・ダイアナの会社概要が知りたい
・ダイアナの採用情報を確認したい
・ダイアナで実際に働く人々の口コミから社内環境が知りたい
以上の方々に今回の記事を読んでいただきたいです。
こんにちは。今回はアパレル(補正下着)業界のダイアナについて取り上げようと思います。
補正下着は多くの会社が販売しており、実は大きいマーケットを有する業界です。
アパレル業界、特に最近注目されている補正下着業界での仕事に興味がある方や、同業で勤務をされている方の参考になれば幸いです。
Contents
ダイアナの概要について
では、まずダイアナという会社についてまとめてみましょう。
社名:株式会社ダイアナ
→ダイアナという名前の会社には女性靴のダイアナ株式会社があります。
ただし、今回取り上げるのは前株の株式会社ダイアナです。
設立年:1986年7月1日
→2019年7月で設立33周年を迎えたということですが、そもそも30年以上前に補整下着自体が存在したかどうかも定かではないことから推測するに、「ダイアナ=補整下着のパイオニア」(※)である可能性は大きいですね。
ちなみに私が調査したところ、「1990年代にバストアップ目的のブラジャーに注目が集まりはじめた」という情報があったので、それまでの道筋を「ダイアナが補整下着の有用性を提案」することによって流れが生まれた、と考えてみると非常に興味深いですね!
事業内容:プロポーションメイキングの総合コンサルティング フランチャイズ事業
→後ほど詳しく記載をいたしますが、ダイアナの事業は補整下着の製造・販売だけではなく、コンサルティング、フランチャイズ事業も行っています。全国各地にFC店舗約750店舗を構えており、そこで顧客に販売もする形態をとっているようです。
従業員数:約270名
→こちらはダイアナの本体で働いている方の人数です。FC店舗のマネジメント業務から国際事業部でのインターナショナルな業務まで業務内容は多岐に渡っているようです。この点に関しても後ほど詳しく取り上げたいと思います。
それでは会社の概要はこのあたりにして、次は具体的な業務内容について見ていきましょう。
参考URL:http://www.diana.co.jp/
ダイアナでの業務内容について
ダイアナの採用ページを確認してみると、実際に働いている方の紹介が記載されておりました。ですので、今回はそこから抜粋をして、業務内容について深く掘り下げて見ようと思います。
採用ページには下記の職種について記載をされております。
コンサルタント、化粧品トレーナー、シャイニーアウルカフェでの調理スタッフ
参考URL:http://www.diana.co.jp/utsukushiku/employment/member/
今回はコンサルタント、商品部、国際事業部、サロン経営コンサルティング部、社長室について取り上げてみようと思います。
コンサルタント
コンサルタントの業務は全国に展開されているFC店舗(サロン)の運営者と本社をつなぐ架け橋になることだそうです。サロンはチーフという方が運営しており、チーフが実際にお客さんと接触して美しくなるためのコンサルティングを行っております。コンサルタントは複数のサロンを受け持ち、目標の設定や進捗の確認を時には店舗に足を運んで行うようです。コンビニなどFC展開をしているビジネスを行ったことがある方はこの職種についてはイメージがしやすいかも知れません。
商品部
ダイアナで提供される補整下着などの製品の設計開発を行っているのが商品部です。女性の要望、例えばこういう部分を補整したい、こういう体調の日はこういう下着を身につけたいなどは男性にはどうしても分かりづらい部分であると思います。ホームページの社員紹介においても商品部には女性の方が紹介されております。やはり補整下着においては男性が作るものよりも女性が作るもののほうが安心感はあるのかも知れません。
国際事業部
ダイアナは京都で創業され、現在は東京都渋谷区に本社を構えていますが、実は中国にも進出をしており、中国の美容関連企業とタッグを組んでダイアナ商品の販売促進活動も行っております。取り上げられている国際事業部の女性は、中国にてダイアナブランドを広めるために立ち上げから参画を行っているらしいです。まだまだ発展途上の様子ではありますが、今後中国市場の開拓に向けてより本腰を入れて経営を進めていく可能性は十分にあると思いました。
サロン経営コンサルティング部
ダイアナには全国に約750店舗のサロンがあります。そのサロンひとつひとつを訪問し、より良いサロン経営・運営を行なっていただくための支援を行なうことがサロン経営コンサルティング部の仕事です。
様々なサロンのデータをあらゆる角度から分析し、運営状況や傾向を提示し、「強みの続伸、弱みの改善」などを提案します。そして、各チーフプロポーションカウンセラー(以下チーフ)のお悩みや問題点を抽出し、速やかに解決法を提示しています。
ダイアナでは運動や食事指導だけでなく、補整下着や栄養補助食品を含めた独自のコンサルティングシステムなど様々な角度からお客様をサポートしているという点に興味を抱き、これまでの経験や知識を活かせる職場だと思い、転職を決意しました。
(経営支援本部 サロン経営コンサルティング部)
フィットネスクラブのインストラクターなどをしていたこちらの方は、これまでの経験を活かせると思いダイアナに転職したそうです。ダイアナには多くの方が抱く「今までの経験や知識を活かしたい」という思いをそのまま実現することができる環境があり、だれでも活躍する場が用意されています。
社長室
経営方針に基づいた新規事業開発の取り組みや既存事業の推進、また知財・法務、株主総会など会社の運用全般を担う部署です。例えば、新規事業「富ヶ谷Dスクエア」の立ち上げ。富ヶ谷Dスクエアは「美と健康をテーマとしたライフスタイルショップ」として作られた美容院とカフェの事業展開です。
プロポーションづくりのダイアナが手掛ける初めての事業形態ということで、すべてが0からのスタートだったそうです。苦労も多かったそうですが、その分、形になったときのやりがいはとても大きかったといいます。
経営層の考えていることをとても近くで感じることができる会社です。経営層の近いところで、全社一丸で取り組めるところが、ダイアナの規模ならではの良さ。コンプライアンスを順守し、世の中や会社にとって正しい事であれば、まずはやってみるということを会社としてサポートしてくれるところがとても魅力的です。
(経営戦略部 社長室 アシスタントマネージャー)
チャレンジ精神を評価してもらい「まずはやってみる」という気持ちを会社でサポートしてもらえるのはうれしいですね。経営層の考えを身近で見聞きすることによって、会社が成長すると同時に自分の成長にもつながると思います。様々な経験ができるというのもダイアナで働く魅力です。
いかがでしたでしょうか?補整下着の販売を行っている会社と聞くと営業活動しか業務内容がないように感じるかも知れませんが、実は今取り上げた職種よりもっと多くの領域にて働いている人が多いということがわかりましたね。所感としてはダイアナでは働いている従業員一人ひとりの強みを活かす事業展開を行っているのだなと感じました。
働いている方からの評判をネットから調査してみました!
それではホームページに記載されている以外での評判はどうでしょうか?業歴も長い会社ですので、口コミの数も多く存在しているようです。一部をピックアップして記載をします。
女性の会社だけあって、時短、育休、産休制度には寛容。復帰後には働きやすい部署に変わったりと子持ちは強い。
(30代・女性・現社員・販売サービス系)
先程の社員紹介でもございましたが、仕事柄女性について熟知している、もしくは女性でなければわからない観点や感性を持っていなければ仕事がしにくい、という状況ではあると思います。(男性の社員の方も社員紹介で紹介されており、実際は男性社員の方も多く在籍をしているようです)女性の方が多い職場ですので、女性が働きやすい環境が整えられているというのは納得いきますね。今は子育てをしながら働くという女性の選択ができるようになっておりますので、時短だったり育休産休制度も充実したりしているというのは女性が長く安定して働く上では欠かせない制度かと思います。
フランチャイズの本社なので、商品の提案、説明、勉強会、販売促進等をサポートすることが仕事内容。各地での勉強会開催をある程度自分の裁量で決められる。スケジュールの日程、内容は自分の裁量で決定していける為、出張は1人で行うことが多い。
(30代・男性・現社員・販売サービス系)
こちらは男性による口コミです。フランチャイズ店舗に実際に足を運び、商品の提案販売促進などを行うようですが、この方の場合は各地開催を自分の裁量で決められていたようです。会社からの管理がずっとついているというわけではなく、もちろん一人で仕事ができる人に限られる話ではあると思いますが、こういった裁量は与えられる会社という事がわかりました。
トータルできれいになれる製品が揃っており、楽しく、自分磨きもできる。研修も入社時に、行って頂けるので、よかった。※全く、やらない企業もあるので。
(40代前半・女性・正社員・ルートセールス・代理店営業)
研修がしっかりしていることは非常に大事ですよね。ダイアナでは社割で商品を購入することや貸与ができるそうです。
これらを通して、自社の商品への理解を深め、実際の使用感や商品の良さをお客様と共有し、より良い提案ができるようにしているのです。
女性にとってはとても働きやすい環境と言える。女性が多い会社なので活躍できると思うが、社風が合えばの話
近年は新卒採用も行なっていて若い社員は増えている。合う合わないが分かれる雰囲気なので合う人は長く勤めている。
経営者から直接感謝をされる場面がある点。また、時には顧客から直接嬉しい意見を聞けるタイミングがありその時はやりがいを感じました。
(20代女性 正社員 企画、事務、管理系)
昇給や賞与など普段の仕事ぶりが社内で認められ、自然とやる気のスイッチが入る…というのはよくある話ですが、経営者や顧客の口から直接感謝される機会は滅多にないからこそ、また違った意味でポジティブなエネルギーが生まれそうですね!
公式ホームページ以外の口コミを見てみることでよりダイアナでの実際の業務内容について理解する事ができましたね。女性にとって働きやすい制度が整っていること、外回りの社員はある程度裁量を与えられて業務をしているということがよくわかりました。
ダイアナではどんな人材を募集しているの?採用の方向性を探る
ダイアナの求人情報は以下サイトから確認出来ます。
採用情報:https://recruit.diana.co.jp/
こちら、キャリア採用の募集要項等が掲載されており、「ダイアナではどのような人材を求めているのか」について随時目を通せるものの、ここで気になるのが「方向性」です。
ダイアナでは、どのような「方向性」から求人を募集しているのでしょう?
業務内容や口コミは既に記載済みのためこれらのみで考察することも可能ですが、上記した内容を補完する目的で、別の口コミを確認してみましょう。
当社社員の75%は女性。管理職も女性が60%以上活躍中です。尊敬できる女性の上司が社内にたくさんいて、いろいろ相談もできますよ。
売上成績さえ残せば会社も上司もきっちり評価してくれますし、やり甲斐があります。
女性が多い職場なので女性上司は当たり前ですし、女性だからと臆する必要は皆無です。
この内容を補足する口コミを既に記載しているため、
「女性が働きやすい環境が整備されている」という特徴について
より確実性が増したのではないでしょうか?
女性社員が出世しやすい環境は、女性客のニーズを満たすサービス提供を可能とし、
ダイアナの経営力の底上げに大きく貢献すると考えられます。
ダイアナによる採用の方向性は「自立心のある人間」と言えるかもしれません。良質な商品・顧客ニーズに臨機応変に対応するサービス、新しい視点で立ち上げる事業は、様々な意見があってこそ生まれるもの。以上において最も重視すべきは、各々が自立心を持って自身の業務に取り組むこと以外にありません。
女性社員であれば、同性特有の悩みに共感できます。が、解決のための突破口をひらき、理想を実現化するには、自立心と客観的な目線が不可欠だと思われます。
ダイアナでのFC経営について
ダイアナでは「フランチャイズ」という経営モデルを採用しています。
フランチャイズという言葉を耳にされたことがある人も多いと思いますが、
簡単に記載をすると以下のような事業契約のことをフランチャイズ契約といいます。
「フランチャイズ契約」とは本部がその会社の商品やサービスにおいて、加盟店へ経営ノウハウや商標を用いて事業を行う権利を付与する契約内容の事。
※http://independence.jobmark.jp/whatfranchise.htmlより一部改変
フランチャイズで有名な会社といえば「セブンイレブン」や「STARBUCKS」、「東進予備校」などが挙げられますね!
ダイアナもこれらの企業と同じようなフランチャイズ経営を行っており、
全国にいるオーナーと本部社員が連携を取りながら事業を行っているようです。
では、ダイアナのフランチャイズにはどんな特徴があるのでしょうか?
簡単にポイントをまとめてみました。
・小資本、在庫負担なしで開業できる
・10坪以上のコミュニティースペースがあれば開業可能
・「美容および健康」に関連する他業種との兼業プランがある
・家事や育児を両立させたい主婦や子育て中のママにおススメの自宅プランがある
・ロイヤリティがない
参考:https://www.fc.diana.jp.net/
※開業条件などが現在変更になっている可能性がございます。
フランチャイズ経営をご検討の方は同社までお問い合わせいただけますと幸いです。
ダイアナFCの口コミと評判
上記した内容からダイアナが行うFC経営には業務の効率化等複数のメリットが生じることが想定できるものの、問題はこれらが実際にどう活かされているかです。
そこで、ダイアナのFC経営について書かれた口コミを参考に評判を確認しながら以上の問題の考察を試みます。
フランチャイズ経営の運営コストと売上をいかに調節するかが重要そうなので、経営に関する知識は必須になるかもしれません。いずれにせよハードルはちょっと高いようには感じられます。
商品特性上、あまり強めの接客だと客離れが起きそうなので、販売対象をしっかりと絞った方がうまくいくのではないかと感じます。
ダイアナの場合はより信頼性を感じてもらう仕組みを用意していて、3Dボディスキャナーで全身を立体的に撮影してみせたり、体型のどこを改善する必要があるか診断シートで提示したりすることで定期的に通うようになる仕組みを作りあげている。
ダイアナFCのメリット
フランチャイズといっても、やはり経営に関わることに変わりはないからこそ、目先の利益だけではなく、長期的な目線で冷静に判断する必要がありますよね。
ダイアナにおいてももちろん、経営知識は不可欠であると思います。
口コミには「経営に関する知識は必須になるかもしれません。」と記載されていましたが、
フランチャイジーであったとしても経営に関する知識を持って、判断をしていくことが必要なのでしょう。もちろん、一人で答えが出せない経営の相談や、克服しなければならない課題の解決法などについてはダイアナの本部に相談ができるのではないでしょうか。
ダイアナFCを開業する際の事前準備
物件や資金、その他運営に必要なノウハウなど、開業には色々な準備が必要です。
また、開業を検討している方にとって、どこまで本部のサポートを受けられるかも気になるのではないでしょうか。
そこで、ダイアナFCを始める際に必要な事前準備についてまとめてみました。
・物件探し
開業において物件探しは必須ですが、一般的には自己流で探すか、本部のサポートを受けるか、2種類のパターンがあると言われています。
企業によって細かいルールの違いがありますので、事前確認が必要です。
ダイアナの場合、立地条件を問わないため、マンションの一室(最低10坪以上)でも開業が可能となっています。
これは家賃を最小限に抑えることにも繋がるため、オーナーにとって大きなメリットです。
細かい運営サポートも受けられることになっていますので、初めての開業でも落ち着いて物件探しを進めていけるのではないでしょうか。
・開業資金
出店プランにより異なりますが、加盟金は200万円、保証金は100万円となっています。
その他のサロン取得費や内装費を入れると、合計で500万円程になります。
一般的な美容室ですと950万円、エステは700万円ですので、美容室やエステと比較すると小資本で開業できることが分かります。
また、ロイヤリティにおいては0%となっています。つまり、ロイヤリティを本部に支払う必要はありません。
コンビニエンスストアでは、ロイヤリティが営業純利益の50%となる場合もあり、経営を圧迫しているケースもあるようです。
事業運営に必要なランニングコストも最小限に抑えられる条件になっているのです。
まとめ
これまで実際にダイアナの業務内容について細かく調査し、その上で働いている人からのリアルな評判についても見ていくことができました。
補整下着の販売を行っている会社ではありますが、様々な事業領域が存在しており、従業員一人ひとりの強みを活かせる職場であると思います。今後中国展開や日本でのシェアをもっと拡大していくにあたって新しい事業部や働き方が出てくると思いますので、注意してみていきたいですね。
今回の記事でダイアナでの働き方など、皆さんが参考になるような情報がお届けできていれば幸いです。
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