食は日常生活において重要なものであり、その生産や流通に関わる仕事は社会的意義があり、やりがいを感じられるでしょう。
数ある食材の中でも、食肉は日々の食事に欠かせないものと言えます。
そのうち鶏肉はポピュラーな食肉であり、新鮮な鶏肉が食べられるのは生産・流通を手掛ける会社が存在するからです。
三協食鳥は、京阪神・中国地区を中心に鶏肉の生産から流通・販売まで手掛けている会社です。
そんな三協食鳥はどのような評判があるのか、社員の口コミ情報を調査してみました。
会社の実態や働きやすさについてまとめているので、仕事に興味がある方はぜひ参考にしてください。
Contents
三協食鳥とはどんな会社?
三協食鳥がどのような会社なのか、まずは会社概要と事業内容についてご紹介します。
会社概要
社名:有限会社三協食鳥
設立:1964年
代表:代表取締役美土路昌作
本部所在地:兵庫県神戸市西区平野町中津589-10
事業内容:ブロイラー、銘柄鶏の加工・販売/牛肉、豚肉、加工品および一部輸入肉の卸販売/農畜産物の生産・加工・販売
三協食鳥は、京阪神・中国地区を中心に鶏肉の生産・流通・加工・販売までワンストップで手掛けている会社です。
1964年に設立され、当時は岡山県津山市にて自社農場を所有し、豚やブロイラーの飼育を行っていました。
現在は岡山県北部に1万6000坪の農場と1万坪の田園を所有し、グループ会社と連携しながら、鶏肉を中心とした食肉の流通事業や農業事業を展開しています。
事業内容と特徴
三協食鳥が目指すものは、農業生産を中核とした複合企業体です。
食は人命や幸福に関わる要素だからこそ、生産から流通過程まで正確にマネジメントできる国内完結型農業が理想的と考えています。
この理想を実現するためにグループ会社で分社経営を行い、鶏肉の生産・流通・加工・販売まで一貫対応できる体制を実現しました。
例えば、鶏肉の卸販売は三協食鳥と株式会社京都三協食鳥、グループの管理統括や採用、お米の製造販売、鶏肉の加熱加工は株式会社ナチュラルノーサン、農場・田園の経営は河辺農場が担当しています。
幅広い事業に対応できるため、国内自給率の向上の貢献につながっています。
鶏肉のカットや加工は、業態に合わせて対応することが可能です。
スーパー・小売店向けや外食産業向け、給食用など幅広いニーズに対応しています。
鶏肉専門卸であるために、特殊な部位や鶏ガラ、加工品なども提供できる点も強みです。
2016年5月に食品の安全性を確保するシステム「HACCP」の認証を取得しており、品質管理や食品安全について継続的に改善を続けています。
万全な衛生管理体制の中でカット・加工を丁寧に行い、お客様からの信頼と満足を獲得しているのです。
また、京阪神・中国地区に支店・営業所を設置し、積極的に営業活動やスムーズな配送を行っています。
専属ドライバーが迅速に商品を届け、ルートセールスマンが新商品の提案やメニュー開発などに役立つ情報を届けることで、クライアント企業に貢献しています。
三協食鳥の社員の口コミ評判をご紹介
三協食鳥で働く社員の口コミから、会社の評判を見ていきましょう。
“アットホームな会社ではある。社長と社員との距離が近く意見を取り入れてもらいやすい。イベントも多々あり、経費として落として貰える。”
引用元:https://en-hyouban.com/company/10001409967/kuchikomi/5609277/
社内はアットホームな雰囲気があるようです。
社長とコミュニケーションが取れる機会があるため、自分の意見を伝えることができ、それを取り入れてもらえることもあります。
イベントも多いようなので、様々な人と親睦を深められるでしょう。
“ベースはそう高くはありませんが、スキルが上がったり、できる仕事の幅が広がれば基本給がプラスになる仕組みがあります。扶養する子どもが居れば、22歳まで子ども手当が一人につき10,000円支給されます。また、残業手当も固定支給ではなく、残業分すべて計算され支給されます。”
引用元:https://en-hyouban.com/company/10001409967/kuchikomi/7811203/
スキルの向上やできる仕事が増えることで評価され、昇給につながるようです。
残業手当は残業した分だけ支給される仕組みとなっているので、支払われないというトラブルはないと考えられます。
“食品である鶏肉関係を、長年扱っているので名前が浸透していると思います。ある意味、風通しもよいと思う。”
引用元:https://en-hyouban.com/company/10001409967/kuchikomi/7811203/
鶏肉流通のプロフェッショナルとして、京阪神・中国エリアでは名前が浸透しているようです。
取引先は多いと考えられるので、安定して売上を出せている企業と言えます。
三協食鳥の企業理念や社風をチェック
就職・転職では仕事内容や待遇が重視されますが、会社の経営理念に共感できること、社風が自分に合っているかどうかも大切なポイントになります。
ここで、三協食鳥の経営理念や社風についてチェックしてみましょう。
経営理念
三協食鳥は、食の美味しさと安心安全を届け、社会に貢献することを目指しています。
食に求められる美味しさ・安心・安心の3つは、いつの時代も変わらない要素です。
だからこそ、生産者とのつながりや生産加工を透明なものとして、安心かつ安全な国産農畜産物を提供し、日本の農業と一緒に成長することを目指しています。
現在は鶏肉のスペシャリストとして、兵庫・京都・岡山エリアでは最大級の鶏肉取扱い会社にまで成長しました。
売上は15年連続で拡大しており、これからも成長が期待できる会社です。
社風
三協食鳥では、真面目さや正直さ、人に優しくすることを大切にしています。
挨拶や掃除、整理整頓など当たり前のことは当たり前にでき、お客様や社内の仲間に対して常に正直であることを心がけています。
関わる相手のことを考えながら、自分でできることを頑張るという考えが浸透している社風のようです。
社内では一人ひとりの個性を受け入れており、地道なことでも頑張りに対して正当に評価を行っています。
責任と裁量は個人にゆだねられ、自立した仕事を行うことが求められる環境であり、自己成長を望めるでしょう。
困った時は周りがフォローしてくれる体制も整っているようなので、孤独を感じる心配もありません。
三協食鳥の給料モデルや働きやすさは?
働く上で気になることと言えば、収入や働きやすさでしょう。
ここで、参考に三協食鳥の給与モデルや休日休暇、福利厚生・制度についてご紹介します。
給料モデル
新卒採用情報によると、過去の入社月の支給実績は、営業職・製造職・事務職のいずれも月収18万円となっています。
実際には、年度や職種によって変わる可能性があるので注意しましょう。
また、基本給に加えて残業代や役職手当、住宅補助、交通費が支給されます。
昇給は年1回、賞与は8月と12月の2回です。
休日休暇
営業職・製造職・事務職のいずれも完全週休2日制となっています。
休日は職種によって以下のようになります。
営業職:日曜、水曜
製造業:シフト制
事務職:日曜、水曜または土曜
有休休暇は10~20日で、2021年度の平均取得日数の実績は6.0日となっています。
閑散期となる5~8月にリフレッシュ休暇として、有給の取得を推進しているようです。
休暇制度には、年末年始休暇、慶弔休暇、産前・産後休暇、育児休暇、介護休暇があります。
福利厚生・制度
社会保険や国が運営する退職金制度の中小企業退職金共済、確定拠出年金を完備しています。
また、大型・中型自動車免許の取得支援やその他業務に必要な資格取得支援制度を設けているので、自発的にスキルアップすることが可能です。
入社後は新人社員集合研修やOJT研修、階層別研修、スキルアップ研修などに参加できます。
まとめ
三協食鳥は、京阪神・中国地区で最大級を誇る鶏肉取扱い会社であり、社会や人々の暮らしに貢献している企業です。
ネットでの口コミではネガティブな評判もありますが、仕事にやりがいや魅力を感じている社員の声も多くあります。
また、基本的な福利厚生や制度を用意しているので、安心して働くことができるでしょう。
美味しく安心安全な食肉を通じて、社会に貢献できる仕事がしたい方は、三協食鳥の求人情報をチェックしてみてください。
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