玉木雄一郎さん(国民民主党代表)のプロフィールと活動をまとめてみた!

玉木雄一郎
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国民民主党代表の玉木雄一郎氏をご存知でしょうか?
玉木氏は、多くの人の意見に耳を傾け、さらに自分の意見も発信できるよう、Youtubeやツイッター、ブログなどを使った活動を行っています。
そんな玉木氏はどんな生い立ちで政治方針としてどのようなものを掲げているのでしょう?
また、代表を務めている国民民主党とはどういった政党なのでしょうか?
今回は、玉木雄一郎氏と国民民主党に関してご紹介していきます。

生い立ちとエピソード

玉木雄一郎氏は、どのような生い立ちやエピソードのある人物なのでしょうか?
玉木氏についてご紹介します。

玉木雄一郎氏とは

1969年5月1日に香川県大川郡寒川町(現さぬき市)に生まれた玉木雄一郎氏は、3兄弟の長男として誕生しました。
父は農協で畜産の仕事に従事し、母は自宅近くの特別養護老人ホームに勤務していました。
母親の運転するバイクの後ろに座って幼稚園に通う際に、風に吹かれながら歌を歌うのが気持ち良かったことを今でも覚えているようです。

そんな自然の多い土地で小学時代は様々なスポーツを経験、バレーやサッカーに積極的に取り組む中、特に力を入れていたのが水泳だったそうです。

中学に入ると野球部で活躍し、3年生になるとキャプテンに抜擢されます。

高校に入ると軽音楽部に入り、バンド活動を始めます。当時、玉木少年はギターやピアノを独学で覚え、曲作りが出来るようなるまで力をつけた事から、音楽にのめり込んでいた様子が伝わってきます。

(カラオケ店で徳永英明さんの「壊れかけのradio」を歌ってスカウトされたこともあるそうです。)

上記した内容から高校進学を堺にスポーツからキッパリ縁を切ったと思われそうですが、やはりここでも多彩さは健在だったようで、体育の授業中に立ち幅跳びでかなりの記録を出し、先生に陸上部入りを進められたものの、大学でやるからと断った、というエピソードが残っています。

(その後大学に入ると陸上部に入部、400m走と棒高跳びが得意種目だったとか。)

 

「政治家の学生時代」というと、世間一般的には「日本の未来を憂いて勉学に勤しみ学友と社会活動に参加する」というイメージを持たれることが多いと思います。けれど、玉木氏の学生時代のエピソードを見る限り、良い意味でバラエティ豊かで多彩さに溢れ、「青春時代を精一杯謳歌している」様子がひしひしと伝わってきて、非常に好感が持てますね!

玉木雄一郎

玉木氏の方針

大蔵省に入省し、入省3年目に留学のチャンスを与えられハーバード大学のケネディスクールにて学んだ玉木氏は、その後多くの活動から様々な経験をします。
それが現在につながっている部分もありますが、実際にどのような方針を掲げているのでしょうか?

玉木氏が持つ基本理念と方針

国民民主党の代表者となった玉木氏は、このような基本理念を持っています。

弱肉強食ではない福祉国家の実現

現実的な平和主義の構築

徹底した情報公開と行政改革

そして内政の3つの柱として教育、年金、農業に関してこのような意見を述べています。

1.教育
地域や家庭環境に関係なく子どもに対して最高の教育を行い、公教育の充実を行うこと
高校までの無償化を実現し、大学や専門学校の給付型奨学金の拡充、もしくは限定的な無償化
借金の見直しを行い、成長に寄与する投資に国債を使用すること

2.年金
低所得者限定の月額約7万円の最低保障年金の創設
財源や所得税負担率を見直し、不公平を改善
医療や介護の自己負担額の上限を設ける制度の導入

3.農業
農家の所得保障や収入保険で継続を可能にする
生産工程の認証取得を支援制度の導入
各種農業補助金を農政局単位で交付金化

他にも多くの方針を掲げ、日本の未来に貢献できる社会を目指して活動しています。

国民民主党とは

玉木氏が代表となる国民民主党とは、どのような歴史のある政党なのでしょうか?
国民民主党の歴史や政策についてご紹介します。

国民民主党の歴史

日本の政党である国民民主党は、2018年5月に民進党と希望の党の一部が合流してできた政党です。
小池百合子東京都知事が衆議院の解散に向けての流れに乗って希望の党を結成しました。
希望の党自体は保守系の政党であり、その反面民進党はリベラル系と呼ばれる政党であったのですが、民進党の中にも結構保守寄りの考えを持つ政治家も多くいました。
これによって党自体が分裂した状態となり、リベラル系の政治家達は立憲民主党という政党を作りだし、保守系の政治家が希望の党へ行くこととなりました。
これにより、野党の中での2番目の大きい政党となり、その後希望の党は国民民主党として新たな新党を結成することになります。

政策

国民民主党の政策は現実的な議論をし、国民の生活に直結するための社会保障や経済議論を積極的に行っていこうという姿勢で行っています。
国民への責任を果たすために民主主義を守り、現在の課題だけでなく未来への課題も視野に入れて、着実に解決するための中道改革政党であることもアピールしています。
チルドレンファーストとして、全ての子どもにチャンスを与え、様々な教育の推進を目指していて、すべての就学前保育・教育を無償化や大学授業料の減免などを明記しています。
他にも働く人にとってやりがいを与えられるように、長時間労働をなくす法律の制定やワークライフバランスの実現、また育児休業給付の実質100%支給なども挙げています。
今後の高齢化社会に備えた予防医療への取り組みや、介護職員の給与引き上げ、また多様な価値観や人権を尊重する取り組みも積極的に行う政策を明記しています。

最新のニュースをチェック!

国民民主党の代表となる玉木氏は、最近このような活動から注目されています。
玉木氏の最近のニュースをまとめてみました。

玉木雄一郎

自由党との合併交渉

玉木氏が代表を務める国民民主党と小沢氏が代表を務める自由党が、合併に向けた協議に入っていることが明らかになりました。
4月の統一選挙に向けて自由党が解党となり、国民民主党に合流する形を目指し、その焦点には原発政策が挙がるのではないかとの見解もあります。
国民民主党と自由党は、どちらも2030年代原発ゼロや脱原発を掲げている政党であり、政策として大まかな方向性が一致している部分があります。
しかしながら、国民民主党は安全基準を満たした場合に限り、原発再稼働を認める立場を持っており、自由党は再稼働反対を政策にしています。
この部分が、どのように合併に影響してくるのかも注目されていますが、お互いに原発に依存しない社会を目指していることには変わらず、どれだけ歩み寄った政策や理念になるのかが注目されています。

また、このように野党が合併することで自民党には大きな焦りとなっているようです。
自民党は1955年の合併以来、政権の中心となってきた政党であり、歴史的にも長いものがあります。
衆議院、参議院ともに圧倒的な議席数があり、圧倒的な支持率があることでも知られています。
しかし、数々の自民党議員の問題発言など不穏な空気が世論で流れ、安倍政権にもその影響が出始めているため、この合併が自民党に大きく影響してくるのではないかとの焦りがあるようです。
それは政界の剛腕と呼ばれ、田中角栄の子分筋と呼ばれる小沢一郎氏が、国民民主党と合流により対抗してくるのではないかという部分や、そこに玉木氏がいることで野党第1会派に躍り出ることで、政権に多大な影響を与えることは間違いないでしょう。
そのため、政権運営が危うくなることを予想した解散総選挙になることまでもささやかれています。
政権を握っている自民党を脅かす存在になることが予想されるニュースです。

韓国レーダー事件での発言

慰安婦問題において、韓国との関係悪化が目に見えてきた日本ですが、昨年の12月に能登半島沖の日本海にて韓国海軍の駆逐艦が、日本の海上自衛隊の所有する哨戒機に対して、射撃管制用レーダーを照射したことが明らかとなり、日本から韓国に対して抗議する事態に発展しました。
日本政府は、警戒監視・情報収集の一環として排他的経済水域内を飛行中、韓国海軍の駆逐艦および警備救難艦を確認。
そしてその様子を写真撮影したところ、一方的に韓国側から火器管制レーダーの照射を受けたことを公表しました。
レーダー照射は火器の使用に先立ち実施することであり、他国の航空機に行うには大変危険な行為だと指摘します。
また、防衛省の専門部隊の解析により、レーダー波は一定時間継続的に照射されていたことも確認されました。
しかし韓国側は当初認めていたことも否定して、韓国海軍艦船に対して日本の海上自衛隊機が先に低空飛行で威嚇飛行したと主張してきました。
また人道主義に基づいた活動中であるにも関わらず、威嚇飛行を行った日本側に謝罪要求したことも関係悪化につながっています。

これに対して玉木氏は、“レーダー照射は「敵」に対して行う行為であり今回の韓国艦の行為は許されざる行為。韓国がすべきは変な言い訳ではなく明確な謝罪と関係者の処分だ。マティス長官の辞任といい、日米韓の連携を揺るがすような事態が、韓国、米国の双方から生じていることを深く憂慮する。付け入る隙を与えてはならない。”と批判し、日本の政治家ならもっと抗議すべきだとも訴えています。
このような発言から世論では同意の声が多く上がり、国民民主党のスタンスをもっとアピールする声も多くなっています。

新紙幣に対する考え

2019年4月、「日本の紙幣と硬貨のデザインが一新する」旨が発表されました。以上のニュースに対し、玉木雄一郎氏は独自の意見を述べ、日本の金融事情に新しい価値を提案しています。

海外では電子通貨やスマホ決算アプリの一般化が進んでいるという話しを頻繁に聞きます。特に中国では、観光客増加を狙い屋台でのスマホ決算対応を急ピッチで進めているようです。
しかし、年々観光客が増加しているというのに、通貨や支払いシステムの電子化の話題が海外と比較し少ないのが日本の現状です。想像するに、玉木雄一郎氏はこの状況を鑑みて、世界経済と足取りを揃えるべく、敢えて「円の電子化」という話題を強調したのでしょう。

(4月10日追加)

玉木雄一郎氏が考える「日本経済」の問題と今後のあり方


まず、投資家以外の人間でここまで経済について具体的に論じた人間を個人的に初めて見ました。この言い方は多少大袈裟かもしれませんが、「政治家=日本政治を論じる者」であって、正直経済に明るいという印象を持っている方が少ないでしょう。

上記した玉木雄一郎氏のTweetを見れば、日本の景気がいかに不安定な状態か一目瞭然ですね。加えて国交問題もアンバランスな今、トランプ大統領の決断によって日本が今後大打撃を受けることになるのか、または見事な復活劇を遂げるのか、状況は刻一刻と変わっていきます。

玉木雄一郎氏が望むように予算委員会での審議はもちろん、新しい時代に突入した今こそ国民一人ひとりが「国の行く末の舵取り」の責任を担うタイミングであることを、殊更に強調する意図がこの言葉には含まれているのかもしれません。

(5月15日追加)

更に、消費税や輸出入の問題に加え日本経済の行く末を暗くしているのが「年金」です。
最近発表されたニュースでは、「今後老後を迎える人間の生活を安定させるには2,000万円不足している」という驚きの事実が発表されました。

以上について玉木雄一郎氏は次のようにTweetしています。


要するに、政府はすでに100年安心プランが崩壊していたにも関わらず、国民に公開せず時間を置いてしまったことが一番の問題であるからこそ、即刻に検証が必要であると玉木雄一郎氏は指摘しています。

(6月13日追加)

まとめ

ここまで玉木氏の生い立ちとエピソード、また玉木氏の政治的方針や国民民主党についてご紹介してきました。

玉木氏は、学生時代にのびのびとした自然な環境で育ったことや、そこで学んできた経験が大きく影響している部分があるとも語っています。
学生時代、懸命に取り組んできたことから心身ともにタフになってきたことや、初めて船でグアムに行き、そこで異文化に触れたことで国際的な視野を持つことができたなど、多くの思い出や体験が今の玉木氏に繋がっていることが分かりました。
また、ハーバード大学のケネディスクールに留学したことで、人生最大に勉強できたからこそ、大きな刺激になり政治の世界を志すきっかけにもなったようです。
さらに日本の良さを体験する機会があったことも、さらに日本を好きになるきっかけになり、無謀な挑戦にも挑んでいくことができたとも語っています。
多くの厳しい時代を体験し、感謝する心を忘れない玉木氏は、今後の政治において欠かせない存在になっていくのではないでしょうか?