やまとハブって何?!今話題の着物のやまとの活動について調べてみた!

《この記事については、アフィリエイト・取材費の提供等を目的として掲載をしています》


きものやまとは、創業から100年以上も続く着物専門店です。
フォーマルな着物から普段から着られるカジュアルな着物まで、豊富なラインナップを用意しており、様々な目的で着物を購入できます。
そんなやまとではやまとハブを運営しており、着物や日本の文化を広めるために様々な取り組みを実施しています。
具体的にやまとではどのような取り組みを行っているのか、知らない方も多いでしょう。
今回は、今話題となっているやまとハブのことから、きものやまとに関する口コミ・評判までご紹介します。

きものやまととは?

きものやまとは、株式会社やまとが運営する着物ブランドの一つで、同社のマザーブランドになります。
まずは、きものやまとを運営する株式会社やまとについてご紹介しましょう。

株式会社やまとの概要

株式会社やまとは、矢嶋榮二氏によって1947年に設立されました。
現在の代表取締役を務めるのは、4代目の矢嶋孝行氏です。
本社は東京都渋谷区にあり、2021年3月時点できものやまとを中心に99店舗を展開しています。
やまとが目指すものは、振り幅日本一の着物屋です。
着物の可能性を信じ、その可能性を広げたいと考えて事業を展開しています。
マザーブランドのやまとの下には、KIMONO by NADESHIKO、DOUBLE MAISON、Y. & SONS、THE YARDの4つのブランド、YAMATO Tsunagari Projectというプロジェクトが展開されています。
これらのブランドとプロジェクトを通じて、着物ユーザーのマーケットシェアを拡大しながら、着物に馴染みがないユーザーに向けて新しいマーケットの創造を手掛けています。

やまとの歴史

やまとの歴史は長く、創業は1917年(大正6年)まで遡ります。
元々は小さな呉服店でしたが、第二次世界大戦後に2代目社長の矢嶋榮二氏が東京・新宿で株式会社を設立したことで、株式会社やまとが誕生しました。
矢嶋榮二氏は1959年に渡米し、専門店チェーンの構想を練り始めます。
自社オリジナル商品の開発に着手し、また着物をポピュラーなものとするために1965年から店舗の全国展開を始めました。
1973年には売上高が3桁台の企業にまで成長しています。
1977年には着物業界では初となるチェーン店100店舗を突破し、さらにイメージキャラクターに芸能人を起用したこともあって、知名度はますます上がってきました。
その後も、着物を身近なものとするために「きものファッション化」や「きものカジュアル化」を提唱し、様々なオリジナル商品の開発・販売に注力しています。

やまとの活動

やまとは、着物に関する事業やプロジェクトを展開し、日本の着物文化を守りながら、日常に定着させる努力を続けています。
店舗や通販サイトで着物商品を販売するだけではなく、レンタル事業や着付けなど着物に関する幅広い事業を手掛けています。
2012年にグループブランド振袖レンタルショップのidol(アイドル)を設立しました。
idolは関東エリアと大阪に店舗を展開しており、どの店舗も駅から徒歩5分圏内でアクセスできることから、気軽に立ち寄れると評判です。
また、2013年からはきものやまとと、なでしこの全店でかんたん着付レッスン「着物倶楽部」が始まりました。
着物倶楽部では、店舗で着物や帯などが用意されているので、手ぶらで着付けを学べます。
コースも色々あるので、自分の目的に合わせて選択できることから多くの人に利用されているのです。
また、やまとは1978年に一般社団法人きものの森(旧財団法人衣服研究振興会)を設立し、文化事業も展開しています。
具体的には後継者育成する事業を展開しているほか、産地で安定して継続的にものづくりができるように、支払いの早期化にも取り組んでいます。

やまとが運営する「やまとハブ」とは?

やまとハブは、株式会社やまとが運営する着物や日本の文化を体験・体感できる場所です。
2021年12月にやまとハブ広場が開催されて以降、様々な取り組みを行っています。
やまとハブは、子ども・サステナブル・地域社会の3つのテーマを軸に展開しています。
この3つのテーマのビジョンは以下のとおりです。

子ども

全ての子ども達に平等に着物にまつわることを体験してもらって、前向きな気持ちを育む

サステナブル

着物に関わる全ての人・ものに関する持続可能な取り組みの実現

地域社会

着物と交わることで、地域と少しずつ仲良くしていく

この3つのテーマを主軸に、着物や日本の文化が広がる可能性を探し、様々な形で前向きな未来を作りだすことを目標にしているのがやまとハブです。

これまでに実施されたやまとハブの取り組み

やまとハブの活動は多岐にわたっています
過去にどのような取り組みを実施してきたのか、活動内容を一部ご紹介しましょう。

やまとハブ広場

やまとハブの取り組みを体現する場所として、やまとハブ広場を本社で開催しています。
第1回は2021年12月10日~12日に開催されました。
会場では端切れを使った正月飾り作り、普段は捨ててしまう玉ねぎの皮を使った染体験、着物の構造を学べる紙工作などのワークショップなどが実施され、子どもから大人まで楽しめるイベントとなっています。
また、2022年4月30日と5月1日に第2回が開催されました。
第2回では、やまとの各ブランドが展開する着物や浴衣を試着し、イベントを楽しめるやまとクロゼットを実施しています。
ワークシップには、前回好評だった和裁士体験ができる紙工作、水引で作る季節のお花、端切れを使ったコラージュカレンダーを実施していました。
また、きものポストという名で、着なくなった着物の回収も行われていました。
2022年8月には本社を飛び出て、大阪で出張イベントも開催されています。
そこでは親子でゆかたの試着体験、端切れを使ったうちわ作り、カレンダー作りを体験できるワークショップが実施されました。

藍の栽培

2022年4月に社内で緑化に興味を持つ有志者を集め、園芸部が設立されました。
自分たちで育てた植物で布を染めてみたいなどの想いを持つメンバーの手により、藍の栽培が行われています。
藍は、東南アジアを原産とする古くから藍染の原料として使われている植物です。
藍染の原料となるので特別な方法で育てられているイメージがありますが、実はプランターで簡単に育てることが可能です。
やまともプランターで丹精込めて藍を育てています。
また、やまとハブ広場で栽培した藍の葉を使った染色体験を開催することを目標にしています。

地域清掃

「自分たちの働く町は、自分たちで綺麗に」を合言葉に、毎月30日をゴミゼロクリーンデーとして清掃活動を実施しています。
各部署から自主的に社員が参加し、本社周辺のゴミ拾いを行っています。
社員は着物姿でゴミ拾いをしており、企業のアピールにつながっているようです。
本社周辺のゴミ拾いを通じて地域社会に貢献できると同時に、色々な部署の社員が参加するので交流の一環にもなっています。

職業体験

2022年5月から子ども達にむけて職業体験を実施しています。
全ての子ども達に平等に着物に触れる機会を与えることを目的に行われています。
職業体験を通じて、子ども達は着物に触れる喜びや楽しさ、人に喜んでもらった時の感動、もの作りの素晴らしさを実体験することが可能です。

この他にも全国各地で着物に関する体験やワークショップなど、色々な活動に取り組んでいく予定です。
やまとハブの取り組みは、公式Instagram(yamato_hub)で発信されているので、最新情報を知りたい方はフォローがおすすめです。

きものやまとの口コミ・評判

きものやまとは、オリジナル着物の販売やレンタル、やまとハブの運営を通じて着物や日本文化を広める活動に取り組んでいます。
そんなやまとは、世間ではどのように評価されているのでしょうか?
やまとハブの参加者やきものやまとを利用したことがある人の口コミをピックアップしたので、そこから評判を見ていきましょう。

やまとハブに関する口コミ

まずはやまとハブ広場に参加した人の口コミからご紹介します。

“やまとハブ行ってきた!
好きな浴衣着せてくれて水引のお花もめっちゃ丁寧に教えてくれて
きものポストっていう古着のお裾分けも頂いた!”
引用元:https://twitter.com/pinyora523/status/1520725936165232640

やまとハブ広場2ndに参加された方の口コミです。
数ある着物・浴衣から好きなものを選んで試着できることや、ワークショップに満足しているようです。
また、会場では古着回収を行っており、参加者は古い着物を回収してもらえるだけではなく、他の参加者の着物から気に入ったものを持ち帰りできます。
古い着物の回収・再利用を通じて、サステナブルに貢献しています。

“やまとハブ広場、行けなくてめちゃくちゃ後悔してたんですが「和裁士になろう」公開されてる
絶対やる!!!!”
引用元:https://twitter.com/matoukimono/status/1493594904135892992

様々な事情でやまとハブ広場に行けなかった、または開催を知らず行けなかった人も多くいます。
そんな人達への配慮なのか、開催後に紙工作のプリントデータを配布していました。
SNSではプリントアウトして、ペーパークラフトを楽しんだ人の口コミがいくつか投稿されていました。
柄のデザインが可愛く、着物についてより深く知ることができるので、参加者やプリントアウトして作ってみた人からはかなり好評のようです。
すでにデータの配布は終了していますが、今後再配布が行われる可能性があるのでInstagramをチェックしましょう。

着物や振袖など商品に関する口コミ

続いては、きものやまとの店舗を利用した、商品を購入したことがある人の口コミをご紹介します。

“KBN @byNADESHIKO
マドラスチェックの余り布加工で
雪駄とポーチを頼んでたのが完成しました
きものやまとさんありがとう
思ってた以上に可愛くて最高
これ女子の草履で作ったらすごくかわいくなるだろうなぁ
商品化しないかなぁ?”
引用元:https://twitter.com/union_kimono/status/1587038516726226944

きものやまとでは、着物の仕立てで余った布を使った小物の加工を行っています。
雪駄、バッグ、ポーチ、センスなど色々な小物に加工することが可能です。
思い入れのある布やお気に入りの布を使って自分好みの小物が作れ、とても可愛いと人気があります。
上記の口コミ投稿者はやまとのブランドの1つである、KIMONO by NADESHIKOで取り扱う余り布を使い、可愛く仕上がったと大満足のようです。

“ちょっと前によく行くきものやまとのお店でバリアフリー的な二部式着物みたいなのありますよと紹介あったなぁ。バリアフリー的と言っても楽に着れると思うので誰でもどうぞ〜って感じだった。
普通の仕立てよりも+1万くらいらしいけど、あったらかなり便利だと思う”
引用元:https://twitter.com/go10_0_komo2x1/status/1579827666899066880

きものやまとは、着物を特別なものではなく、身近なものにしたいと考えています。
その実現のために、どんな人でも着られるユニバーサルデザインの着物開発にも力を入れています。
通常の仕立てよりも少し高くなってしまうようですが、ユニバーサルデザインの着物の便利さに魅力を感じる人もいます。

“#きものやまと さんにお願いしていたNADESHIKO BASIC(洗える着物) 千鳥 白黒が届いた~
マイサイズお仕立てで2万円ちょっとでめちゃくちゃお手頃だけど、生地もしっかりしててお値段以上
NADESHIKO BASIC全部そろえたくなっちゃうw”
引用元:https://twitter.com/yui__alice/status/1573178767857573888

やまとでは、洗える着物シリーズを展開しています。
ポリエステル素材を採用しているので、自宅でも洗濯してもシワにならず、普段から着物を着る人に人気の商品です。
リーズナブルな価格で手が届きやすい上に、生地が丈夫で品質も良く、デザインまで可愛いという点も人気につながっています。

“やまとはオールマイティーなイメージある。手の届きやすい価格でカジュアルからフォーマルまで幅広く扱ってる感じ。”
引用元:https://twitter.com/lotuseater108/status/1495580322586849280

きものやまとは、他社と比べて幅広いニーズに応じているイメージを持つ人もいます。
価格帯もリーズナブルな着物が多く、フォーマルなシーンで着られるものから日常的に着用できる着物まで購入可能です。
きものやまとには色々な目的で着物を購入できる便利さがあり、多くの人に親しまれているのでしょう。

まとめ

今回は株式会社やまとが取り組むやまとハブの紹介にあわせて、きものやまとに関する口コミ・評判もご紹介しました。
やまとハブは、子ども、サステナブル、地域社会の3つを主軸に、イベントやワークショップの開催、社員による清掃活動、職場体験などに取り組んでいることがわかりました。
本社で実施されているやまとハブ広場には、多くの人が参加し、着物の試着やワークショップを楽しんでいます。
イベントを通じて子どもも大人も楽しく、着物や日本の文化に触れて、深く理解できるようになっており、口コミでも好評です。
これからも全国各地で色々なイベント・ワークショップを実施する予定なので、今後の活動にも注目していきましょう。
また、商品に関しても、「可愛い」「安いのに良質」「幅広い商品がある」といった口コミが多く、きものやまとの商品は大勢の人に愛用されています。
ぜひきものやまとの店舗やオンラインストアを活用し、好みの着物・振袖を探してみてはいかがでしょうか。