シロカのノンフライオーブンSCO-501/SCO-502は揚げ物までサクサクにできちゃうって本当?

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まずは実際に焼いてみた。

ノンフライオーブンはパンやお菓子を焼く以外に、
油を使わずに揚げ物が作れると大きな話題を呼んでいます。

中でもシロカのノンフライオーブンは、
揚げ物がサクサクにできると言いますが、本当なのか疑う方も多いでしょう。
そこで本当にサクサクになるのか、
シロカのオーブンで調理ができるパンやピザ、揚げ物を実際に焼いてみました。

■パン

パンをトーストする時のオーブンの設定を250度のコンベクション調理モードにし、
3分ほど焼いてみると、表面がサクサクとしていて中はふんわり・もっちりとした状態になりました。

■ピザ

シロカのノンフライオーブンには、ピザプレートが一緒に付いてきます。
ピザもコンベクション調理モードで5分程焼くと、
チーズに焼き目が付くほど表面がカリッとし、中はしっとりした食感が楽しめます。

■冷めた揚げ物

電子レンジや普通のオーブンで温めると衣がべちゃべちゃします。
そんな冷めたから揚げをコンベクション調理モードで焼くと、
表面がサクサクで中のお肉を柔らかく仕上げることが可能です。
まるで、揚げたてのような食感と風味があり、揚げ物がさらに美味しく感じます。

■ビーフカツ

油を使わずに調理ができるというのを証明するべく、ビーフカツを調理してみました。
油受け用のトレーをセットし、下準備が完了したビーフカツをコンベクション調理モードで約10分加熱してみると、表面の衣がサクサクでお肉は肉汁が出るほどジューシーに仕上がります。

上記のようにパンやピザだけでなく、油を使わずに揚げ物を揚げることや揚げたてに近い状態で温められました。
他のノンフライオーブンは揚げ物をサクサクにできずに失敗するケースは珍しくありませんが、
シロカの製品は高性能で調理の失敗は少ないと言えます。

SCO-501/SCO-502の特徴

なぜシロカのノンフライオーブンは、他の製品と比べて性能が高いのか特徴を見ていきましょう。

■機能について

シロカのノンフライオーブンはコンパクトな設計ながら、食パンが一度に4枚まで焼ける大容量です。
揚げ物の惣菜を温め直すと触感が損なわれがちな天ぷらでも、カリッとした食感に戻ります。
SCO-501とSCO-502にはピザプレートが備わっており、ピザも楽しめます。
庫内の本体底にはパンくずトレーがあり、扉を開けなくてもトレーを外して洗い流せるので手入れも簡単です。

■コンベクション調理モードとは?

SCO-501とSCO-502には、コンベクション調理モードが存在します。
ファンが内蔵されており、そのファンで熱風を強制的に対流させ、
熱とオーブン(ヒーター)により焼きあげるモードです。

一般的なオーブンは輻射式と言われ、
紫外線のエネルギーでヒーターを加熱し、
側面から熱を放射させるタイプです。
しかし、シロカのノンフライオーブンは対流式で、
庫内全体の空気を熱伝導で温めるため、じっくりと中まで火を通します。

■シロカのノンフライオーブンの特徴

油で揚げないので、揚げ物のカロリーを抑えてヘルシーに仕上がります。
またオーブン料理も、コンベクション調理や上下のヒーターで焼き方を変えられるので、
自分好みのオーブン料理が作ることが可能です。
庫内は上・中・下と焼き網やトレーの位置を調節できるので、様々な料理で活用できます。

他のメーカーのオーブンと比べてみた

シロカのオーブンには、熱で包むコンベクション調理と一定温度で調理するオーブン調理、
焼き目を付けるグリル調理、蒸し料理に使うスローベーク調理があります。

しかし、他のメーカーには上記の機能が無かったり、特徴が違ったりする製品があるようです。
そこで、他のメーカーとシロカのオーブンにはどのような違いはあるのか比べてみました。

■ツインバード
シロカのオーブンと異なる点は、
オーブンの段の数と付属のピサプレートがストーン製でないことと、
温度調節の可動域です。
シロカのオーブンの段数は3つに対し、
ツインバードの段数は最下段の1段のみなので
調理するものによって焼きムラが出てしまいます。

温度の調節機能も100~230度と、シロカより20度低い設定です。
また、ツインバードにもピザプレートがついていますが、
ストーン製ではないため石窯のような焼き加減にはなりません。

価格はシロカよりも安いですが、
焼きムラができることと温度調節機能が少ない点はシロカより劣るでしょう。

■アイリスオーヤマ

アイリスオーヤマのオーブンはツインバードと似たような基本性能ですが、
温度調節はシロカと同様の100~250度です。

つまみや容量もシロカと一緒ですが、オーブンの段数は1段のみで水受けが付いています。
水受けが付くことにより、オーブン内での熱風対流でスチーム効果ができ、
しっとり・ふんわりと焼き上げます。

こちらもピザストーンは付いており、ストーン製なので石窯のような食感が味わえるでしょう。
シロカと似ている部分が多いですが、オーブンが1段しかないので焼きムラが気になりそうです。

■タイガー

タイガーのオーブンは250度までの温度調節機能が付いていますが、
スローベーク調理とオーブン調理ができません。

オーブンの段数はシロカ以外の他社と同様に1段しかありませんが、
ガラス部分に耐熱Wガラスを採用しているので焼きムラの低下が見込めます。

また、シロカと同様に自動調理ボタンがあり、マイコン制御で温度管理をします。
完全なノンフライオーブンとは言えませんが、
シロカと同様な性能を持つオーブンレンジと言えるでしょう。

どんなメニューがあるの?

シロカのノンフライオーブンは高性能だと分かりましたが、
どのようなメニューが作れるのでしょうか?

シロカのオーブンは、基本油で揚げて作る鶏のから揚げやコロッケが作れます。
他にもフライドポテト、ドーナツ、春巻きなど、様々な揚げ物料理が可能です。
また揚げ物だけでなく、グラタンやローストビーフ、パエリアなどのオーブン調理もできます。

さらに、ピザプレートで石窯風のピザが作れるほか、一般的なパンのトーストまで焼けます。
肝心な油の後片付けは、底部分の受け皿を取り出して水で洗い流せば落とせるので、
衛生面でも安心です。

 

ノンフライオーブンの魅力とシロカの理念

シロカのノンフライオーブンは、簡単に調理できて衛生面でも安心設計な家電です。
経営理念である心豊かな暮らしを築くとは、簡単で便利な生活を意味しているのかもしれません。
また衛生面も安全で、様々な調理ができるというシロカのこだわりが感じられます。
これらを通して、使う人々を思いやる機能が詰まっている商品と言えるでしょう。