ビビビット(ViViViT)がデザイナーや美大生と企業をマッチング!?

ビビビット
《この記事については、アフィリエイト・取材費の提供等を目的として掲載をしています》


企業の評判DBをご覧いただき、ありがとうございます!編集部のしまじろうです。

今回の「評判の機会を作ろうPJ」は、株式会社ビビビットをピックアップしてみました。

 

■評判の機会を作ろうPJとは?

まだまだ規模が小さく、サービス・商品・採用系の評判が存在していない(又は少ない)企業をピックアップして、
今後の「評判」の増加に貢献しようというプロジェクトである。

 

本題に入る前の「問いかけ」はこちら。

 

「クリエイターの発掘、採用って難しくないですか?」

 

あまりピンとくる方は少ないかもしれませんが、自社でクリエイターが在籍している企業は苦戦している企業も多くあるのではないでしょうか。

もう少し具体的にしますと、クリエイターの採用が難しいというより、クリエイターの採用において何を基準にすればよいか難しいという感じかと思います。

 

もう何となく分かってきたと思うのですが、ビビビットはクリエイターと企業をマッチングするサービスを展開している企業です。

クリエイター側の「就職先どうやって見つけよう、どうやってアピールしよう」という課題と、企業側の「クリエイターの発掘、採用ってどうやってやれば良いの」という課題を同時に解決するようなサービスとなってます。

 

そんなビビビットの特徴や、サービス概要について掘り下げていきたいと思います!

 

どんな会社?ビビビットを知ろう!!

ビビビット

 

どんな会社?社長を知ろう。

社長の「小宮大地」さんは、セプテーニに入社してセプテーニグループの「セプテーニ・ベンチャーズ」という会社で働かれていて、その会社からスピンオフして法人化したのが「ビビビット」となっています。

新卒で入社して人事部に配属され、新規事業のコンテストで優勝して、そこからセプテーニ・ベンチャーズに入ったんですね。

机と椅子しかないところから、事業をプランニングして仲間を集めて営業をして・・・という経験を積んできて、紆余曲折ありながら、法人化までこぎつけたんですね。

何もないところから事業を生み出すのって本当に大変そうですよね。たぶんビジネスに対して何かイメージを持ってないと成功しなかったでしょうね。

 

強みって何?

クリエイターという分野に絞ってマッチングサイトを運営している企業自体が珍しいですから、それ自体が強みでもありますが、どうやら全国のクリエイティブ系の学校との連携も進んでいて、新卒採用~中途採用までを網羅している点が強みと言えそうです。

また、クリエイターに特化した教育メディアも展開していて、クリエイターが集まるような様々な取り組みを仕掛けている印象です。

 

採用のマッチングサイト?

もう少し、掘り下げていきましょう。
最近は、採用のマッチングサイトとして「Wantedly」が有名になってきましたが、Wantedlyに似たような印象を受けました。

企業の採用担当者向けに「採用ご担当者様はこちら」というボタンが設置されているのも似ています。

採用を仲介するというより、クリエイターと企業を結びつけるプラットフォームを目指しているような印象を受けます。

WantedlyはSNSの機能も持っていて、そのサイト内で転職希望(応募)や企業のPRなどの活動が行われているわけですが、人的なリソースを介していないインターネット上のプラットフォームのような印象です。

 

ポートフォリオを作る?

注目したいのが、「あなたのポートフォリオをつくりましょう。」という見出しです。サイト内の目立つところにあり、このポートフォリオが一つの重要機能になっていることは間違いないようです。

クリエイターが自分の作品を画像としてアップできる機能があり、手軽に自分の作品をアピールできるのが好評となっています。

 

評判を知ろう!

ビビビット

 

クリエイターの評判は??きっかけは??

「はたらくクリエイターの今の仕事や、学生時代のポートフォリオを見れるメディア」である「はたらくビビビット」というメディアの中に、ビビビットを利用して内定をもらった学生のインタビュー記事が掲載されていました。

 

一部を抜粋して私なりにコメントを入れたいと思います。

私は大学の就職担当の先生からViViViTを紹介していただいて、そこで初めて知りました。

上記はビビビットを知ったきっかけですが、「大学の就職担当の先生から」という部分がポイントです。
就職活動においては大学や専門学校の就職担当の方に聞きに行くと思うので、大学側からビビビットを紹介してくれるスキームがあるというのは良いですね。

 

僕の場合は、みんなと違って私立文系大学だったので、大学にデザイン系の就活情報が全くなく困っていた時に、インターネットで「デザイナー 就活」と検索しました。するとViViViTのサイトが出てきて

上記のようなきっかけもありました。まだまだ普通の大学にまではプラットフォームとして根付いていないようです。
ただ、これがインターネットというプラットフォームを保有している強みでもあります。

今の学生は、デジタルネイティブ世代ですから、分からないことがあればまずはスマホから検索をして調べるという行為は当たり前に行われています。

その際にユーザーにリーチできるようなサイトを保有していることが強みになるはずです。

 

ビビビットの使い勝手はどうなの?

ビビビットの使い勝手についてピックアップしてみます。

Web上に画像をアップロードして、プロフィールを記入するだけでポートフォリオが作成できる手軽さが、忙しい就活期にはすごく助かりました

ポートフォリオ作成の手軽さが喜ばれているみたいですね。アピールに手間がかからない仕様にすることで、クリエイターが企業にアピールするハードルを下げているのかもしれません。

 

1ページに作品の画像を投稿するだけで、沢山の企業の方々に作品を見ていただけるので、とても便利だと思いました。

作品の画像を投稿するだけとなっているので、わざわざ作品を加工する必要もなく、手軽にサイト内にアップロードできるという点も支持されてるようです。

 

スカウトメールが好評?

上記とは少し違った機能について言及している内容もありました。

企業側からアクション(スカウトメールやお気に入りアラーム)をもらえるのが嬉しかったですね。

企業側からスカウトメールが来るという内容です。もう少し具体的な機能を見ていくと・・・

企業側の視点で導線を見ていくと、
求職者を探す→話したいボタンを押す→お互いに合意の上で直接チャットという流れになっています。

企業側にとって接触したい人にすぐに接触できるというメリットがありますし、求職者側としても手軽に色んな企業の担当者と会話ができるというメリットがあります。就職活動の常識やSTEP自体を根本的に変えるような機能ですね。

 

評判を一刀両断!あなたは信じる信じない?

ビビビット

さて、この企画では、上記で記載した評判情報を客観的な視点から一刀両断しようというものです。
早速ですが、まずは使い勝手からです。

 

掲載した作品の信頼性を担保

クリエイターの掲載ハードルを下げるために非常に簡易的な仕様にしているということでしたが、「自分の作品なの?」という部分は今後の課題になりそうな気がしています。

つまり、掲載している作品が本当にその人が作ったものかどうかが分からないというものです。
(運営側はどのように対処しているのでしょうか・・・)

私が少し思ったのは、その作品を作った経緯や目的を入れる機能を持たせるか、もしくは「掲載したものが他者の作品のの場合、著作権・・・」みたいな注意喚起を入れるぐらいかなと感じました。

基本的に制作物であれば著作権があると思いますので、掲載する側にモラルを持ってもらうための仕組み作りが大事なのではないかと思います。

 

手間をかける視点も必要

簡易的な仕様にしてクリエイターの掲載ハードルを下げている一方で、クリエイターが企業に興味を持ってもらうためには、自分の作品をより良く見せる、より良い作品を掲載する必要があるわけです。

自分の作品を掲載するだけではなく、より良く見せるために、自分がどう感じてどう進めてきたか等のプラスアルファの情報をどこまでアピールできるかも大事なことだと思います。

 

ノウハウの共有・教育

上記に付随する内容ですが、自分のポートフォリオをどう工夫すれば良いのか??というコツやノウハウの共有や教育が必要だと思います。

「せっかく掲載したのに企業と全く接触できませんでした」なんて人も出てくるのではないかと予測できますので、掲載後のフォロー体制をどうしていくのか問題はブラッシュアップしていく必要がありそうです。

 

評判会議を実施!自由に議論してみた。

ビビビット

この企画は、調査した「評判」をベースにして、会社のこと・商品のこと・サービスのこと等、あらゆるトピックについて自由に議論してみようという企画です。

 

クリエイターの就活の難しさ

この項目では、編集部のにっしーとの議論をそのまま掲載したいと思います。

しまじろう
クリエイター志望で就活で悩んでいる人って多いのかね
にっしー
うーん、クリエイターって僕はあまりイメージつかないですが、何か作品作りに携わる人とかですかね
しまじろう
そうだね。ミュージシャンとか俳優とかも、クリエイターだし、企業で働くデザイナーもクリエイターだよね。例えば、WEB系の企業でデザイナーを採用するってパターンもあるよね
にっしー
デザイナーと言われると意外に身近に感じますね。僕もサイト立ち上げるにあたって、デザイナーさんにロゴとか画像とか作ってもらいましたけど、確かにデザイナーであればイメージわきますね。
しまじろう
例えばだけど、最近だと採用用の資料を漫画にしてみたり、動画で訴求してみたりという企業も増えている傾向がある。実は、企業のPRという活動においてはまだまだクリエイターの力を活用しきれていない部分が多いような気はするな」
にっしー
あ、YouTuberもクリエイターの一つですかね?
しまじろう
そうそう。YouTuberもクリエイターだよね。YouTuberはちょっと新しすぎてどうやって就活しているのか分からないけど…。でも、YouTuberを使って宣伝する企業もあるでしょ?動画制作部みたいなチームを作って動画マーケティングに力を入れている企業とか、漫画マーケティングに力を入れている企業とか、クリエイターが活躍できる市場って結構あるのかもしれないよ
にっしー
YouTuberでもちゃんとマネジメント会社があるって聞きますので、そこが優秀なクリエイターを採用するってパターンも考えられますね
しまじろう
なるほどね。そんな使い方もあるんだ。ま、今YouTuberは人気職業だから、そんなことしなくても人は集まってくるのだと思うけど。
にっしー
でも、企業の広報やマーケティングの部門に就職するって選択肢があるってことはクリエイターは知っているんですかね?
しまじろう
知らないでしょ~。というか企業側としても少し勇気がいるというか、ベンチャー思考じゃないと採用できないかもね。まだ活用事例が世の中にあまりないからね。それをチャンスと考えることもできるけど。採用を活発的にやっている企業に入って、動画や画像、パンフレットなどを企画して制作していく仕事を一手に引き受けて、企業PRという切り口で仕事を生み出していくみたいな
にっしー
それめっちゃ良いっすね。絶対需要ある。企業としてもある程度は知識がある人が社内にいることで、外注するにしても品質が格段に上がりますし、いざとなれば内製化できるという点で柔軟に活動できそうです
しまじろう
そうそう。クリエイターの市場って実は結構、今から活用できる幅が増えてくるんじゃないかなと
にっしー
クリエイターの採用市場って奥が深いですね。啓蒙的な活動も必要なのかもですね

 

議論まとめ

議論の一部を記載してみましたが、いかがでしたでしょうか。

いつも通り、まとまりがない情報ばかりですが、クリエイターの採用市場において理解が深まった気がします。

私は、この議論を通じて、クリエイターという大きな枠に非常に大きな可能性を感じました。企業内で活躍するクリエイターが増えてくるんじゃないかなと。うん。一つ面白い視点ができたような気がします。

 

企業情報まとめ

ビビビット

ビビビットという企業に興味を持つ方も多いと思いますので、概要だけまとめておきます。

社名株式会社ビビビット
設立2013年10月
資本金2,500万円
所在地〒160-6128
東京都新宿区西新宿8-17-1
住友不動産新宿グランドタワー 28F
代表小宮 大地
事業領域クリエイティブ × テクノロジー
ビジョンあらたなビビビをつくりだす
運営サイトViViViT
はたらくビビビット
ビビビットキャリア
ビビビットエージェント

 

著者の視点

ビビビット

さて、ビビビットの会社概要からサービス内容まで一通り見てきました内容をまとめておきたいと思います。

私が感じた意義やメリットは下記です。

①本質的にはクリエイターの活用方法の発見に貢献するサービスなのではないか
②クリエイターの活躍幅を広げるサービスなのではないか

①に関しては、企業側の視点に立ったものです。企業側としては単にクリエイターを採用できるプラットフォームではなく、企業の活動の幅を広げるために良い人材がいないか、新しいPR手法を模索するために良い人材がいないかを検討できるプラットフォームなのではないかと。

②はに関しては、クリエイター側の視点に立ったものです。様々な業種の様々な企業が参加していることで、自分が社会に出てから活躍できるイメージが持てるのではないかと。こんな働き方、こんな仕事があったんだという発見にも繋がります。

まだ5年目のベンチャー企業ですから、今後の成長に非常に期待が持てます。クリエイターの採用市場に関連する市場はたくさんありそうです。

実績を増やすことはもちろんですが、事業領域の拡大が楽しみです。