斎久工業は、あらゆるビルの総合快適クリエイターとして空気の調和・換気設備、給排水などの衛生設備工事を請け負っている企業です。
給排水衛生設備分野では「水の斎久」と呼ばれるなど、業界の第一人者として長年活躍してきた歴史があります。
そんな斎久工業では現在、どのようなことに力を入れているのでしょうか。
この記事では、斎久工業の会社概要や社長の評判、社員や元社員からの評判にも注目していきます。
斎久工業の事業内容が知りたい人、評判や口コミを確認して採用活動に活かしたい人は参考にしてください。
Contents
斎久工業とはどんな会社?
斎久工業は、創業が大正12年と約100年続いている歴史ある会社です。
まずは、斎久工業の会社概要について見ていきましょう。
会社概要
会社商号:斎久工業株式会社 住所:東京都千代田区丸の内二丁目6番1号(丸の内パークビルディング) 創業:1923年7月1日 設立:1951年1月26日 代表:代表取締役社長 佐藤政美 資本金:14億8,125万円 従業員数:514人(2022年4月時点)
斎久工業の歴史は、創業者である斎藤久孝によって衛生事業の設計や施工を目的とした、「齋藤久孝事務所」として東京に設立したことから始まります。
昭和26年に法人化して以降、社名を「斎久工業株式会社」と改称して現在まで快適で安全な生活を支えるサービスを提供。
売上高は531億9,875万円(2020年3月期)を突破するなど、建設・設備業界では名実ともに大企業の1つと言えるでしょう。
また、斎久工業のサービスは全国的に展開しており、本社を除くと北海道~九州までの全国13ヶ所に事業所を開設。その土地ごとに幅広い顧客のニーズに応えています。
斎久工業の経営方針
顧客に高品質なサービスを変わらず提供し続けるために、斎久工業では以下の方針を定めています。
・技術の向上をはかり、よりよい技術を提供する
・適切なサービスにより、高品質を保証する
・人材の育成につとめ、組織の活性化をはかる
・安全管理を充実し、職場環境の改善をはかる
上記の経営方針からもわかるように、顧客に快適で安全な生活が送れる高品質なサービスを提供するだけではなく、
会社の発展繁栄=従業員の生活向上も考えられているのが特徴的です。会社が儲かれば、社員を雇用でき万全な教育体制も構築できるということ。
社員を育てることは、顧客への提供品質が保たれ満足度につながる訳ですから理にかなった経営方針です。単に顧客第一主義を掲げる企業ではない点が、好感が持てます。
他にも、斎久工業の事業活動において環境保全を積極的に行い、環境汚染防止にも努めています。
環境の方針には、これらに関連する法規制や斎久工業が同意している要求事項を守り、具体的な環境目標を決めて実行、推進することで環境マネジメントの継続や改善を図っているようです。
主な取引先
創業から100年と歴史が長い斎久工業ですが、取引先に関してもその長い歴史に恥じない顔ぶれとなっています。
竹中工務店、大林組、大成建設、清水建設、鹿島建設、戸田建設、西松建設、大和ハウス工業、三菱地所、森ビル、三菱UFJ銀行、三越伊勢丹、官公庁 ほか
引用元:https://job.mynavi.jp/23/pc/search/corp80720/outline.html
官民問わず、錚々たるハウスメーカー・ゼネコン業者などと取引を行い、さまざまな建築物の設備に携わってきました。
著名なところでは、東京スカイツリー・横浜ランドマークタワー・豊洲市場・国立競技場・関西国際空港・東京オペラシティといった建物の施工実績を有しています。
創業以来、現在に至るまで案件は常に切れることはなく、さらに大規模な案件実績を積み重ねているということは経営基盤がきちんとしている証拠です。
実際、2021~22年に竣工した建物にも複数関わっており、銭瓶町ビルディング・ロジクロス春日部・常盤橋タワー・神奈川大学みなとみらいキャンパスの設備工事を担当しました。
実績から見ても斎久工業は、特にゼネコンの信頼が篤いサブコン企業と言えるでしょう。
斎久工業の事業内容
続いて、斎久工業の事業内容についてみていきましょう。
ここでは事業フィールドやソリューションという視点から分析してみます。
斎久工業の事業フィールド
斎久工業は、あらゆるビルの総合快適クリエイターであり、人と地球の未来に価値ある建物環境を提供している会社です。
斎久工業は、給排水衛生設備分野のパイオニアであり、設立以降はビルのリニューアル分野にも事業を展開。
「水のパイオニアである斎久」を「建物環境の総合エンジニア斎久」へ拡大したことで、よりこだわったサービスや設備を提供しています。
近年の地球や人間などを取り巻く環境は、様々な要因が複雑に絡まることで、大きな変化を遂げる時代となってきました。
斎久工業はその変化の中でも安心と安定を提供できるように、人や自然そして優しく快適な環境を届けられるように時代のニーズに合わせた対応を心がけています。
斎久工業のソリューション
斎久工業は、顧客からの課題に対して最適なソリューションを提案しています。
顧客の課題に対して運用、設備、調達の改善から見直しを行い、効率化を図る方法や多くのメリットを引き出す取り組みを促進、また契約の見直しによって最適なインフラを選定・提案してくれる企業です。
技術研究
2003年から本格的に開設された技術本部内の研究開発部門では、物理的や化学的な観点から各種の効果に関する理論的確立を目指した研究を推進しています。
このような技術研究の経緯と目的は、今まで施工してきた給排水衛生そして空調換気設備の設計や施工会社としての実績と豊富な経験が関係しています。
これらの技術を集大成として、新たな環境共生時代に応えていき、技術の設計や開発による省資源を考慮したシステムの導入に務めています。
地球規模での環境危機へと対応できる技術が時代の中で求められているため、今まで斎久工業が培ってきた技術を活かすために取り組んでいることがわかります。
斎久工業の特許技術
斎久工業では、特許技術の取得や画期的なシステムを開発するなど、技術的・サービス向上に対し余念がありません。
・箱型フレーム及びこれを用いた圧送排水設備 ・サニタリータンクレス圧送排水システム「どこでもえーす」 特に、「どこでもえーす」は水回り設備の配置場所に困った時に大活躍してくれる、画期的なシステムと言えるでしょう。 通常、トイレや水道など水回りの設備を建物に設置する場合、水が問題なく流れるように排水勾配を作らなくてはなりませんが、 この「どこでもえーす」は、地下階など逆勾配の配管となる場所にも水回りの設備を配置することができます。 このような画期的なシステム・特許技術を開発している点が、「水の斎久」と言われる所以です。 斎久工業は、事業内容から様々な設備のパイオニアであることがわかりますが、その社長となる人物はどのような人物なのでしょうか。 斎久工業株式会社の代表取締役社長は佐藤政美氏です。 1977年に九州学院大学工学部航空工学科を卒業して、斎久工業へ入社。 2015年から取締役兼技術本部長に就任、2017年には代表取締役常務、2021年に代表取締役専務へ昇格しています。 入社時期も早く、これだけ多くの管理職を経験している人物なので、仕事に真摯に向き合っているだけでなく、技術力の高い人物だと想像できます。 さらに、人望も厚く信頼できる人物なのではないかとも推測できるでしょう。以下、佐藤政美氏が公式HPに載せているメッセージを見ても、社員と顧客のことを真剣に考えている人物なのが見て取れます。 斎久工業の経営理念である「安全な生活を支える高品質な設備及びサービスを提供する」を根幹に、「社会のニーズに合致した事業内容」、「ステークホルダーからの信頼」、「自由闊達で清新な社風」を掲げ、 全社員の幸福な生活を支え、全てのステークホルダーの皆様のご期待にお応えするため、一層の企業価値の向上と持続的な成長に努めてまいります。 皆様には、今後も変わらぬご支援とご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。 また、佐藤氏は社長就任時に全拠点を周り、定例会(夕礼会)などに出席し、社員と率先してコミュニケーションを取ったそうです。 社員を人財と考え大切にしている斎久工業に相応しい人物像と言えるのではないでしょうか。 2023年に創業100周年を迎える斎久工業ですが、新たなリーダーとして佐藤氏を迎えどのように進化していくのか、佐藤氏の手腕に注目が集まります。 2022年7月には、佐藤政美氏自ら現場へと赴き事業主パトロールを実施。 『安全は、急がず焦らず怠らず』というスローガンを掲げ、事故を未然に防ぐことに加え、災害防止活動を推進するようにと、現場の安全確認の徹底を従業員に強く呼びかけました。 通常、社長の現場訪問は非常に珍しいことだと思いますが、定期的に自ら現場との交流を図っている姿勢は 現場の苦労を知っている佐藤氏だからこそと言えるでしょう。 斎久工業に依頼を考えている企業担当者や求職者の方の中に、斎久工業の評判が気になっている人もいるでしょう。 ここでは、斎久工業の評判について口コミを取り上げてコメントしていきたいと思います。 同世代のサラリーマンの平均年収と比較しても、若いうちから高い給料をもらっていると感じています。半期ごとに人事部による職務評価や業績評価等も実施されているので、その評価に応じても給料が上がります。 同世代に比べて若いうちから給与の水準が高いということです。 そのため、若い世代から入社しているとその後はさらなる給与アップが期待できる職場と言えるでしょう。 一級管工事や消防設備士等の資格を取得すると報奨金がもらえる。資格取得のための講習会がある 引用元:https://jobtalk.jp/companies/37434/answers?oauth=google_oauth2 斎久工業は社員の積極的な資格取得を応援しているだけでなく、講習会を設けて仕事しながら学べる環境作りをしていることがわかります。 また、資格取得者に対する報奨金を設けることで、社員の向上心アップ・モチベーション維持にもつながっているようです。 地方勤務なら早くから小規模現場を任せられたりと、やる気次第で実力をつけることが可能である。 成長を暖かく見守ってくれる良い上司がたくさんいます。資格取得にも協力的であり勉強時間を与えてくれたりする。 引用元:https://jobtalk.jp/companies/37434/answers?oauth=google_oauth2 この口コミからは、入社して一定の能力が付いてきたら実践で覚えさせてくれる方針です。 また、やる気を尊重してくれる暖かい上司も多いと推測できますので、働きやすさを感じていることが伝わってきます。 働きがい: 成長・キャリア開発: 引用元:https://www.vorkers.com/one_answer.php?vid=a0A2x00000DOHVn&qco=4 ニュースで紹介されるような建物に携われるため、実績を積みながら成長していける環境だと言えます。 成長するためには、興味を持って率先して動くことはどんな仕事においても同じです。懸命に頑張る姿勢を他に見せることで、自然と周りも助けてくれるようになるでしょう。 特に現場の施工管理は、職人さんとコミュケーションを取ることが重要となる職種なので、積極的に関係性を深めていくのが良さそうです。 斎久工業の口コミを見てみると、若手でも早い時期から裁量を与えられ成長できる環境・給与についても満足といった声が多数ありました。 この記事を見ている方の中には、斎久工業へ求人応募を考えている人もいるかと思います。 実は、斎久工業では2022年6月現在、2023年度新卒採用・中途採用・カムバック採用(以前、社員だった人を再雇用する制度)など、多様な形態での採用活動を実施しています。 カムバック採用と中途採用では施工管理職の募集、新卒採用では技術系総合職での施工管理をそれぞれ募集しているようです。 ※その他諸条件や採用全般のことについては、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ御覧ください。 斎久工業の企業概要や事業のこと、そして社長・職場環境の評判について調べてみた結果、 給排水衛生設備分野のパイオニアでありながら、止まることなく成長を続けている企業であることがわかりました。 売上や実績を着実に積み上げているという点が何よりの証拠だと思います。 また、社員からの評判もよく、資格取得には積極的に力を入れている点も好評のようです。 今後もさらなる活躍が期待される企業と言えるでしょう。
画像引用元:https://www.saikyu.co.jp/tech_service/tech_information/development/property/斎久工業の社長の評判
佐藤氏の経歴
社長自ら現場の安全を確認
斎久工業の評判
ニュースになるような建物を作ることはできる
意欲があれば先輩は親切に教えてくれるし、現場でも他社のベテランが絡みがある仕事は教えてくれる
自分から積極的に興味を持って仕事をしなくては入る情報は減ってしまう斎久工業の採用活動
https://ameblo.jp/direscare/entry-12727578214.htmlまとめ
画像引用元:https://careertrip.jp/selection/saikyu/
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