タレントの杉本彩さんが話題に上げているピースワンコジャパンについてご存じでしょうか?
ピースワンコジャパンは、ピースウィンズ・ジャパンが運営する保護犬事業です。
大切な家族として扱われるべき犬の保護や譲渡などを主に行っています。
今回は、ピースワンコジャパンがどのようなことを行っているのか、具体的な活動や強みなどをご紹介します。
ピースワンコジャパンやピースウィンズ・ジャパンの実態や取り組みが知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
ピースワンコジャパンとは?
ピースワンコジャパンは、特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパンが運営する事業のひとつで、犬の「殺処分ゼロ」を掲げて犬の保護や譲渡などに取り組んでいます。
2010年11月、広島県の動物愛護センターに1匹の子犬がやってきました。
その子犬は後に災害救助犬となり、国内外で多くの被災地に行き活動するようになっています。
殺処分されるはずだった子犬が災害救助犬になったことをきっかけに、ピースワンコジャパンの活動はスタートしました。
現在は、殺処分される可能性のある犬を引き取って保護し、適切な医療的ケアやトレーニングを行いながら家族として迎え入れる里親探しをする活動をしています。
ピースワンコジャパンにやってくる犬は、元々野犬だった犬が大半を占めており、人慣れしていません。
そのため、まずはシェルター施設へと場所を移し、スタッフとの散歩や触れ合いを通して人に慣れさせていくところからスタートしています。
こうした背景を見ても、愛情を込めて育てながら、新しい飼い主を探すことで、犬と人が幸せに過ごしていけるよう取り組んでいることがわかります。
国内では、毎年多くの犬の命が失われていますが、そんな状況を鑑み、立ち上がったのがピースワンコジャパンなのです。
ピースウィンズ・ジャパンはどんな会社なのか

では、ピースワンコジャパンを運営するピースウィンズ・ジャパンはどのような団体なのでしょうか?
ここでは、ピースウィンズ・ジャパンの概要や取り組みをご紹介します。
【ピースウィンズ・ジャパンの概要】
・運営団体:特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン
・設立:1996年2月
・代表理事:大西健丞
・事業内容:国際人道支援・空飛ぶ捜索医療団・ピースワンコ・ピースニャンコ・ピースワラベ・ピースクラフツ・ピースウィンズショップ等
・ピースワンコプロジェクトリーダー:安倍誠
・スタッフ人数:621名(2025年1月31日時点)
・所在地:広島県神石郡神石高原町近田1161-2 2階
・ピースワンコ所在地:広島県神石郡神石高原町上豊松72-8
・電話番号:0847-89-0885(代表)
ピースウィンズ・ジャパンでは、犬の保護・譲渡などを担うピースワンコだけでなく、猫の保護・譲渡を担うピースニャンコや国際人道支援や空飛ぶ捜索医療団という海外事業から災害支援事業まで幅広い活動を行っています。
国内外と幅広い拠点を持ち、様々な社会問題に取り組み、危機にさらされた命を救おうと立ち上がっています。
ピースウィンズ・ジャパンの活動は保護犬事業に留まらず、国内外の被災地や紛争地での人道支援においても大きな役割を担っています。
公式サイトの報告によれば、同団体は世界39前後の国と地域で活動実績があり、紛争下にあるウクライナでの医療・食料支援や、トルコ・シリア大地震における緊急支援など、命の危機に直面する人々を救済するためのプロジェクトを多角的に展開しています。特に、民間レスキューや医療チームで構成される空飛ぶ捜索医療団ARROWSは、国内の地震や豪雨災害時にも迅速に出動し、救助活動や避難所支援を行っているのが特徴です。
また、これらの活動を支える資金調達の仕組みとして、ふるさと納税制度を積極的に活用しています。ピースウィンズ・ジャパンによれば、広島県神石高原町や佐賀県へのふるさと納税を通じて、殺処分ゼロを目指す活動や伝統工芸支援などに寄付を行うことが可能です。寄付金は、保護犬の飼育管理費や医療費、さらには災害支援のためのヘリコプター維持費などに充てられており、寄付者に対しては活動報告書を通じて使途の透明性を確保する体制が整えられています。
ピースワンコの保護施設(シェルター)・譲渡センターは全国各地に

現在、ピースワンコの保護施設(シェルター)や譲渡センターは全国に11ヶ所あり、犬が人と楽しく過ごせて絆を深められる拠点の整備に取り組んでいます。
【保護施設(神石高原シェルター】】
・仙養シェルター
・西山/スコラシェルター
【譲渡施設(譲渡センター)】
・広島譲渡センター
・福山譲渡センター
・岡山譲渡センター
・生駒譲渡センター
・浜松譲渡センター
・湘南譲渡センター
・世田谷譲渡センター
・西東京ふれあい譲渡センター
・あきる野譲渡センター
・福岡譲渡センター
ピースワンコジャパンは、広島県神石郡神石高原を拠点に、全国各地に保護施設や譲渡施設を展開しています。
特に神石高原にある仙養シェルターでは、西日本では最大級のドッグランを完備しており、明るい陽射しが降り注ぐ自然豊かな環境で犬がのびのびと過ごせるよう整えていることがわかります。
杉本彩の指摘で進化した運営体制
2018年の杉本彩氏による指摘は、急拡大する組織の管理体制の不備という本質的な課題を突くものでした。
当時、「殺処分ゼロ」を掲げて全頭引き取りを続けた結果、保護数が許容量を超えて適切な飼育管理が困難な状況に陥っていたのです。
この指摘をきっかけに、団体は方針を拡大から管理の徹底へと移行し、シェルター内にレントゲンや手術室を完備して常駐獣医師を含むスタッフも大幅に増員をしています。
これにより、一頭一頭へのケアと迅速な医療処置が可能となり、動物福祉の水準は着実に向上しています。 外部からの厳しい批判を具体的な改善につなげたことで、現在は持続可能な運営基盤が確立されているといえるでしょう。
ピースワンコジャパンを巡る過去の経緯についても、事実に基づいた整理が必要です。公益財団法人動物環境・福祉協会Evaの代表理事を務める杉本彩氏らが、無登録での犬の譲渡や狂犬病予防法違反の疑いで刑事告発を行ったのは2018年のことでした。これを受け、広島県警は2018年から2019年にかけて、同団体および代表者らを書類送検しています。
しかし、その後の司法判断の結果、2019年には狂犬病予防法違反について、2020年には動物愛護法違反の疑いについても、最終的に広島地検は不起訴処分(起訴猶予等)としたことが報じられています。ピースウィンズ・ジャパンの公開情報によれば、この一連の騒動を重く受け止めた同団体は、指摘された過密飼育の解消や全頭へのマイクロチップ装着、狂犬病予防接種の徹底、不妊去勢手術の加速など、管理体制の抜本的な見直しを実施しました。
また、最新の活動報告によれば、現在は外部の有識者によるアドバイザリーボードを設置するなど、運営の透明性を高めるガバナンスの強化が進められています。過去の法的論争を一つの契機として、現在は行政との連携をより深め、法令遵守を前提とした保護活動に注力しているのが実態です。
行政や医療機関との連携が強み

杉本彩さんが言及していることもあり、ピースワンコジャパンの様々な意見や評判を目にした方も多いでしょう。
ピースワンコジャパンでは、ただ犬を保護し譲渡するのではなく、犬の正しい飼い方や動物福祉の考え方を数多くの方に知ってもらえるよう、行政機関や医療機関、企業、地域社会などと連携しています。
様々な機関と連携することで、犬が本来の生き方ができる「アニマル・ウェルフェア」に基づいて活動できるよう努めているのです。
アニマル・ウェルフェアとは、動物が感受性のある存在だと考えて、快適な飼育環境を目指す考え方です。
ピースワンコジャパンのシェルターでは、犬が安心・安全に過ごせるような環境に整備するべく、広々とした収容用地やドッグランをはじめ、犬舎にはエアコンを完備し診療所を置くなど工夫しています。
医療体制としては、検疫施設で健康管理や予防接種、診療所での診察・治療などがメインです。
検疫施設ではフィラリア検査・混合ワクチン接種・マイクロチップ埋め込みなどを行うほか、週に3回の獣医師の往診をしています。
治療が必要な犬は市内の動物病院へ搬送することも可能です。
また、生後3ヶ月以内の犬には狂犬病の予防接種や自治体への登録も欠かしません。
2ヶ所ある保護施設にはそれぞれ診療所が完備されており、3名の獣医師がおり、診察・治療が可能です。
シェルターにやってきた犬たちは、心身ケアに努めながら、触れ合いやトレーニングを続けていくことで、人慣れしていなかった野犬でも健康で生き生きと過ごせるようになっていきます。
里親探しをする段階では、保護された犬はトレーニングも完了し、健康で人慣れした状態になっています。
災害救助犬としての訓練を受け、被災地で活動する犬も少なくありません。
また、犬と絆を深められるような場や触れ合いを大切にしており、子どもや年配の方と過ごせるセラピー犬の育成も積極的に行っています。
保護犬の管理体制や育成だけでなく、医療体制も充実している点を踏まえると、犬にとって安心・安全な環境であることが理解できます。
まとめ
様々な口コミ・評判がある中で、どの情報が正しいのか、ピースワンコジャパンの管理体制はどうなっているのか不安に感じていた方も多いでしょう。
しかし、ピースワンコジャパンではアニマル・ウェルフェアの考え方に則り、行政機関や医療機関などと連携しながら医療ケアやトレーニングをしっかり行っており、犬を安全な環境で保護・育成し譲渡していることがわかります。
ピースワンコジャパンでは、犬と人の幸せな未来を作るべく、殺処分される犬たちを守り、愛情を込めて育てています。
元々野犬だった場合、人に心を開くまで時間がかかりますが、ピースワンコジャパンで育成された犬は人慣れできるようトレーニングされた犬ばかりです。
このように考えても、ピースワンコジャパンはしっかりと運営している団体であると言えるでしょう。



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