RSアセットマネジメントはどんなことをしているの?業務や事業内容は?

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RSアセットマネジメントは「優しさをもっと身近に。」をモットーに、社会貢献を目指して様々な活動を行っています。

RSアセットマネジメントという会社の名前を初めて聞いたという方は、少なからずいるでしょう。

RSアセットマネジメントは、太陽光発電投資を主に行っている会社です。

RSアセットマネジメントはどのような業務を行っている会社なのか、気になっている方は多く見られます。

そこで今回は、RSアセットマネジメントとはどのような会社なのか、どのような業務を行っているのかをご紹介します。

RSアセットマネジメントの会社概要

 

まずはRSアセットマネジメントとはどのような会社なのか見ていきましょう。

RSアセットマネジメントは2013年3月に設立された会社で、東京都港区赤坂に会社を構えています。

資本金は5,000万円で、主に再生可能エネルギーファンドに対する投資事業を行っています。

再生可能エネルギーとは、太陽光や風力、水力、地熱、バイオマスといった地球から枯渇しないだろうと言われている自然の力を使ったエネルギーのことです。

再生可能エネルギーは温室効果ガスを排出しないため地球に優しく、国内で生産が可能と言われています。

資源に乏しい日本は、エネルギーの8割以上が石油や石炭などでそのほとんどが海外に依存しています。

しかし再生可能エネルギーが活発化すると国産のエネルギーが増えていき、エネルギー安定供給の観点から改善を図ることができるのです。

RSアセットマネジメントは、再生可能エネルギーを活発化させて国産のエネルギー供給を安定させるために活動しています。

会社が設立された背景には、1995年に起こった阪神淡路大震災と2011年に起こった東日本大震災などがあるそうです。

2011年の東日本大震災以降、日本における電力供給に対する考え方は安さから質に変化しました。

東日本大震災で被災した人達から「電気やガス、水道が止まっていたが、電気が復旧して暖房が付いた瞬間希望を感じられた」という言葉を聞き、電力供給に貢献したいという気持ちが強くなり設立に至ったそうです。

 

RSアセットマネジメントの事業内容とは?

 

RSアセットマネジメントは具体的に、アレンジメント事業とインベンストメント事業に大別されます。

ここでは、アレンジメント事業とインベンストメント事業に分けて説明していきましょう。

 

アレンジメント事業

 

RSアセットマネジメントでは、若い世代のアセットマネージャーが中心となって、再生可能エネルギーのアレンジメント事業を行っています。

アレンジメント事業では、ファンドストラクチャー構築業務と運営管理業務に分かれています。

 

・ファンドストラクチャー業務

ファンドストラクチャー業務では、太陽光発電投資において電力会社との20年間固定買取制度を利用しているため、安定した収益の獲得を重視した投資の実現が可能です。

太陽光発電設備の設置候補地の選定や設備の設置、メンテナンスまでを特別目的会社が一括して提携会社に委託することで、発電設備の取得に係る初期コストを抑えつつ継続的な資産管理コストの軽減も可能です。

また特別目的会社による事業は、金融機関からノンリコースローンによる借入可能な案件のみを投資対象としているため、レバレッジをかけて投資リターンの向上が図れます。

安全かつ安定した電力供給への貢献を企業理念とし、社外の弁護士や会計士などの助言を踏まえて出資者と協議をした上で、最適なストラクチャー構築を目指しています。

 

・運営管理業務

運営管理業務では資金運用状況や設備メンテナンス状況などをその時々に提供できるように、透明性の高いレポートを行っています。

レポーティングを通して投資してくれた方々の資金が適切に安全かつ安定した電力供給に貢献しているかを実感してもらえるようにしているのです。

 

インベンストメント事業

 

インベンストメント事業では特別目的会社に対し、匿名組合出資を行って売電収入に基づく安定した収益の確保を目指しています。

出資者から投資してもらった資金は匿名組合出資による投資になるため、投資リスクはあくまで出資持分に限定しています。

インベンストメント事業で行われている事業分野は以下の通りです。

 

・太陽光発電

日本での太陽光発電コストは年々下がってきていますが、ヨーロッパ諸国と比べると今でも割高です。

太陽光発電のエネルギー源となる太陽光は地域に制限がなく、システムの可動部分が少ない上に発電などが自動的に行われるなど比較的導入しやすいシステムです。

RSアセットマネジメントでは、用地交渉から企画、運用までをトータルでサポートしています。

対象地ごとに最適な太陽光発電システムの施工や保守を行うと同時に、環境貢献はもちろんのこと、事業性や経済性を追求し開発を行っているのです。

 

・バイオマス発電

バイオマス発電では、カーボンニュートラルという考え方のもと、環境負荷の低い発電方式として期待と注目を集めている事業の1つです。

国内外の家畜排泄物や生ゴミなどを資源として活用することで、持続的な資源循環を行う社会の実現が可能となります。

RSアセットマネジメントはバイオマス燃料を確保するため、2017年3月に合併会社を設立してマレーシアやシンガポールなど、東南アジアのパートナー企業と事業を展開しています。

 

・風力発電

風力発電は高い効率で電気エネルギーに変換でき、夜間でも風があれば発電できる風の力を利用した発電方式です。

発電コストが比較的に低く、施工する機関の短さもメリットです。

しかしより多くの発電を得るには、少しでも風の強い場所に風車を設置する必要があり、風の状況調査やシミュレーションなど、制度の高い解析が求められるため今の段階では難しいと言えるでしょう。

RSアセットマネジメントでは、小型風力や洋上風力を含めた風力発電事業の開発を行っています。

 

・地熱発電

地熱発電は、地球の内部にある熱を利用した発電方式で、昼夜問わず長期間安定した発電が可能です。

地球の内部にはマグマだまりという熱があると考えられており、火山大国の日本では地熱発電は純国産エネルギーとして安定した電力供給が期待できます。

現在は東北や九州を中心として展開されていますが、大規模なプロジェクトのためクリアする障壁は難関なものばかりです。

RSアセットマネジメントでは源泉の枯渇が無く、短い開発期間で低リスク、低コストなバイナリー発電を中心に開発を行っています。

純国産エネルギーが安定して供給できたら、安全で安心できるインフラ改革となるでしょう。

 

・水力発電

水力発電は太陽光発電と同様に、発電時に二酸化炭素を排出しないクリーンエネルギーで、古くから日本のエネルギー供給源として利用されています。

特に中小規模の河川や農業用水路などの水力発電が、自然環境に配慮した発電の方法として注目されています。

使われていない水資源を活用することで、河川環境の改善や環境保全にも結び付くと考えられているのです。

水力発電は太陽光に比べて多くの許可を必要としますが、設備利用率が高く出力変動が少ない電力供給が期待できます。

RSアセットマネジメントでは候補地の選定や実施設計を進めているため、RSアセットマネジメントのこれからにも期待が持てるでしょう。

 

・市場調査、海外環境ビジネス

RSアセットマネジメントでは、市場調査や海外環境ビジネスも行っています。

海外環境ビジネスでは、世界の中でも特に経済の発展が著しいアジアの各国において、エネルギーや環境問題対策が求められています。

そんな課題に対し培ったノウハウを活かし、パートナー企業と連携しながら各国の課題やニーズに合わせた再生可能エネルギーの事業展開を行っていくのです。

また市場調査では高い専門性や実績をもとに、培ってきたノウハウや情報を最大限活用して、新しい環境分野へのビジネスを構築していきます。

RSアセットマネジメントが市場調査で行う業務は裏方であり、新しい事業を展開していくわけではありません。

新規環境ビジネスのスタートアップに必要な支援を提供するのが、RSアセットマネジメントの役目です。

RSアセットマネジメントの実績

 

RSアセットマネジメントは、日本全国に数多くの実績を持っています。

最後は、RSアセットマネジメントの実績をご紹介しましょう。

 

・全国で80箇所以上

RSアセットマネジメントは、北海道から九州まで日本全国に80箇所以上もの実績を持っています。

現在は太陽光発電設備の実績が多いですが、バイオマス発電と風力発電で準備中の案件があることから、太陽光発電以外の発電設備もこれから取り入れていく予定なのでしょう。

全国の中でも特に案件が多いのが、関東地方です。

関東地方の案件は30箇所以上となっており、全国で見ても一番多く太陽光設備が設置されています。

 

・合計容量は450MW以上

合計容量は450MW以上と、多くの電力供給を行っています。

容量で最も多いのが設置個所と同じく関東で、約160MW以上となっています。

北海道や東北地方が広大な土地を持っているにも関わらず、なぜ関東地方が多くなっているのかというと、関東地方の方が施工管理がやりやすく自治体の協力も得やすいことが挙げられるでしょう。

特に東京都に隣接する千葉は山間部が多いため、施工しやすいと考えられます。

現在も千葉で施工準備中の案件が多いことから、これからも関東地方での案件が増えるでしょう。

 

今回は、RSアセットマネジメントの会社概要や業務内容などをご紹介してきました。

RSアセットマネジメントでは太陽光発電を主として、バイオマスや風力などの発電投資を行っています。

不動産投資よりも流動性リスクが低いため、出資者が安心して投資できるような体制が組まれています。

レポーティングも透明度の高いものにすることで、資金が適切に使われているのかを確認できるようになっているのです。

RSアセットマネジメントの施工中案件や準備中案件が多いことから、まだまだ発展途上と言えます。

しかし多くの企業が再生可能エネルギーに興味を持ち、RSアセットマネジメントに施工を依頼することで、より発展できることが見込まれます。

再生可能エネルギーの普及にこれからも注目していきましょう。