日本国内にいくつものパチンコ企業がありますが、宮城県仙台市を拠点にしている「株式会社つばめエイジェンシー」をご存知でしょうか?
つばめエイジェンシーは宮城県仙台市に本社を構えるパチンコ店を運営する企業で、創業から30年以上の歴史を誇り、「おどろき」「楽しさ」「ワクワク」を届け、地域から愛させることを目指しています。
現在は宮城県だけでなく福島県や栃木県にも店舗を構え、成長を続けている会社です。
また、宮城県柴田町等に寄付金を送るなどの社会貢献活動にも力を入れています。
今回はそんな株式会社つばめエイジェンシーについて詳しくご紹介していきましょう。

つばめエイジェンシーとは

株式会社つばめエイジェンシーは宮城県仙台市に本社を構える会社です。
代表取締役は中原文吉氏で、主に遊技場の経営、飲食業を行っています。
関連会社6社、従業員数が2019年12月時点で144名を抱えている企業です。
現在は休業中の店舗も含めると宮城、福島、栃木に10店舗を展開しています。
つばめエイジェンシーの前身である有限会社大松商事は昭和57年7月に設立され、同年11月につばめパチンコ大熊店を開店しました。
その後平成3年12月までに4店舗を新たにオープンさせ、平成6年に有限会社中原企画を設立します。
同年12月には新たに1店舗を開設すると、平成14年に有限会社大松商事が、有限会社中原企画を吸収合併、同年8月に福島県相馬市に店舗を出店し、平成15年2月につばめ本部を双葉郡浪江町に開設しました。
同年4月に福島県の南相馬市に新たに店舗を開設すると、11月に有限会社大松商事を分割し、有限会社つばめエイジェンシーを設立し、パチンコ店6店舗の経営を行います。
その後も店舗の拡大、店舗名の変更などを経て、平成18年に現在の形である株式会社つばめエイジェンシーへと組織変更し、平成19年1月に株式会社富岡コアつばめ、5月に株式会社宮城コアつばめをそれぞれ開設しました。
平成20年に福島県に、平成21年に宮城県に1店舗ずつ店舗を拡大し、平成23年2月に富岡コアつばめを吸収合併します。
本部を福島県郡山市へ移転し、株式会社宮城コアつばめを吸収合併後、27年に栃木県に新たに店舗を開設し、現在の体制になりました。
株式会社つばめエイジェンシーでは社会貢献活動として宮城県、福島県の各市町村への寄付金の贈呈、栃木県の花火大会の協賛、ペットボトルキャップを集める活動などを行っています。

つばめエイジェンシーでの働き方

つばめエイジェンシーでの働き方を、実際に働いている社員の例を交えながらご紹介しましょう。
仕事の内容は下記のように多岐にわたり、それぞれスタッフの役割が異なります。
・球出しや景品交換、店内でのトラブル対応などにあたるホールスタッフ
・店内の巡回や、駐車場、お客様の誘導に当たるホスピタル(警備)スタッフ
・利用者が心地良く利用できるように店内やパチンコ台の清掃などを行う清掃スタッフ
・店舗での電話対応や、従業員の給与計算や経理業務を担っている事務スタッフ
・求人応募者の対応、会社説明会などの企画、運営を行う総務スタッフ
【実際の業務例】
・女性ホールスタッフの場合
主な業務はホール巡回の他、景品交換などのカンター業務、景品の商品が変わった時などの商品登録などです。
地域によっては開店時間が8時なので、7時15分頃出勤し、開店前の準備を行います。
開店後はカウンターでの景品交換や、利用者の対応、手が空いている時は清掃やなどの業務を行い、16時15分に業務終了後、帰宅します。
・女性アシスタントマネージャーの場合
主な業務はスタッフの指導や教育、円滑な店舗運営のための備品や設備の管理です。
早番と遅番に時間があるので、シフトによって出勤、業務開始の時間が変わります。
早番の場合は7時頃に出勤し、ホールでの利用者の対応や、事務所では業務連絡やデータ入力などの作業を行い、17時は帰宅しています。
・男性ストアマネージャーの場合
従業員の管理や金銭の管理、労務管理などといった店舗運営を担っています。
日によって遅番の日は出勤は15時20分ごろで業務開始時に早番の人からの引継ぎを行い、どのくらいの利用者がいるか、パチンコ台のメーカーとの連絡、従業員シフトを組む、今後導入するパチンコ台の選定、従業員教育などの業務を行い、0時45分に店舗を閉め、業務終了となります。
・男性本部副部長の場合
業務は主に財務や総務、経理や人事などの会社の管理部門の業務を全般的に行っています。
本社勤務のため店舗業務とは体制が違い、出勤は10時でその後メールチェックやパチンコ関連の業者との打ち合わせ、応募者管理や資金管理、会計などの管理業務を行い、18時に仕事を終え、退勤します。
つばめエイジェンシーでは入社から昇格までのスピードが速く、入社から半年も経たないうちに一連の業務ができます。
そして、入社から3年ほどで店舗運営に携われるポジションに昇格できる実例があります。

労働環境と今後の課題
当社は協調性のあるスタッフが多いので、風通しが良くて、スタッフ同士の人間関係も良好なのですが、弊社しか知らない社員が多いと感じています。
こちら、2019年に常務に就任した中原慶太氏へのインタビュー記事の一文です。
上記から、新卒・中途両者にとって居心地の良い職場環境であることは明白ですが、極端な居心地の良さは各々の成長速度を遅延させる可能性も否定できません。
もちろん、パチンコ店に対するネガティブなイメージを払拭するには、社員同士の関係性をアピールすることが非常に有効でありますが、その一方でお互いに切磋琢磨し組織力向上に務める姿勢も不可欠です。
店舗数拡大・導入台数増加を目標に掲げる中原氏は、
社内の人事評価制度の見直しをしたいですね。
と述べた上で、具体策として「中途採用の強化」をあげています。
ここには、中原氏なりの
「豊富な経験値を有する人材を中途として配置すれば、必然的に他の社員は自身の職務態度を省み、不足部分を補おうと奮闘するのでは」
という狙いがあるようです。
良好な関係性は維持しつつ、根底で切磋琢磨し合える労働環境を作り上げること…それこそ、つばめエイジェンシーが抱える課題であり、中原氏の目標を叶える上で不可欠な要素なのかもしれません。
採用実績・採用情報

採用実績
2016年 | 男性4名、女性2名 |
2017年 | 男性2名、女性3名 |
2018年 | 男性4名、女性5名 |
つばめエイジェンシーではあまり男女比関係なく採用していることが分かります。
2020年以降もその傾向は変わらないでしょう。
採用情報
つばめエイジェンシーでは採用時の求める人材に重視する点として「行動力」「協調性」「向上心」の3点を挙げています。
・「行動力」
常に成功する必要はなく、失敗を経験して学んでいくためにまずは行動を起こすことに重要視しています。
失敗したらなぜ失敗したのかを考え、検証を繰り返していくことで成長するので、そのためには行動することが必要という考えです。
・「協調性」
つばめエイジェンシーの業務はパチンコ店なので接客業であり、利用者の気持ちになり快適な空間の提供をできる人材を求めています。
また、会社の方向性に向かって、仲間と共に成長できる人材を求めているため、協調性を重視しています。
・「向上心」
一緒に働く人は仲間であり、同時にライバルでもあるという考え方です。
一緒に働きライバル心や、競争心が生まれお互いがお互いを刺激しあい、切磋琢磨し、スキルアップするためには向上心が必要という考えです。
つばめエイジェンシーで募集しているのはカウンタースタッフやホールで利用者の対応を行うホールスタッフと、パチンコ店の運営に関わる業務全般を担うことのできる総合職です。
座学やロールプレイング形式での社員教育制度があるので、パチンコをしたことがない、パチンコに関する知識がなくても入社後に身に付けることができます。
雇用保険や健康保険などの各種保険の福利厚生が充実しており、出産育児に関する休暇も整備されています。
店舗付近に社宅を用意しているので、つばめエイジェンシーが展開していない地域からの就職も安心できるでしょう。
つばめエイジェンシーは年齢や性別に関係なく能力や実績を評価する制度ができているからこそ、社員のやる気、向上心で成長していけます。
結果として社員の成長が早く、入社から昇格までのスピードの速さにつながっているのでしょう。
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