皆さんは「UTコンストラクション」という企業をご存知でしょうか?
UTコンストラクションは一般の方だとあまり耳にしたことがない会社かもしれませんが、建設業界などでは名が知られている人材派遣・請負事業を担う会社です。
そんなUTコンストラクションに入社し働きたいと考える方もいらっしゃることでしょう。
働きたいと考えた時、やはり気になってくるのが採用要項や福利厚生、職場の雰囲気などです。
そこで今回は、UTコンストラクションを受ける場合、採用要項や福利厚生はどうなっているのか、そしてUTコンストラクションで実際に働いている人の口コミ・評判はどうなのか、ご紹介していきます。
ぜひこれからUTコンストラクションに入社したいと考えているという方は、今回の記事を参考にしてみてください。
Contents
UTコンストラクションの概要
東京証券取引所第一部に上場している企業のUTグループの子会社の1つである、UTコンストラクション株式会社の会社概要から企業理念などをご紹介していきましょう。
UTコンストラクション株式会社の会社概要
UTコンストラクション株式会社は、2012年4月17日に設立されたUTグループの子会社で、主に建設技術者の派遣事業・建設設計から施工請負事業といったアウトソーシングサービスを展開しています。
代表取締役社長を務めているのは保苅浩史氏で、資本金は4000万円とされています。
他、UTコンストラクション株式会社の役員には、取締役として筑井信行氏、磯部勝氏、佐藤真澄氏、山岸健太郎氏、佐藤亨氏、外村学氏が就任しており、監査役には福森正人氏の名が連なっています。
本社は、東京都品川区東五反田1丁目の電波ビル6階に位置していますが、本社以外にも全国各地の都市部でオフィスを展開しており、仙台・東京・名古屋・大阪・福岡に拠点を持っています。
社内の平均年齢は29歳となっていることから、比較的若い人材が多く活躍していることがわかるでしょう。
2019年3月期での売上高は29億円となっており、注目度の高い会社であることが考えられます。
現在の建設業に関わる労働者の派遣状況は、展開しているオフィスごとにマージン率を記載しており、UTコンストラクション株式会社の企業情報から閲覧することができるでしょう。
事業を行うための許可として、一般建設業東京都知事許可と一般労働派遣事業許可、有料職業紹介事業許可を取得しています。
UTコンストラクションの企業理念
UTコンストラクションは企業理念として、「ワクワクで未来都市を建設する」としています。
そのためには、未経験でも挑戦できるように支援すること、社員のキャリアアップ支援、若い人に高い技術力を付けてもらい建設業界に新しい風を吹き込むことを基盤として事業を展開しています。
UTグループ全体としても、「はたらく力で、イキイキをつくる。」というミッションを掲げており、全ての人が働くことへチャレンジするきっかけを与えてくれる会社となっているのです。
それぞれが高い目標を掲げて挑戦していくことで、挑戦しやすく、成長しやすい環境を社内から作り上げていることが考えられます。
UTコンストラクションの特徴・強み
UTコンストラクションは、建設業界を支える会社だとされています。
それには、UTコンストラクションならではの特徴や強みが関係してきているのです。
ここからは、UTコンストラクションの特徴と強みについてご紹介していきましょう。
建設業界に特化したアウトソーシングサービス
建設事業を行う際には、建設地の調査から始まり設計、施工、施工完了に至るまでの工程があります。
UTコンストラクションでは、その工程を一連の流れとし、全て一貫して360度サポートするアウトソーシングサービスを提供しています。
今までにないサービスであるため需要も高く、施工管理業務では良い人財を必要な時に必要な人数をしっかりと提供したり、派遣では行えない建設業務をUTコンストラクションがカバーしてくれるサポートを提供したりしているのです。
建設業界を満遍無くサポートしており、顧客からの要望にも丁寧にサポートできるようにサービスを展開しています。
UTコンストラクションの独自研修システム
新卒者や未経験者に向けて、UTコンストラクションでは独自の研修システムを展開しています。
研修システムでは、研修のための施設である「UTACC」を拠点として配属前研修を行っています。
配属前からエンジニアとしての育成を行っているのです。
配属後にもeラーニングなどで教育システムを構築しているので、全社員がスキルアップしやすい環境となっていることが考えられます。
このような取り組みから、建築士の資格取得や施工管理技士の資格取得を積極的に行い、キャリア形成に役立てることができるでしょう。
UTグループならではの強力な採用力
UTコンストラクションは、前述したとおりUTグループの子会社です。
そのため、全国各地に広がっている窓口から月に約1000名規模の採用をグループ会社全体で行うことができるのです。
新卒者だけでなく中途採用にも力を入れていて、グループ会社で他業務に従事していてもエンジニアを希望していれば、グループ内転職制度である「One UT」を活用してエンジニアとなることも可能となっています。
UTグループ全体となると大きな規模となっているので、それだけ個々の可能性や能力の適性に対して柔軟に取り組んでいる会社であることが考えられます。
顧客となるゼネコンや建設会社へ正社員として送り出す制度も
UTコンストラクションのクライアントは、主に大手ゼネコンや建設会社などです。
UTコンストラクションでは、現場で経験を積み、必要資格を取得したエンジニアをクライアント先へ正社員として積極的に送り出す制度を実現しています。
この制度は、「Next UT」と呼ばれています。
技術力が高いだけでなく、勤務態度が真面目な人材を採用する機会となっており、人材不足解消に役立っている制度と言えるでしょう。
UTコンストラクションの採用要項・福利厚生
ここまでUTコンストラクションの概要から企業の特徴・強みなどをご紹介してきましたが、そんなUTコンストラクションではどのような人材を求めているのでしょうか?
続いては採用要項や福利厚生を見ていきましょう。
UTコンストラクションの採用要項
UTコンストラクションが募集している職種としては、建設業界に携わる事業を展開していることから建設プロジェクトマネージャーとBIMエンジニアとしています。
建設プロジェクトマネージャーとBIMエンジニアの仕事内容としては、大規模建設プロジェクトのメンバーとして最先端ソフトウェアを用い建設設計やBIM、CIMに携わる仕事としており、2020年に開催される東京オリンピックや2027年リニア中央プロジェクト等の大規模建設を担う仕事内容となっているでしょう。
未経験でも充実した研修制度やプロジェクト管理を学びながら実践していくことから、安心して応募することができると言えます。
UTコンストラクションの福利厚生
福利厚生は、UTグループ全体で共通事項となっており、充実した内容となっています。
社会保険は、雇用保険・労災・健康保険・厚生年金を完備しており、他にも借上社宅制度や社員持株会、資格取得支援制度、永年勤続表彰、各種施設の利用時の割引などがあります。
特に、資格取得制度は国家資格の取得も目指せる研修カリキュラムを完備していることや、資格取得時にかかる費用を最大24万円までとはなりますが、会社が負担してくれる制度となっています。
資格を取得すれば、どの資格かにもよりますが資格手当を毎月の給与にプラスして支給されることも魅力的です。
国家資格を取得し、実践経験を積むことでより自身の人材価値を高めることが可能となっています。
他にも奨学金支援制度を設けており、対象条件はあるものの毎月2万円の補助金額を入社後の初任給時から最大で5年間奨学金支援を受けられます。
提出書類と選考方法
採用時に提出する書類は、通常であればES提出からSPI選考、履歴書提出を行わなければなりませんが、UTコンストラクションでは人物を重視した選考を行っているため、提出する書類は必要ありません。
選考方法は学部や学科などによって選考フローが異なりますが、説明会を行った後に面接を行い選考をしています。
場合によっては、エントリーシートの提出が必要となるケースもあります。
実際に働いている人の評判、口コミ
UTコンストラクションの会社概要から採用情報、福利厚生までをご紹介してきましたが、実際に働いている人の評判や口コミはどのようなものが多いのでしょうか?
充実した福利厚生であったことから、様々な制度が取り入れられていましたが、実際に有給が取れやすかったりするのかどうか、評判や口コミから見ていきましょう。
“有給はとりやすい。入る会社によって、休み体系は異なる。基本的には土日祝は休みだが、現場仕事の場合は土曜出勤もある。”
この口コミから、有給は少なからず取りやすい会社であることが考えられます。
入る会社とありますが、どこの事業所に配属されるかで休み形態は多少異なるでしょう。
しかし、現場仕事であれば土曜出勤があることはあらかじめ念頭に置いておく必要があります。
“派遣先により、勤務・残業時間は異なる。基本的には1日8時間程度。残業代は多いにせよ少ないにせよ、しっかりと出る。”
派遣先での仕事内容は、それぞれで異なります。
しかし、それでも残業はほとんどないことから、派遣にとっても社員にとってもブラックではない会社と言えるでしょう。
もし、残業をしたとしても働いた分だけしっかりと残業代がもらえることから、社内体制が整っている証拠と考えられます。
“ジョブチャレンジ制度が導入され若手の社員でも管理職となり、担当する新入社員の派遣業務に携わることができる”
UTコンストラクションの強みであるジョブチェンジ制度では、若手の社員でも管理職となれることから有益な経験を積むことができる制度でしょう。
大手企業であるとなかなかジョブチェンジ自体が難しく、苦手意識があっても現場仕事や派遣業務に携わらなければなりません。
しかし、UTコンストラクションでは研修制度やジョブチェンジ制度などの制度が充実しているので、働きやすさを実現することが可能となっていることが分かります。
“以前同じ業界で正社員として働いていたが、給料はそこよりは多い。残業代や休日出勤手当がちゃんと出ていることに感動した。”
UTコンストラクションは今最も建設業界で成長を見込まれている会社でもあることから、給与は比較的に多くなっていることがわかります。
また、残業代や休日出勤手当までしっかりと支給されていることから、他の建設会社よりも福利厚生や待遇も整っていると言えるでしょう。
働きやすい環境となれば、正社員の離職率も少なく、給与や支給がしっかりとなされていればそれだけ安定して働ける会社であると考えられます。
UTコンストラクションのまとめ
2020年の東京オリンピックや2027年のリニア中央プロジェクトなど、大規模な建設が必要となるものが今後たくさん控えています。
そのため、現在よりも建設業界の需要は高まることが考えられます。
しかし、現在でも深刻と言える人手不足問題がさらに深刻化してしまう恐れがあります。
人手不足から、業務が激務となりやすく、他企業との競争も多いことから疲弊しやすい業界とも言えるでしょう。
UTコンストラクションは、そんな疲弊しやすい環境を建設業への人材派遣を行うことで業界の課題とも言える人手不足解消を担う会社であるということが考えられます。
建築業界に特化したサポートを360度要望に応えられるように事業を展開していることから、業界全体の悪循環を解消していくことができるのではないでしょうか?
技術や資格があればUTコンストラクションならではの制度から転職や転籍もしやすく、より働きやすい環境作りを行っていることが分かります。
口コミからも、建設業界では曖昧になりやすい残業代や休日手当支給がしっかりと用意されていたり、福利厚生も整っていることから、安心して働きやすい会社であると言えるでしょう。
今後もさらなる成長が期待できることから、安定性もある会社だと考えられます。
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