この記事では、銀秀会グループの1つである医療法人財団 兵庫錦秀会が運営している、神出病院についてご紹介します。
常にストレスにさらされている現代。心の健康管理はますます重要となっています。
心の病気には様々な種類がありますが、症状や病気に対する治療の進め方にもそれぞれ違いがあります。
周りからの理解が得られずにさらに悩んでしまう方もいるでしょう。
そんな時にサポートしてくれるのが、神出病院などの精神科病院です。
神出病院はどんな診療を行っているのか?受診している人の特徴や口コミ、評判について見ていきましょう。
神出病院への通院を考えている方、精神科病院を探している方はぜひ参考にしてみてください。
Contents
神出病院の診療内容など

まずは、神出病院がどんな病院でどのような診療を行っているのかをみていきましょう。
神出病院の概要
神出病院が設立されたのは1963年1月のことです。
当時は70床の病床数で病院を開設しましたが、2005年の新病棟増改築に伴い病床数を着実に伸ばし、現在では病床数465床となる大きな病院へと生まれ変わりました。
理事長は籔本雅巳氏、院長は土居正典氏が務めています。
病棟は、精神一般病棟(5階建て)と精神療養病棟(4階建て)の2つの建物に分かれており、外来などは精神療養病棟の1階で受け付けています。
豊かな自然に囲まれた広大な敷地内にはグラウンドや駐車場が設けられているほか、日用品や雑貨を購入できる売店も用意されているのが特徴です。
なお、患者が過ごしやすいよう病室にはセントラル式オゾン脱臭設備を配置しており、不快な匂いを分解し快適で健やかな生活を遅れるように配慮されています。
病院理念
神出病院は「患者様への理解に基づいた、心ある医療を提供します」という理念を掲げています。
気分障害や認知症・脳血管障害・その他精神科目など、様々な患者のケアに対応していますが、その治療は豊富な緑に囲まれた環境の中で受けられるのが特徴です。
そうしたゆったりとした環境の中、不安や悩みに寄り添い、分かち合っていける病院を目指しているのがうかがえますね。
また神出病院では、下記の3つの方針を定め診療に当たっています。
- 私たちは、利他の精神に基づいた医療、患者様への理解に基づいた愛ある医療を提供します。
- 私たちは、患者様により良い医療を提供するために、知識や技術の習得に努めます。
- 私たちは、医療倫理や患者様への理解に基づいた医療が行われているか日々振り返り、行動を改善し、患者 様や社会のニーズに応えるため発展していきます。
病気を治し、病人を癒す愛ある医療の提供を使命として優しい治療を実施し、
医師や看護師、職員などの資質や技術の向上、人格の形成に真剣に取り組むことを約束しています。
診療科目
神出病院の診療科目は以下の通りです。
・精神科
・神経科
・心療内科
・内科
・歯科
医療設備は、X線・CT・エコー・心電図・脳波計などがあり
心の病気以外にも、健康面で心配なことがあれば相談することが可能です。
神出病院を受診される方の受診理由など

次に、神出病院はどんな方々が利用しているのかみていきましょう。
内科には風邪の症状がある人などが受診しますが、精神科や心療内科にはどのような症状がある方が受診するのでしょうか。
精神科
精神科では、うつ病・躁うつといった心の病気を抱えている方が受診をする機関です。
精神科医による薬物治療や面談などを通じて治療を進めていきます。
・統合失調症
幻聴や幻視、幻嗅といった幻覚症状などの陽性症状・感情の平板化や意欲の低下といった陰性症状・
認知機能の軽度の障害といった症状が表れるのが統合失調症です。
体質や環境的な要因の他、ストレスが引き金となって発症すると言われています。
これまでできていたことが急にできなくなる症状は統合失調症のサインでもあるので、
ご家族で気になる方がいれば精神科への受診を検討してみましょう。
・アルコール依存症
アルコールを絶え間なく飲み続けることや、お酒を飲んでいない時に手が震えるなどの症状が表れるのがアルコール依存症です。
お酒中心の生活から抜け出すために身体的な治療や離脱症状の管理などが行われます。
・うつ病
心の病気と聞くとうつ病を思い浮かべる方も多いでしょう。
意欲の低下や不安感、仕事能力の低下などの心の不調だけではなく、
眠れなくなる、疲労感がある、頭が重いといった身体的な症状もあります。
この他にも、薬物依存症や認知症といった病気の方が
少しずつでも症状を軽くするために精神科を受診しています。
心療内科
心療内科は、心理的な要因で体に症状が表れる心身症を扱っている内科となります。
頭痛や下痢、嘔吐や胃潰瘍、気管支喘息などの症状があるので、心のケアと身体的な治療もしていかなければいけません。
上記のことから、不安や不眠、イライラすることが多くなるといった
精神的な異常だけがある場合には精神科を受診し、
上記のような症状に加えて身体的な症状もある場合には、心療内科を受診するといいでしょう。
どちらを受診すればいいのか分からない場合には、神出病院に相談することも可能です。
また、神出病院では医療相談も実施しており、外来診察についての相談を無料で受け付けています。
不安なことがあれば遠慮せず問い合わせてみましょう。
神出病院の口コミや評判

病院に通う際には口コミを参考にする人も多いと思いますが、
実際に神出病院を受診したことがある方々の口コミや評判はあまり多く発見できませんでした。
特に、精神科と心療内科の口コミが少ないのですが、
その理由としては、他の人に自分の症状を教えたくないという理由もあるのでしょう。
神出病院に通う人の中には、風邪や歯の治療だけではなく心の病気で通っている方もいます。
その場合、自分が患っている病気を他人に伝えることは難しく、理解してもらえないケースも多いのです。
また、治療に専念しており口コミを書く余裕がない方もいると思いますので、そういった理由から口コミが無い可能性があるのかもしれません。
しかし、神出病院の歯科の口コミは見つけることができたので参考にしてみてください。
今年初めてかかりましたが先生の説明はすごくわかりやすくて満足しました。
しっかり時間をかけて治療してくれるのも自分にはぴったりだと思います。
引用元:http://www.denternet.jp/link.htm?prf=28&gun=9&clinam=%BF%C0%BD%D0%C9%C2%B1%A1
説明をされても素人では難しいこともあるでしょう。
しかし、神出病院の歯科医は分かりやすく説明してくれることが口コミを見ると分かります。
説明がしっかりとあることで、安心して治療を続けることができるでしょう。
都度都度患者への説明の確認をとってくれてたので安心でした。
引用元:http://www.denternet.jp/link.htm?prf=28&gun=9&clinam=%BF%C0%BD%D0%C9%C2%B1%A1
一方的な説明だけではなく、患者の意思を尊重してくれる点は受診する側からしたら安心できる点ですね。
神出病院へのアクセス

最後に、神出病院のアクセスの仕方についてご紹介していきましょう。
所在地は、神戸市西区神出町勝成78-53。田園地域にあるので、静かな雰囲気の中で治療できます。
車での受診
JR明石駅前国道2号線「和坂」から国道175号線を三木方面に向かい、
「小束野北」を右に入り約500mの場所にあります。
三木・小野方面からであれば国道175号線を明石方面に向かい、
「小束野北」を左に行くと約500mで神出病院に行くことが可能です。
交通機関を利用して受診
・JR、山陽電鉄の利用
明石駅から神姫バス「三木」または「杜」行普通に乗車し、「小束野」で下車
・送迎バスの利用
JR「明石」駅と神戸地下鉄「西神中央」駅であれば、送迎バスがあります。
JR明石駅発は1日3本、
地下鉄西神中央発は土日のみ1本と平日のみ1本、
緑ヶ丘発は1日2本、
病院発は1日5本あり、そのうち土曜日のみが1本、
土日祝日のみが1本、土日祝日に運休が1本ある
ので、病院の事務局に問い合わせて活用してみましょう。
まとめ

ここまで神出病院の診療内容や受診する理由、口コミや評判についてご紹介してきました。
心の病気を抱えていても、病院に通うほどではない、病院に行くのが億劫、
時間が経てば大丈夫、などと考えてなかなか受診をしない人もいます。
しかし、心の病気を放置すればさらに症状が悪化して日常生活に支障が出てしまう場合もあるでしょう。
大切な家族についても、いつもと違った行動をする、
健康面で不安な面があると気付いた時は、早めに受診を促してください。
早い段階で治療をしていくことで、心も軽くなっていくでしょう。
もちろん、風邪の症状や歯の違和感がある際にも利用できるので、
異常を感じたら受診してみましょう。
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