簡単にまとめておきます。

会社名株式会社アスラポート・ダイニング
所在地〒141-0031 東京都品川区西五反田1-3-8 五反田御幸ビル3階
代表者代表取締役社長 森下將典
設立2007年1月12日
資本金2,910百万円(2017年9月30日現在)
上場証券取引所JASDAQスタンダード 証券コード:3069
従業員連結:794名(2017年3月31日現在)
事業内容外食フランチャイズ本部の運営、外食店舗の運営
食品の製造、加工卸及び小売

 

著者の視点

アスラポート・ダイニンググループ

 

売上、営業利益、経常利益全てにおいて増加傾向にあり、PERは23.49倍、PBRは2.26倍と飲食だとそこそこ評価されている数値だと言えると思います。

株価も半年前が400代後半だったところから、現状は600代にのせています。外食産業の中で成長している上場企業として注目をされている印象があります。

株主優待も充実させており、2月20日には更なる拡充をするというニュースがでていました。

株主優待の回数を年1回から年2回へ増加させるそうです。実質的に倍増させるということであり、株主にとっては非常に好感が持てる施策だと思います。

 

成長を続けていくのはもちろんですが、既存の外食産業を変革するような店舗にも期待したいところです。

どこかで頭打ちになるのではないかという気もしていますので、どこまで成長を続けられるのか、そしてどういったポートフォリオで外食産業という厳しい産業で生き残っていくのか、非常に興味深い会社です。